伊吹山ヒルクライムレポート:目標を余裕を持って目標クリア!と思ったら1分遅れた話

え~伊吹山ヒルクライム走ってきました。
予め断っておきますが今回愚痴っぽいです。申し訳ないです。

今回、「千石屋 CA65+」のsenさんと、Twitterでタイム競争して負けたほうが焼肉を奢ることを約束してました。
senさんとは大台ケ原でほぼ互角だったのでいい勝負が出来るだろうしお互いモチベーションアップに繋がるのではとの判断です。
お互い目標タイムは40分切り。
そんな中、senさんが以下のようなツイート



かくして

こうして当日は
【アップダウン対応】ロードバイクラップ表
を元に求めた2km区切りの区間ごとの目標タイムをハンドルバーに貼ってそのタイムを目指して走ることにしました。
このブログやsenさんには40分切りを目指すと宣言しましたが勝負を確実にするためにも目標ラップタイムは39分で作成。ラップ表通りに走れば1分余裕を持ってクリア出来る計算です。
「これで焼肉はイタダキだな」
と捕らぬ狸のなんとやら。このラップ表を目標に当日は走ることにします。

さて当日、ギリギリまで雨が降っていたりと不安定な天候でしたが幸い走る少し前に雨は上がり、少なくとも上りには支障にならない程度の路面コンディション。
これなら予定通りのタイムを目指した走りができそうです。

かくしてレースはスタート。最初の2kmは周りの流れを見ながら自分と脚の合いそうな方を見付けてその背中目指して走ってみます。
そして2km通過時のラップタイムは目標タイムをかなり上回る快調なペース。
「これはいい感じで登れているぞ。ただ予定よりちょっと速すぎるので焦って飛ばしすぎないようにしないと」
39分切りは私にはかなり頑張ってギリギリ達成できるかどうかのタイムのはず。
昨年の富士ヒルの時に、前半は目標タイムを上回る快調なペースで走るもそこで張り切り過ぎて脚が終わってしまい中盤以降大失速という苦い経験がありますのであまり無理せずペース通り走ることを心掛けます。

そこからは、ややペースを抑えるも4km,6km,8kmと順調過ぎるくらい順調に目標タイムを上回るペースで走り続けます。
「木曜日頃は疲労が溜まって絶不調だったけど思い切って金土と軽く回すだけに抑えたのでいい感じに疲労が抜けて先週末頃の絶好調の状態に戻ったのだろうか?」
39分切りとなればかなり苦しいレースになると予想していただけにある程度余裕を持って走れている自分に驚きつつも気持ち良く走り続けます。
そして最後のチェックポイント10km地点も予定タイムを上回るペースでクリア!
後は残り700mほどをトラブル無く走りきれば目標を上回るタイムでゴールできるはずです。

そして運命の10.7km(ゴール予定位置)タイムは何と38分をギリギリ切ったくらいのタイム!!!目標の40分を2分も上回る好タイム!?
だったはずなのですが・・・

何故かゴールが全く見えてきません。

「まあサイコン上の距離と実際の距離が少しくらいズレるのはよくあることだから、気を取り直してもうひと頑張り!」

しかし11kmを越えてもまだゴールは全く見えず。流石におかしいと気付き頭の中はパニック状態です。
「全長を間違えてラップ表を作った?それともサイコンがトラブっている?
何れにせよゴールが全く見えてこない以上まだまだ頑張って走らないと。
しかし残りタイムどうなってる?
あれ?40分がもう目前だよ?」

不味いことに残った区間はそれまでより斜度が上がる厳しい区間。そして間もなくゴールと思って気持ちが切れかけた自分はなかなか見えてこないゴールに焦り、残り距離に大いに苦しみます。

そしてゴール通過タイムは41分ギリギリくらい(正式タイムはサイトで公開されていないので未確認)
走行距離はStravaでも確認できる通り何故か予定より約1kmも長い11.6km。
10kmちょっとのコースで1kmも距離が間違っていてはラップ表など何の役にも立つはずがありません。
「公式のコース発表が間違ってた?スタートかゴール地点がずれた?
いやしかしルートラボから取ってきたコースデータだしスタートもゴールもあの位置以外に有り得ないし・・・」
何かサイコンの測定ミスで距離が長くなってしまったのだろうかと下りでもサイコンで距離を測定しましたがやはり11.6kmとなりました。たまたまミスったのではなく私のサイコンでは何度測ってもこの距離になってしまうようです。
しかし、帰宅後他の方のStravaデータを確認すると他の方はちゃんと10.7km前後に収まっています。
間違っているのは私のデータだけ。

なんじゃそりゃ~

かくして、私の今回のタイムは41分と目標タイムを大きく下回ることになりました。
しかし、しかし、この結果・・・何と言うか悔しいというか不完全燃焼というか・・・
全力を出し尽くしてこのタイムなら受け入れるしかありませんが、今回はラップ表をみながらペースコントロールをして余裕を持ってクリア!と思ったらこの結果・・・

ちくしょ~やり直してぇ、こんなタイムが今の自分の全力じゃないはずだ!!!

しかし、「意外と余裕を持って走れているな」と思いつつもそれを疑問に思わず「目標ペースをクリアできているからこれ以上は頑張らなくても良いや」と安易な判断に逃げてしまったその判断の甘さが今思い返すと悔しい。
自分の実力であのラップ表はギリギリのタイムのはずなのに何故自分は余裕を持って走れていることに疑問を感じなかったのか。そして何故余裕があるのに全力を尽くして走るという判断に切替えることができなかったのか。

この日の夜は思い返すと悔しくて悔しくて中々寝付けませんでした。
今年の富士ヒルシルバーを目指し、現段階での仕上がりを占う大事なレースでこの失敗。
もちろんサイコンが正しく距離を測定できていたとしても目標タイム通り走れたかどうかはやってみないと分かりませんが、しかし・・・

何にせよ、今のサイコンGARMIN EDGE520Jと使用中の速度センサーの組み合わせだと正しく距離が測定出来ないことが分かりました。
このトラブルを抱えたままでは富士ヒルでシルバーを目指したペース配分など出来るはずがありません。
何としても原因を突き止めて正しく計測出来るようにしなければなりません。そう思うと頭痛いです・・・流石に多くの人が使っているGARMIN EDGE520Jに問題があるとも思えないから、まずはタイヤ周長測り直して、問題なければ速度センサーの買い替えかなぁ・・・

いやしかし今回本当に愚痴と言い訳だらけで見苦しいブログになりました。
ここまで読んでくだり気分を害された方がおられましたらお詫び申し上げます。

そんな伊吹山ヒルクライムの走行データは以下のとおりです


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ヒルクライム大台ケ原参戦記:目標の結果とその考察など

いよいよ「ヒルクライム大台ケ原」の日がやって来ました。
今年のヒルクライムレースの最終戦。残念ながら今ひとつパッとしなかった今年のヒルクライムレースでしたが調子は上り調子ですし今年の集大成として何とか納得できる走りをしたいところですがさて結果は如何に・・・

■前日の会場入りと試走
と言ってもあまり書くことはありませんが、今回も買ったばかりの車で大台ケ原入り。そろそろ運転にも慣れてきました。
無事午後4時頃に受付会場に着いて受付を済ませ、足慣らしがてら軽くコースを試走しておくことにします。
疲れを残してもいけないので走るのはスタートから激坂区間開始点までの9kmほど。どのあたりまでトレインに乗って走れそうかを考えながら無理せず200Wペースで軽めに走ります。
気持ちよく汗をかいた所で引き返して翌日に備えて宿泊準備です。
この日は車を買って初めての車中泊でした。大台ケ原だし雨の可能性もあったので冷え込みに備えて厚めの寝間着と寝袋まで用意する万全な備えでしたが意外にも冷え込みは全然厳しくなく窓を開けたまま長袖シャツとズボンだけで眠れてしまうくらいでした。寝袋要らんかったなぁ・・・
時間を持て余しそうだったので試走から戻った後は大人しく車内で本を読んでいたらだんだん眠くなり気が付くと眠りに落ちていました。
何時間寝たんだよ俺は(笑)

■当日の朝
当日の朝は心配された雨の気配は全く無く、最高のコンディションでのレースになりそうな気配です。降雨量日本一と言われ実際試走時は土砂降りだったのに何故か毎年レースの日は降らないみたいですね。天候に愛されたレースなのでしょうか?
当日は朝4時起きで軽く食事を済ませてから、宿泊場所からレーススタート地点までの往復をしながらウォームアップ走行です。軽く走ってみた限りでは体調に特に問題は無さそうです。ウォームアップ後には無事に軽量化も済ませw準備は万全。
天候も体調も問題なし!後は走るだけです。頑張るぞぉ!

■レース各区間の走りと考察
さて、今回は実際の走行データをもとに各区間の走りとそれぞれの反省点と分析を交えながら振り返ってみたいと思います。
いや今回誰かと競り合ってとかドラマティックな展開が殆ど無かったので趣向を変えてみようと思いまして。

大台ケ原小処温泉分岐20160911
まずは前半の緩斜面区間の考察です。ここは
斜度が上がるまではトレインに乗って行き途中で斜度が上がるのでそこから先は無理せず自分のペースで走ることにする
という方針で目標タイムは20分でした。結果ですが
タイム:20分43秒。(昨年比-12秒)
目標タイムには届きませんでしたが一応自己ベスト更新です。
この区間は当初の想定通りスタートからトレインに乗り斜度の上がる小処温泉分岐点まで問題なくトレインに乗ったまま走り続けることが出来ました。斜度の上がる小処温泉から先、激坂区間スタート地点までは先頭トレインの速度についていけないのも想定通り。「千切れた後は無理せず240Wくらいで走りきれれば」との想定よりやや速い258Wで走り切りこの区間も自己ベストを更新。
何もかも想定通りなのになぜ目標タイムに到達できなかったのか?ですが、残念ながらトレインの速度が想定より遅めでした。小処温泉分岐点まではトレインに乗っていない昨年のほうが実は速いという意外な結果。
「トレインに乗ったおかげで今年は楽だな~」と思っていたら実はあまり速くなかったという(苦笑)
長く伸びた先頭トレインのやや後ろの方にずっと張り付いていたので作戦としては完璧だったはずなんですけどね。
まあ楽して引っ張ってもらおうという考えが甘かったです。

大台ケ原激坂スタート20160911
さて続いては問題の最難関、辻堂激坂区間です。
ここの作戦はシンプルに240Wキープで最後まで走り切るというものでした。
ただこれは斜度の低い乗鞍や斜度はあるもののずっと短い地元の天狗岩コースでしか検証していない走り方で40分以上続くこの難区間をその走り方で走り続けることが出来るかは未知数でした。試走は雨で潰れたし(笑)
さて、まずは結果から先に述べますと
激坂区間前半:241W
激坂区間中盤:226W
激坂区間後半:220W
激坂区間全体:230W

タイム:40分11秒(昨年比+29秒)
・・・タレました。
前半は想定通りのペースで登れていたのですが中盤くらいからタレはじめて心拍が上がっていくのを感じて、無理してタレて途中で力尽きた富士ヒルでの悪夢が頭をよぎり
「いつも心拍165bpmを超えると途端に崩れるのでそれを越えない範囲で・・・」
と弱気になって抑え気味で走ってしまい正直出し切った感が薄いです。大崩れこそしなかったですがガムシャラになって頑張ればもっと出せたんじゃないか?
と今になると思うのですがあの時は何だかんだでやっぱり苦しかったですし無理して240Wに固執していたら心拍が終わって以降タレタレになっていた可能性も高いですし結局のところ
「現実的な心拍数で目標のパワーを維持して走り切るだけの力がなかった」
この一言に尽きますね。
同じ240Wでもやはり苦手の激坂だと長時間維持し続けるのが私には難しいです。ですからあのコースで40分間240W以上を維持するには今よりもう一段階高い強度でトレーニングできるようになる必要ががありそうですね。

そして最後は得意のアップダウン区間です。
ここは得意区間だけにタイムを稼ぎたいところでしたが・・・
作戦では昨年同様に上手いことトレインに乗って平坦や緩斜面で大きく速度を伸ばすつもりでした。
しかし今年はまったく脚の合う人が見付かりません。昨年は走っていると後方スタートの快速組が次々と追い付いてきて快速区間はトレインに乗り、登りで引き剥がされるもまた次のトレインに乗り換えて・・・とトレインを乗り換えながら快走できたのですが今年は何故かこの区間では全く追い付いてこない・・・こうしてみると昨年は本当に運に恵まれていた様です。
仕方がないので登りで頑張って前に少し見えているトレインに追い付いてみたのですがそもそも単独走の私に追い付かれるトレインが平坦でペースが合うはずもなかった・・・
その先も快速区間はひたすら単独走。
アップダウンをグイグイ力を入れて走るのはそれはそれは気持ちが良いものでやっぱり物凄く楽しいのですが、最速で60km/h以上出るこの区間、トレインに乗れると乗れないとでは大きな差がでます。
頑張って飛ばしたつもりではありますが結果は
タイム:28分59秒(昨年比+34秒)
この区間自分としては気持よく飛ばしていたので結構速く走れた気がしていたのですが得意の区間で昨年の30秒落ちとか・・・トレインに頼れないとこうも走れないとは・・・まだまだ力が足りない!

かくして今年のトータルタイムは
1時間29分54秒(昨年比-63秒)
辛うじてこのレースの一つの区切りと言われる90分切りを達成ですが・・・
昨年よりほぼ一分遅れは正直残念な結果です。そして目標としていた1時間27分はあまりに遠い・・・
理想が高いのは良いとしても都合の良い展開ばかりを想定した足が地に着いていない高すぎる目標でした。

私の所属するO.H.C.(大阪ヒルクライム同好会)では
novさんが年代別準優勝!
すーさんがMTB部門年代別優勝!
ザクさん&きゃのんさんがペア部門で優勝!
チームSUNZOKUがチーム部門準優勝!

皆さん素晴らしい結果を残されています。

それに引き替え昨年から成長できていない結果に沈んだ自分が正直悔しいです。この一年のトレーニングは何だったのか・・・
自分はまだまだ頑張りが足りない。来年こそはリベンジといけるようにまた今週から出直しです。
大台ケ原ゴール20160911
写真はゴール後の石碑前で同じく90分切りを達成したsenさんと。

■ヒルクライム大台ケ原総括
大台ケ原リザルト20160911
昨年は会心の走りで目標を大きく上回る走りが出来たこの大会でしたが今年は無念のタイムダウン。
何とか90分切りで最低限の面目は保ったのが救いではありますが思うように成長できていない自分には焦りを感じずにはいられません。
今年のヒルクライムレースはこれで終わりですが、今年はまだエンデューロレースに幾つか参加する予定ですので気持ちを切り替えそれを目指したトレーニングをメインにやっていく予定です。
ですが、ヒルクライムの練習も定期的に続けて来年こそは自己ベストを更新して満足出来る走りをしたいところです。

結果は今一つで残念ではありましたが「ヒルクライム大台ケ原」という大会は最高でしたね。
昨年もそうでしたが村総出でこのイベントを盛り上げようという気持ちが伝わってくる暖かい雰囲気がこの大会の魅力です。
スタート時から下山し終わるまで沿道では応援で走りを盛り上げてくれますしゴールで、にゅうめんを無料でサービスしてくれる等の細かい心遣いも魅力です。
人気にあぐらをかいたやる気なし運営の関西屈指の規模のあのヒルクライム大会wも見習って欲しいものです(苦笑)
そしてやはり大台ケ原はコースが魅力的です。
序盤は緩斜面、中盤は最大の特徴である40分近く登り続ける長い長い激坂区間、終盤は気持ちよく走り抜けられるアップダウン区間とコースレイアウトがバラエティに富んでいて長丁場のレースながら退屈している余裕が全くありません(笑)
走っている最中はこれほど苦しいコースはそうそうありませんがそれだけに走り切った後の充実感もまた最高ですね。あんなに苦しんだのに走り終わると「来年もまた走りに来たい!」と思わずにいられませんから。
という訳で鬼が笑いそうですが
「来年もこのレースに参加して今度こそは納得できるタイムで走りたい!」
を目標として掲げてレースレポートのまとめとさせていただきたいと思います。

ちなみに早くも公式動画(速報版)がアップされていますね。2分45秒の真ん中に私の姿が(笑)


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「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」参戦レポート:収穫と反省と

「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」今年も参戦しました!
昨年ははるばる乗鞍まで出かけながら土砂降りの中、三本滝レストハウスまでの短縮コース開催と残念なことになりましたが今年はどうだったでしょうか。
そして絶不調の続く中掲げた1時間20分の目標は如何に…

■大会前日。現地への移動と宿泊など
今年は一人で参加することになったので現地までは輪行で行って松本市で一泊。
当日はレンタカーを借りて会場入りという計画だったのですが色々あって車(中古の軽ですが)を買ったので車で宿まで行くことにしました。
しかし車が納車されたのがお盆明けの8/20。一週間前やん(笑)
それまで20年以上ペーパードライバーだったので久々の運転に戸惑いましたが取り回しの良い軽だったことが幸いして何とか無事に乗鞍に入って受付を済ませました。

会場は私は着いた時には小雨のぱらつく天気。道中は土砂降りの区間もあり路面は濡れていて明日のフルコース開催は大丈夫だろうかと心配になります。
しかし天気予報では翌日の天気は曇り。そして受付から宿に向かうまでの間に雨は上がり青空も見えるようになってきました。
「これなら明日はフルコースいけるかも?」
と期待しつつ宿泊先に向かいます。

乗鞍は参加者のとても多い人気イベントなのですが会場へのアクセスがあまり良くないので会場近くの手頃な宿泊施設は抽選結果発表時にはまず残っていません。
そのため私のように松本市に宿を取るのが良いのではないかと思います。
私は松本の素泊まり用の安価なビジネスホテル「旅館 松風」という所に泊まりました。
松本市には宿泊施設が沢山あるので抽選が終わってから探しても十分空きが見付かります。
ただ問題なのが大会当日の松本から大会会場までのアクセス手段ですね。
自転車で自走して会場入りする人を今年も昨年も見掛けましたがかなりの距離がある上、道幅が狭い箇所が多く特に何箇所かあるトンネル内は自転車の走行を考慮していないのでとても危険です。
可能であれば、私がそうする予定だったようにレンタカーを借りて車で現地入りするのが一番確実だと思います。

宿についてからは大会に備えてお腹に溜まらないパンを中心にした食事とヨーグルトや納豆などを食べてお腹の調子を整え、早めに床につきました。

■大会当日
大会当日はレースが7時40分頃スタートなのでアップ時間も考え6時には会場入りしておきたいと考え4時に起床して5時前にはホテルを出発しました。
道中は特にトラブルもなく6時には無事会場入り。
天気の方は予報通り曇り空。どうやら雨にはならないようで一安心です。携帯で開催情報をチェックすると予定通り開催とのこと。
やりました!今年は3年ぶりのフルコース開催となります。
遥々乗鞍まで乗り込んだ甲斐がありました。曇り空なので噂の森林限界を越えた先の絶景が拝めるかは微妙ですがそれでも嬉しいものです。
早速自転車を組み立てコースの序盤を走ってアップを開始です。
富士ヒルの時は「疲れたら嫌だな」と思ってアップを怠り序盤でくたばったので(苦笑)今回は
・心拍数をMAXの80%の150bpmまであげておく
・15分ほどしっかり走っておく
という方針でアップを行いました。

■今回のレース戦略
さて、今回のレースの方針ですが、すでに何度も書いているように夏になって残念なことに絶不調に陥ってしまって調子の良かった時のような勢いに任せた走りは難しい体調です。
そして富士ヒルの時の周りの勢いに合わせて実力を超えた走りをしてしまい序盤で力尽きてしまった事も考慮して今回は以下の様な作戦を立てました。

・スタートからCP1の三本滝レストハウスまで
とにかく抑えて走る。序盤に心拍数170bpm(MAXの95%)を超えいきなり燃え尽きるのはもうゴメンだ!
目標パワーはAvg.240Wとして緩斜面メインの三本滝までは余力を残して中盤戦に備える。
・CP1からCP2まで
ここから斜度が上がってコースも難しくなるがAvg.220Wくらいを何とかキープして我慢の走りをしたい。富士ヒルの時は序盤の無理が祟ってこの段階で既に燃え尽きて200Wキープがやっとだったので今回は踏みとどまりたいが果たして…
・CP2からゴールまで
いよいよ森林限界に達して空気が薄く苦しい走りになることが予想されるのでAvg.200W位と想定する。苦しいだろうけれど頑張りどころ。力尽きていないと良いなぁ(笑)

このペースで走るとだいたい目標タイムの1時間20分で走り切れるはず。
何時もは計画を立てたは良いが結局勢いに任せて走ってしまいグダグダになるのが私のパターンだったけれど今回は大人の走り(笑)をしたいところ。
調子が悪いため逆に「何が何でも目標達成を!」といった気負いは無く何時もより緊張せずに大会に臨めている感じです。これが吉と出ると良いのだけれど…

■動画を撮ったよ
今回、ハンドルバーをエアロタイプから丸ハンドルに変更しましたのでハンドルにアクションカメラを取り付けられるようになりました。
折角なので今回の走りを撮影してみました。

ガーミンが無償提供している動画編集ソフトを使いコース全体図と斜度、速度、ケイデンス、心拍数、そしてパワー値が見られるようになっています。
YouTubeで公開していますので良かったら以下のレースレポートに併せて見てやって下さい。
ただし痛恨のバッテリー切れで最後の3分ほどが撮れていません。感動のゴールシーン(笑)が・・・

■いよいよレーススタート。序盤の走りは計画通り?
アップを済ませて会場に着くとものすごい人数が並んでいます。
昨年も土砂降りの中かなりの人数でしたが今年は晴れてフルコース開催と言うことでDNSの人が少なかったのでしょう。
大会はネット計測なので並ぶ位置はさほど重要ではないのですが前の方にいれば目標とさせてもらってペースを合わせられる人が選びやすいのではと考え前方に並ぶことにしました。
そして号砲が鳴り響きいよいよレーススタートです。
乗鞍2016スタート
スタートから多くの選手が快調に飛ばしていきます。確か伊吹山の時は300Wでスタートしても続々と抜かれていったものですが今回も上位陣は恐らくそんな感じのペースで走っているのでしょう。
私は無理せず走るという計画通り240Wを超えない程度に抑えながら走るのですが、周りには次々と抜かれていきます。最近ここまで抑えたスタートで走ったことは無いので本当にこんなペースで良いのか不安になりますが今の体調で無理して追いかけても絶対にすぐにヘタばると思い、飛ばしたくなる気持ちをグッと我慢。
動画をみてもらうと分かりますが本当に続々と抜かれていきますね。
しかし240Wのペースは今の自分にはピッタリだったようで心拍数は160前半より上がること無く安定し、富士ヒルの時のように序盤で大崩れすること無く走り続けることが出来ます。
道中ペースの合いそうな方を何人か乗り換えながら安定したペースで走り続けCP1までAvg.237W(目標値240W)とほぼ想定通りのペースで走り切ることに成功します。

■中盤は我慢の走り
CP1までほぼ予定通り走り切った私は給水所でアクエリアスを受け取り喉を潤しそのままCP2を目指します。
ここまではほぼ緩斜面だったのですがここからは時々10%超の高めの斜度の坂があらわれ更にこの区間終盤はつづら折りが延々と続き、一気に走り辛くなります。
この辺りから周りに疲れた様子の人が多くなり全体のレースペースも大きく落ち始めました。
私もいつもならタレタレになる頃なのですが序盤を抑えて走ったためかまだ少しは余力があるようで周りを抜いて走ることが多くなり始めます。
と言っても勿論私も疲れは出てきていますから余裕十分という訳では勿論なくこの区間の目標である220Wキープには結構苦戦w
周りを快調に抜いていけているので調子良いかな?と思ったら200Wを下回っていたりすることもありました。
それでも目標値が良かったのか心拍数は160台の半ばで安定。これくらいの心拍数だと楽ではありませんが何とかペースを保って走り続けることが出来ます。
結局この区間はAvg.214Wでした。目標の220Wはやや下回りましたが目標からすれば悪く無いペースだったのでは無いかと思います。

■終盤は絶景が!しかし空気が薄い
CP2を抜けるといよいよレースは終盤戦。ここまでかなり計画に近いペースで走ってきた事もあっていつものように大きくタレることなく走り切ることが出来ました。
しかしこの先はいよいよ森林限界を超え薄い空気の中で走り続けなければならなくなります。
それにタレタレにこそなっていませんが流石にかなり消耗してきました。ここからは200Wキープを心掛けながら走ることになります。
この日は曇り空でコース上は霧に覆われることが多くCP2通過時には山頂付近は完全に霧に覆われているように見えていました。
「これは噂の絶景は拝めそうに無いなぁ」
と思いながら走っていたのですが残り4kmの看板を超えた少し先、動画だと1時間2分頃突然霧が晴れその30秒後くらいにいきなり目の前がひらけて絶景が広がります。この辺りから森林限界なのでしょうか。
動画だと横を見ることが出来ないのでコース下に広がる絶景をお見せできないのが残念ですが、この絶景に
「ここまで頑張って走ってきた甲斐があった!!」
と報われた思いであと少し頑張ろうと新たに気合も入ります。
しかし、ここからは疲れもありますし、空気が薄くなってきたこともあってだんだん走りが苦しくなってきます。
この日は目標通りの走りで上手くいってきたのでここからは無理せず当初の予定通り200Wキープを心掛けながら走ることとします。
普段ならそこまで落とせば楽勝なのですがここまで来ると200Wペースまで落としてもあまり余裕はありません。
時折周りの景色を見て気を紛らせながら何とか極力200Wを下回らないよう頑張って最後の区間を走り続けます。
1時間17分くらい経過したあたりでまた辺りが霧に覆われ残りはひたすら霧の中の山頂を目指して走り続けることになります。
この辺りから空気が更に薄くなったためかちょっと頭痛を感じるようになりますが「残りあと少し!」と自らを奮い立たせて最後のひと踏ん張りです。
残り1kmの看板が見えいよいよゴールが迫ってきましたがいつもこれくらいでスパートかけて最後まで保たなかったことを思い出してここは我慢でペースを保って走り続けます。残り500mの看板が見えた所でそろそろ行くか!?まだ早いか?と判断を迷っていたらすぐに残り300mの看板が見えたのでヤバい!と思いダンシングに切替えスパート開始!
・・・と思ったらあっという間にゴールでした。スパート欠けるの遅すぎた・・・
最終区間はAvg.202W。ほぼ目標どおりのペースで走り切れましたが・・・ゴールタイムは・・・
1時間20分20秒でした。
目標タイムに20秒及ばず・・・

■ゴール後の楽しみ
今回、目標タイムに僅かに届かなかったのは残念ではありますが調子を大きく落としている中、ほぼ計画どおりのパワーで走り切り目標にかなり近い数値を出せたのは悪くなかったのではないかと思います。
一定のペースを守って走る今回の走りは今後のヒルクライムに大いに参考になりそうです。

でも・・・しかし・・・あと少し頑張れれば目標を達成出来ていたかと思うとやっぱり残念なのも確かですね。
スタートからCP1が、目標値240Wに対して237W、CP1からCP2は目標値220Wに対して214W。どちらも少し下回ってしまっています。計画は完璧でした。あと少し頑張って目標通りの数値で走れていたら恐らく目標タイムを達成出来ていたことでしょう。
う~ん、あとひと頑張りが足りなかったわ・・・

そして無理をせず余力を残しつつ走るという目標の走りは出来ましたが、完走後にまだ少し余裕が残っているため全力を出し切った感が薄く
「全体としてもう少しペースを上げても走り切れたのでは無いか?」
と思わずにいられません。もっとも、そうしていたら盛大にタレてグダグダになっていた可能性も否めませんが・・・まあ最適なペースを掴むにはまだまだ試行錯誤が必要ですね。

さて、ゴール地点は霧に覆われ
「折角山頂まで登ってきたのに残念だな・・・」
と思っていたら少し休んでいる間に霧は薄れていき周りに一面の絶景が広がりました。
一時は雨予報でフルコース開催さえ危ぶまれたのに山頂からの絶景を拝めるとは何という幸運。早速記念撮影です。
乗鞍2016記念札遺影1
乗鞍2016記念撮影2
今年は曇り空ながら運良くコース途中と山頂でタイミングよく霧が晴れ噂の乗鞍の絶景を楽しむことが出来ました。
フルコースの乗鞍は最高ですな!

暫く風景を堪能した後、長い長いダウンヒルを楽しみながら下りきり今年の乗鞍は無事に終了しました。

■乗鞍総括
乗鞍2016完走証
今年の乗鞍はとにかくフルコース走れて風景も堪能できて楽しかったのが一番ですね。
昨年は遥々乗鞍まで乗り込んで土砂降りの中、三本滝までしか走れなかったのですから大違いです。
レース内容については既に述べたように一定のペースを守る走りができたという収穫と目標タイムを達成出来なかったという反省がありますが、その両方を今後の走りに活かしていければと思っています。
2週間後には多分今年最後のヒルクライムレースとなる大台ケ原が控えていますが最悪だった調子も明らかに上昇傾向にありますし、そこに向けて、何とか更に調子を上げていき今度は目標を達成できる走りをしたいですね。

そんな今回の「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」の走行データは以下のとおりです。


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富士ヒルレースレポート:富士山麓に夢見た白銀の世界は遠く…

いよいよやって来ました富士ヒル本番。
ロードバイクを始めてから約1年半。これまでのヒルクライムの集大成としようとシルバーリング獲得の1時間15分以内での完走を目指してトレーニングを積んできました。
果たしてその結果は如何に…

■今回のレース方針
今回、合同練習をした、まきちゃん達とウェーブが別れてしまったこともあり、タクさんにお願いして人気ブログ
「格好いィお父さんに俺はなる!」 のみつさん率いる「VIVA★ZAPPEI」チームのトレインに参加させていただくことになりました。
みつさん、快く承諾いただき本当にありがとうございました。
みつさんなら恐らくシルバー獲得はいけるでしょうし、大所帯のZAPPEIさん達と走れば自分の実力以上の走りができてしまうのではなかろうかと考えての戦略です。
果たしてこの作戦の成否は!?

■いよいよレーススタート
スタートの合図がなりいよいよ私達第3ウェーブの選手たちが出走です。
実際の計測開始地点までは少し距離があるのでそこまではゆっくりペースで進みます。
予定通り、ZAPPEIさん達のトレインに参加させてもらうべく目立つZAPPEIジャージを目印に後ろについて無事合流に成功。
そしていよいよ計測開始ポイントを通過してレース本番がスタートです!
計測開始地点を過ぎると一気にペースアップ!このウェーブではシルバー狙いは勿論、それ以上のゴールドや入賞を目指す超ガチな方々おられますのでそういった方はもの凄い勢いで一気にコースを駆け上がっていきます。

ZAPPEIさん達のトレインはそんな無茶なペースに振り回されること無く制御されたペースで冷静に走り続けます。
しかし、制御されたペースと言ってもそのパワーはAvg.260Wくらいです。ZAPPEIトレインは結局このペースを維持しつつ走り続けたので問題なかったのでしょうが残念ながら私にはキツいペースでした。
事前の合同ローテーション練習で私達が想定していたペースはこの区間を240Wで無理せず通過…だったのですが260Wだと思った以上にキツい…

そしてこの日「事前に疲れたくない」とろくにアップをしていなかったことが祟り、スタートから明らかにパワーの掛かりが悪くトレインに付いて行くだけで一杯一杯。こんな時は無理をせず調子が上がるのを待つべきなのですが、何としてもトレインから脱落したくないと無理をしてしまい序盤から心拍が一気に上がって一合目に到達する前に私の危険領域の165bpmを早くも突破。
明らかにオーバーペースです。
それでも斜度の高い序盤の難所の一合目までは何とか付いて行ったのですがそこで心拍が終わってしまい只でさえ掛からないパワーが一気にガクンと落ちてしまいます。
こうなってしまっては最早トレインに付いて行くことなど出来るはずもなく、折角難所の一合目までを乗り切り得意なはずの緩斜面区間まで漕ぎ着けたにもかかわらず、2合目到達前に無念のトレイン脱落…
限界を越えた心拍に胸が激しく痛み呼吸は苦しくパワーは200Wあたりまで一気に落ちる大ブレーキ。
スタートから30分後くらいがこのレースで一番辛い時間帯で苦しみながら必死でペダルを漕ぎ続けるもパワーは全くかからず周りからも次々と追い抜かれていきました。

それでもレースを諦めるわけにはいかないと苦しみながらも走り続けていると40分経過くらいから第4ウェーブ出走の速い選手たちが追い付き始めます。
「こんなにも早く追い付かれるとは私のペースはかなり悪いんだろうな…」
と思いながら走っているとこの辺りからやや心拍が落ち着き始め165bpmをやや下回る程度まで落ちていきます。
「これなら何とか走り続けられる!」
息を吹き返した私は何とかペースを合わせて走られそうな人を探しながら暫く走り続けていましたがやがてお揃いのチームジャージで走っておられるトレインに抜かれましたので、それを追いかけて走ってみます。
暫く走ってみましたがかなりキツいながらも何とかついて行けそうな感じ。
一度完全に心拍の終わってしまった身体は完全に復活することは難しく、自分ひとりでペースを作って挽回することはほぼ不可能。
一縷の望みを託してそのトレインについて走ることを決意します。
富士ヒルの中盤以降は基本的には緩斜面ですが勿論斜度は一定ではなく上がったり下がったり細かく変わります。
斜度の緩い区間ではそのトレインに合わせて走れるペースながら斜度が上がる区間になるとかなり苦しく離されないよう付いて行くだけで本当に必死で時々少し引き離されて斜度の緩む区間で何とか追い付くといった展開を何度か繰り返しながら辛うじてそのペースに合わせて走り続けます。
そんな感じで中盤以降を走り続けやがて終盤の難所である山岳スプリット区間に差し掛かります。
ここは斜度があがる苦手な区間ですが何としても喰らいついていこうと苦手ながらも必死に漕ぎ続けていると、皆苦しいのかここで一緒に走ってきたトレインが崩壊。
仕方ないので自分でペースを作りながら何とか振り絞って山岳を越えていきます。
「この区間を越えればあとは斜度の緩いほぼ平坦な区間が来るはず!そこまで何とか頑張ろう!」
そう自分自身に言い聞かせながら苦しいながらもあと少しあと少しと思いつつも走り続けます。
しかし山岳スプリット区間終わりの看板を越えても中々平坦になりません。
おかしい、平坦はまだか!?と気持ちが切れそうになるのを何とか繋ぎとめながら走り続けていると長い上りの先にやっと平坦区間が見えてきます。あそこまで走りきれれば!と残った力を振り絞って何とか平坦区間にたどり着きます。
「やっと平坦区間に入ったけどここから飛ばせる余力があるだろうか?」
と思っていると後ろから第4ウェーブの選手が高速で走り抜けていきます。
「これに乗るしか無い!」
すぐさまその後ろにつけてトレイン走行開始!流石に平坦区間だけあってドラフティング効果は抜群で疲れ果てていた私ですが何とかその流れに乗って走り続けることが出来ます。
そのまま速度は加速していき40km/hに到達。
噂に聞く富士ヒル終盤の平坦区間はうわさ通りのかなりの高速区間でした。
そのまま暫く走っていると先頭の方は流石に疲れたようでやや速度が落ち始め
「これはローテーション交代しないと駄目だろうか?」
と思いかけたところで後ろからそれ以上の速度で駆け抜けるトレインが!
これは!と結局ローテーションせずにちゃっかりそちらのトレインに乗り換えて走りますが、ここでふとサイコンを確認すると、タイムは無情にも「1時間15分」を示しています。
富士ヒルコースはこの高速区間を走り終えた後にまだ0.6kmほどの最後の高斜度区間を残していたはず…
…終わった…
残念ながらこの時点で私のシルバーリングを目指した挑戦は終了となりました。
残りの高速区間はそのままトレインに乗り続けかなりのハイペースで駆け抜けたものの、最後の0.6kmの高斜度区間に差し掛かったところでシルバーの可能性が無くなったこともあって気持ちが切れてしまい大きくペースダウンしてしまいます。
本当ならこの区間はラストスパートですからダンシングを駆使し死力を尽くして駆け上らなければならない筈なのですが、疲れきっているところで気持ちが切れてしまっては良いペースで走り続けられるはずもなく、何とか頑張ろうとするもパワーが掛からず最後はグダグダな走りとなってしまいヘロヘロになってゴール…タイムは手元の時計で1時間17分30秒程でした。

富士ヒルクライム:1時間17分38秒(目標のシルバーリング獲得タイムから2分38秒遅れ)

こうして私の富士ヒルは終わりました。
シルバーリングを目指すと公言しながら目標から大きく遅れるタイムに終わり正直残念で悔しくてなりません。
走り終わった直後は、
「序盤無理して走ってペースを崩したのが悪かった。もう少し抑えて走れていれば」
「アップ不足で序盤パワーが掛からなかったのがいけなかった。ちゃんとアップして最初から力を発揮できていれば」
などとタラレバの思考に終始していましたが、帰ってから走りを分析してみると心拍が落ち着いた中盤40分以降の走りが概ねAvg.220W程度。かなり頑張ってトレインにしがみついてこれですから全然駄目です。

トータルタイムで2分半以上遅れたのですから『自分のペースで走れなかった』だけの理由ではとても埋められない大きすぎる遅れで結局のところ

とにかく実力が全然足りなかった

この一言に尽きます。今の実力のままでは何度挑んでも跳ね返されるだけでしょう。
Stravaで分析してみますと今回の私の走りはレース全体を通してAvg.230Wほど。これは問題にならないくらい駄目な値で、恐らく私の体重だとAvg.250Wで走ることが出来なければシルバーには到達出来ないものと思われます。
つまりあと20W底上げしないと目標には到達できないわけです。
1時間15分をあと20W上げて走り抜く…何と遠い値でしょうか。

しかし何時までもクヨクヨしている訳にはいきません。今週からまたやり直しで一から1年間鍛え直し、少しずつ着実に力をつけていき、来年こそはシルバーを獲得できるよう頑張っていこうと思います。

今はただただ悔しいばかりですが何が悔しいと言って「目標に対する自分の実力の無さ」が悔しいです。
この悔しさを晴らす手段はトレーニングを積んで目標に到達できる力を身に付ける事しかありません。
まだまだ目標とするレベルには大きな実力の差があることが判明しましたので長い道のりになるかと思いますが、それを知ることが出来たことが今回の最大の収穫だと思い、これから先コツコツ頑張っていこうかと思います。

今回富士ヒルレポートはレース本編のみとさせていただきます。
富士ヒルへの移動とか宿泊とか帰路とか色々ありましたが今はレース以外のことを書く精神的余裕がありませんのでレース本編のみで失礼します。
もし色々期待されている方がおられましたら申し訳ありません。余裕ができたら書くかもしれませんが…


今回の富士ヒルの走行データは以下の通りです。


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ヒルクライムシーズン開幕:2016伊吹山ヒルクライム参戦記

昨日4/10は「2016伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が開催されました。
ヒルクライムの開幕シーズンのビッグレースと言えば「西の伊吹山、東のハルヒル」が有名でこれらレースからヒルクライムシーズンを開幕とされる方は多いかと思います。
かく言う私も伊吹山が今シーズンのヒルクライムレース初戦となります。

ロードバイクを始めてから2年目となる今年は積極的にレースに出場しようと色々とエントリーしてトレーニングを重ねてきたものの、オフシーズンはまさかの絶不調。
暖かくなってきてようやく調子が上がってきたものの未だ絶好調とは言い難い状態ですがそんな中開催された今シーズンの初戦。目標タイム60分を掲げての参戦でしたが果たして結果は如何に…

■会場入りからレース開始まで
伊吹山大会は当日エントリーが可能なので当日輪行で会場入りして参加する予定でしたがそれだと時間的に余裕がなく当日バタバタしてしまうな…と思っていたのですが幸いにもO.H.C.(大阪ヒルクライム同好会)のmaCさんが車を出してくださることになりましたのでそのご厚意に甘えさせていただき、同じO.H.C.のきゃべつKさんと3人で当日早朝に車で会場入りすることになりました。
過去、同大会では運営がイマイチで駐車場でトラブルがあったと聞き、余裕を持って朝3時すぎに大阪を出発。当日の5時半くらいには会場に到着して受付近くの駐車場を無事確保。それから受付開始まで車内で仮眠をとって大会開始に備えます。

朝7時くらいまで仮眠をとって受付に移動して無事受付終了。
しかしレース開始までまだ2時間以上もあります。とりあえず軽くアップを済ませておこうときゃべつKさんと私は交代で近くの坂道を走りに行きました。
ちなみに今回もローラー台でのアップは無し。と言うか車を持っていない私はローラー台は持ち込めないのですw
アップは坂道をギアを落としてハイケイデンスで駆け上がる何時ものやり方。脚に負担を残さないためあまり重いギアは踏まずケイデンス120rpmくらいまで上げながら坂道を駆け上がり心拍数を高めつつ脚を慣らします。
長い坂道を2回ほど駆け上がって体を温めつつ心拍数を上げて軽めのアップを終了。
アップとしては軽めだと思いますがそれでもこうやって一度走っておかないと「スタート直後にいきなり心拍がアップして身体がそれに馴染まず苦しむ…」という最悪の状態になることがありますので軽めでも良いからアップをしておくことをお勧めします。
特にヒルクライムレースは多くの場合早朝スタートですので寝起きの身体に一度活を入れておくのは重要だと思います。

アップを終えて早めに余裕を持って集合場所に向かうと既にO.H.C.のメンバーが集まっています。皆さんと談笑しながらレースに向けての意気込みなどを語り合いつつスタートを待ちます。
そして9時半ごろにやっとスタート地点に向けて移動開始。しかしスタート地点についてからスタートまでまた30分ほど待ち時間があります。
この大会、参加人数がかなり多い事もあってか、受付~集合~そしてスタート…とにかく時間がかかって待ち時間が多いですね。幸い私はO.H.C.の知り合いがいるので退屈せずに時間を潰せましたが一人で参加された方は時間を持て余して辛かったと思います。
このスタート前の待ち時間の間に私は最後の軽量化に向かいます。スタート地点には嬉しいことに数多くの仮設トイレが設置されており、あまり待つこと無く利用でき最終軽量化に成功。実はこの日までやや便秘気味だったのですがスタート前にスッキリできたのは大きなプラスでした(笑)

■いよいよレース開始
10時20分いよいよレース開始です。
今回の私の作戦は持久力重視のトレーニングを重ねてきたこともあるので
「とにかく一定のペースを保って最後までしっかりペダルを回し続けること」
「途中どんなに辛くても手を抜いた走りをしない!」

というものです。そしてTTなどではいつもスタート直後に飛ばし過ぎて失敗するのでスタート直後は速度を出し過ぎないよう自制しながら走ることとしました。
実は車で送っていただいたO.H.C.のmaCさんとは同一クラスでしたのでスタート地点には一緒に並んで同時にスタートしたのですがmaCさんは序盤から快調に飛ばして直ぐにその背中は見えなくなってしまいました。
それを見送る私には勿論焦りはありますが手元のサイコンを見ると飛ばしているつもりはないのに300Wを超えています。
ここで更にペースを上げて無理に追いかけたら私の実力では完全にオーバーペースとなります。
「ここは我慢我慢…」と言い聞かせて自分のペースを保ちつつ走り続けます。
自分なりに考えたペースとしては260Wくらいが目標。300Wを超えるようでは明らかにオーバーペース。250Wを下回ったらアンダーペース。と考えて前半を走り続けます。

さてmaCさんには早々に千切られたので、この先は出来ることなら脚の合う私よりもちょっとだけ速いくらいの方を追い掛けながら走るのが理想です。
そう考えて走りながら脚の合う方を探すのですがこれが中々見付かりません。
私は45~50歳のクラスだったのですがトイレに並んだため並ぶのが遅れスタート位置は後ろの方でした。
そしてこのクラスの中では上位争いにはとても絡めないまでも、それでも一応速い方ではあるので後ろからのスタートだと追い抜いていく事が大半で追い抜かれることはあまりありません。
ちょっと速そうかな?というグループを見付けて暫く付いて走ってみるも気が付くと250Wを下回るペースで走っており「このペースでは不味い!!」とまたグループを抜けて単独走を続けます。結局この日は最後まで脚の合う方が見付からず一人で淡々と走るレースとなってしまいました。
それでもパワーメーターを参考に
「とにかく気持ちを切らさずペースを保って走り続ける」
事を考えて黙々と走り続けます。

しかしこのコース事前情報では「激坂のなく走りやすいコース」と聞いていたのですが地味にキツいです。
確かに10%を超える斜度の区間は殆どありません。その代わり8%くらいのキツ目の斜度がかなりの頻度で出てくるのです。今回はじめてのコースなのでガーミンのサイコンに斜度表示をさせていたのですが、私の苦手な5%超えの斜度区間がかなりの割合を占めていて、私の脚力を徐々に削っていきます。

そして「250Wを下回らないペースで走りたい」という甘い目論見はコースの半分を超える頃には脆くも崩れ去ってしまいます。
脚力は削られ息は上がり始め、力強いペダリングは徐々に出来なくなっていきます。
パワーメーターの表示は250Wを下回る割合のほうが増え始め明らかに疲労していることが見て取れます。
「目標としていたペースの維持は難しい。このペースで果たして目標タイムを達成できるだろうか?」
と不安になりますが、だからと言ってペースを上げるだけの余力は残っていません。
「苦しくなってきたけど、ここからが大事だ。ここで気持ちを切らさず苦しいなりに極力ペースを落とさず走り続けるしか無い!」
目標を達成できるかどうか怪しくなってきたもののとにかく諦めずにペダルを回し続けること。
後半戦を苦しみつつ走り続けていると40分頃に大きな駐車場が見えてきます。
「ここが恐らく前回の短縮コースのゴール地点。ここで40分となると60分切りは間に合うかどうか本当にギリギリの線か!残り距離は約1/3。頑張らねば!!!」
確かここを越えるとその先にはアップダウン区間が待っていたはず。得意のアップダウン区間でタイムを稼いでおかねば!
と暫く我慢の走りを続けていると見えてきました。ダウン区間!!!
飛ばせ飛ばせ!登りの苦手な自分はこの区間で稼ぐしか無い!!
一気に加速して50km/h弱までスピードアップ!!その勢いに乗って続く登りをアウターのまま一気に駆け上がり周りの選手をごぼう抜きです。
「やはり自分にはアップダウン区間が合ってる!ここで一気に挽回するぞ!」
と思ったのですが…
あれ?もう終わり?
大台ケ原のように終盤にアップダウンが何度も繰り返されるレイアウトを予想していたのですが大きなアップダウンは残念ながらその一箇所だけでした…(泣)
そこから先はまた斜度があがり我慢の走りを強いられます。
そして苦しみながら走り続けると残り2kmの表示が見えてきます。残り時間は10分を切った!
これは間に合うのか?この頃になるとつづら折りの先にゴールと思われる地点が目視できるようになります。
あとたったの2km。しかし脚は残っておらず呼吸も苦しい。そして終盤になって斜度があまり緩まず5~8%くらいの斜度が長く続くようになってきているように感じます。
そしてこの地点あたりから足を付いてロードバイクを押して歩いている人を多く見かけるようになります。終盤にこの斜度で皆苦しいようです。
勿論私も苦しいです。残り時間が少ししかないのに苦手のやや高めの斜度が延々と続くのですから。
とにかく機械のように脚を回し続けるんだ!ここで一度緩めたらもう絶対に取り返せない!
そう言い聞かせて回す回す回す…
視界の先にゴールが近づきてきてそろそろゴールじゃないのか?あと500mくらいか?と思った時、目に入ってきたのは「残り1km」の表示。
「まだあと1km!斜度は緩まないし残り時間は少ないしこれは間に合わない…」
嫌だ!こんなに苦しい思いをしたのに目標未達成は嫌だ!
間に合いたい間に合いたい間に合いたいんだ!!!

残り500mくらい?のところで、思わずシートを立ち上がり残った力を振り絞り渾身のダンシングを開始!
間に合え!間に合え!
残り一分を切った!
ダンシングする力も尽きた!シートに崩れ落ちるもペダリングだけは緩めず必死で回し続ける!
そしてゴールラインが見えたところで最後にもう一度何とか立ち上がってラストダンシング!!!
残り時間も残り距離もあと少し!ここで余力を残してどうする!!すべて出し切れ!!!
最後はすべてを出し切るダンシングでゴールラインを通過!!
ゴール付近は狭くなっているので立ち止まってはいけないと分かっているももう動けない…
フラついてビンディングも外せず崩れ落ちかけるところを係員に支えられ何とか安全なところまで運んでもらいます。
最後に確認したサイコンは辛うじて1時間を切っていたはずですが正確な時間は把握できていません。スタートボタンを押したタイミング次第ではタイムオーバーもあるかも?
と不安になりながら正式リザルトを待つことになります。

ゴール先ではO.H.C.の面々が集って待っていました。そこに合流して皆さんのタイムを聞くと皆さん1時間切りは勿論入賞に絡めそうな好タイムの方も何人かおられます。
流石にO.H.C.の皆は速いです。1時間切りを逃したメンバーは皆無だったと思います。
私もO.H.C.の端くれとして何とか面目を保った形ですが相変わらずO.H.C.では最下位クラス…まだまだ上の層は厚いですね。
また、ゴール地点ではヒルクライムカーニバルなどのイベントに参加させていただいた「月曜道上」のメンバーの方々ともお会いして少しお話させてもらいましたがそちらも皆さん1時間切りを達成しておられました。
「1時間切りやった~!!!」
と思っていましたが知り合い関係の多くが当たり前のように1時間切りを達成しておられて本当に自分はマダマダだなと思い知らされました。

その後、伊吹山はゴール地点でのドリンクやフードのサービスがまったくない珍しいレースなので(愚痴)皆さん集まったところで即下山開始。私も折角なので道中記念撮影をしたりと風景を楽しみながらゆっくりと下山しました。
2016伊吹山その1
2016伊吹山その2
下山後リザルトの発表を待ちますがとにかく運営の手際が悪くて中々リザルトが発表されないというアクシデントがありつつも愚痴を重ねても仕方ないのでスルーして、発表された正式リザルトは

タイム:59分30秒
年代別順位:55位/436人(上位13%)


となりました。あと30秒しか残っていない本当にギリギリのタイムではありますが何とか目標を達成出来ました。
苦しんだレースだっただけに本当に嬉しく思います。

この後、それぞれ目標を達成したmaCさん、きゃべつKさんと共に帰路につき無事帰宅となりました。
maCさん、車を出していただき本当に有難うございました。
良いコンディションでレースに臨めたのはmaCさんのお陰です。

■レースを振り返って
2016伊吹山その3
今回1時間切りという目標を立てそれを目指してトレーニングを重ねてきたのですが結果として目標を無事達成でき、まずは満足と言ってよいかと思います。
今シーズンのスタートとして、そして今年最大の目標である富士ヒルのシルバーリングに向けて順調な滑り出しとなりました。

ですが、走行データを分析してみると前半の平均パワー値が約260W、後半の平均パワー値が約233W、トータルの平均としては242Wとなっており、全体を通してのパワー値は最低ラインと考えていた250Wを下回り、特に後半にはタレてしまいパワーが大きく落ちてしまっていることが分かります。
今回のテーマだった
「持久力を重視したトレーニングを行い、レースでは一定のペースを保ちながら最後まで走り切る」
という方針から考えると、理想とは程遠い走りになってしまっています。
自分としてはスタミナは結構付いてきたつもりだったのですがデータから見ると本当にまだまだ体力不足であることが伺えます。
最大の目標である富士ヒルは今回よりも更に長いレースですから、そこで最後までしっかり走りきれるようまだまだ体力をアップさせていきたいですね。

そして1時間を通じてのパワー値が242Wと言うのは如何にも情けない数値です。ローラー台でFTP258Wという数値を出したことがあるのだからもっと頑張ることが出来たはずです。
まあローラー台でのFTP値はしょせんは理論値ですからそのままの値をすんなり出せるわけでは無いのでしょうが今後は今回の反省もふまえFTP値の底上げを考えたトレーニングを行っていきたいと考えています。


とまあ、レース後になって振り返ってみれば「あそこでもっと頑張っていれば!」とか「全体のペース配分をもう少し上手くできていれば」とか色々反省すべき点ややり直したい点があったりしますが、それでもトータルとしては今の自分の出せる力をある程度出しきれたと言える良いレースだったのではないかと思います。ですからまずは目標を達成出来たことを素直に喜びたいと思います。

とは言え現状の実力のままでは富士ヒルシルバーリング獲得はまだまだ厳しいですからこの結果に慢心すること無く更にトレーニングを重ねて更に力をつけて6月の富士ヒルを目指していきたいと思っています。

そんな伊吹山ドライブウェイヒルクライムレースの走行データは以下の通りです。


伊吹山お疲れ様~と思っていただけたらクリックよろしくお願いします。
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