苦痛なFTP計測とはおサラバ?GARMINのアプリ「What's my FTP」を試す

世の中は便利なものでロードバイクの走行データやトレーニング結果を管理してくれるサイトとして「Strava」や「Training Peaks」といった有名サイトがあります。
とくに「Strava」はメジャーですので登録して使用されている方は多いでしょうし、トレーニングに特化した「Training Peaks」も有料ではありますがその分、機能が充実しているようでガチでレースをされている方々からは人気なようです。

そしてそれらに対抗するサイトして、まだそれ程メジャーではありませんが「Xert」というサイトがあります。
説明はこちらに譲るとしまして簡単に言うと「Training Peaks」対抗のロードバイクのトレーニングに特化したデータ管理サイトですね。
ですが今回の目的は「Xert」の紹介ではありませんw
「Xert」が苦痛なFTP計測を回避するために開発したGARMIN用アプリの紹介です。
その名も「What's my FTP」
詳細な説明はこちらをご覧ください(超手抜き)

まぁ要するにConnectIQとパワーメーターに対応したGARMIN製品(EDGE520/820/1000)にこのアプリをインストールすると、リアルタイムで何時でもFTPが計測できるという、とても素晴らしいアプリなのです。

FTP計測といえば一般的な方法では20分間死に物狂いで走り続けないと測定できません。
それがあまりにも苦痛なのでなかなか挑戦できずにいる人は少なくないと思います。
うん、私のことですね。
その為、最近のGARMINのサイコンにはFTP自動計測機能がついていますし、「Strava」「Training Peaks」そして「Xert」等にも過去の走行データからFTPを推測する機能があったりします。これらを参考にすれば正式な測定方法ほど正確では無いかもしれませんが、おおよそのFTPは分かります。

では、この「What's my FTP」使う意味は?と思われるかもしれませんが、このアプリの最大の特徴は走りながらFTP値がリアルタイムで確認できるところにあります。
myFTP
画面はこんな感じで表示され、スタート時はFTP100Wと仮定して表示されます。
そして、FTPが現在表示している値を上回ると円グラフが上昇し始めてある程度の時間を持続すると表示FTPが上がっていきます。
そしてそれに応じてグラフの上昇or維持に必要なパワーも上がっていきますのでそこから更にFTP値を上げたければより高いパワーで走り続ける必要がある訳です。
もちろん、表示FTPよりパワーが高ければ高いほど計測FTPの上昇スピードも上がりますので最初は順調に数値が上がっていきますが実際のFTPに近づくとなかなか上昇しなくなるわけですね。
GARMIN標準の自動FTP計測はFTP値を更新した時だけの報告ですし、「Strava」等では走り終わった後にデータを書くにしなければなりません。
その点、このアプリの場合は走りながらFTP値がリアルタイムで更新されていくのでなかなか面白いですよ。

とは言え
「実際に走る際にはその他のデータも見たいし、FTP計測で画面を潰したくない」
と思う方が大半でしょう。
ですが心配ご無用。このアプリは分割画面のどこか一箇所にだけ表示しておけば良いのです。
例えば私の使っているEDGE520の場合は画面が10分割できますのでそのうちの一つにこのアプリを選べばグラフ表示も含めてフル機能が使用可能です(画面が小さいので見難くはなりますが)それくらいなら何とかなるのでは無いでしょうか。
それだけで毎回の走行する度にFTP値が計測できるというわけです。

さて、以上の説明でどんなアプリかは分かってもらえたのでは無いかと思いますが、機能としては面白そうでも、実用的な数値を出してくれるかどうかは実際に走ってみなければ分かりません。
そんな訳で、昨晩何時もの天狗一武道会の「上福井~天狗岩」コースを走ってきました。
あまり短いコースだとFTP値が更新される前に走り終わってしまうかもしれませんので約35分ほど掛かる長距離のこのコースは計測に適しているのではないかと思われます。(後半の激坂区間が苦手なので私的にはちょっと嫌なんですがw)

まずはStravaの走行データがこちら


FTP計測ってことで序盤から気合い入れて飛ばします。ユニバーサル園芸までの序盤はAvg.290Wほどで快調に飛ばし、グラフはぐんぐん上昇していってFTP値も上がっていきます。
そのまま快走をつづけ前半の緩斜面区間6kmほどをAvg.276Wと絶好調のパワー値を叩き出し、いい感じで通過!
が、しかしここまでFTP計測ということで気合を入れすぎてしまった為、いつも通り激坂区間に入るとタレてしまって大失速。いや何時もより悪いかも(泣)
ここまで、いい感じに伸び続けて、高い値を維持してきたグラフが下がっていき、FTPの数値も伸びなくなってしまいます。これはアカン。
結局激坂区間となる後半のパワー値はAvg.241W…完全にタレまくりのこの区間はほとんどFTPの向上には寄与しませんでした。

後半の失速があったものの前半の緩斜面区間をいい感じでクリアできたこともあって、計測結果はFTP263Wとなりました。

ちなみにStravaが今年の走行データから推定したFTPはこちらとなります(クリックで拡大)
2017StravaFTP
Stravaが半年分の走行データから求めたFTPは262Wですから、今回一回だけの走行データから求めたFTP値との差は1W…
何と言いますか狙ったわけでは無いんですが見事にほぼ同じ値となりました。
たまたま調子が良かったこともあるのでしょうが、驚くべき正確さです。
「調子の良い時に全力でそれなりの時間走りきれた場合」
という前提条件はありますが、それを満たしていればなかなか正確なFTPが計測できるのではないでしょうか。
逆に本気で走って普段のFTP値を下回る結果になってしまったら「今日は調子が悪い」といった判断にも使えそうな感じですね。

まだ一回計測しただけですので結論を出すにはサンプルデータが少なすぎますが少なくとも「全く使い物にならない」ソフトではなさそうです。
ConnectIQに対応しているGARMINのサイコンとパワーメーターをお持ちの方は一度試してみる価値はあるのではないかと思いますよ。

もっとも本格的なパワートレーニングの指標とするならやはりコーガン式で真面目に計測するのが一番だと思いますけどねw
(じゃあお前がやれよとセルフツッコミを入れつつサヨウナラ~)

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コメント

No title

このアプリって、、パワメ無いと使えんの?

Re: No title

makotake さん残念ながらパワメ必須です。と言うかパワメ無いとFTP分かっても意味が無いのでは?

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