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鈴鹿8時間エンデューロ秋:快走、油断、そして・・・

先日11/23は「鈴鹿8時間エンデューロ秋Sp」でした。
今年はエンデューロレースではかなり好調を維持していて岡山ミッドナイト8時間3位、岡山サイクル耐久レース5時間2位、富士チャレ200シルバーフィニッシャーと自分でも納得できる結果を幾度か達成することが出来ました。
こうなると、欲が出てくるもので今まで最高位9位でまだ入賞経験のない苦手の鈴鹿でも結果を出したい。
そのため、最近効果を実感しているZwiftの100kmライドイベントに積極的に参加したり、一度にTSS160~180くらい稼げる地獄メニューのSST(Long)を週一ペースで行うなど、ローラー台を中心にエンデューロレースにターゲットを絞ったトレーニングを積み重ねてきました。

そしてそれらトレーニングについては徐々に出力やその持続時間をアップしていけるようになり、少なくとも持久力は向上しているという手応えを感じて本番に臨みました。
そして当日、目指すは鈴鹿初入賞です。
当日は生憎の雨で会場についた時にはかなりの降りとなっていました。
予報では午後に向けて晴れていくようですがスタートはウェット路面でのスタートとなることは確実。
雨の耐久レースは過去3回ほど経験していますが辛いものです。
「何とか少しでも早く晴れて欲しい」
と思いながらスタートを待っていると、やがて雨足は弱まりスタート時には雨は止んでくれました。
とは言え、つい先程まで雨が降っていただけに路面はまだフルウェット状態。
「序盤は慎重に走らなければ…」
と思いつつスタートを迎えます。

レース1周目は路面がよくないこともあって慎重な立ち上がりとなりますが2周、3周と徐々にペースは上がり路面がウェットだからといって緩いペースでのレースにはならないようです。

私は先頭集団の後方に位置取り慎重にレースを進めます。
もう少し前の方に行く余力はありましたがウェットの中混雑している集団のど真ん中に位置取るのは危険がありそうと判断してのことです。
そのため、徐々に上がっていく集団のペースについていけない人が出始め、何度か中切れが起こります。
序盤から先頭集団から振り落とされるわけには行きませんのでその度に必死のブリッジ。
やはり集団後方は走りやすいけどその分中切れのリスクも大きいです。
何度もブリッジをかけて脚を消耗してはいけませんので集団前方に上がって走ってみたりもしますが先頭の方はそれはそれで場所の奪い合いが発生するのでなかなかいい位置をキープするのは難しく結局集団後方に下がって様子見を繰り返す展開に・・・

さて鈴鹿ですが、何度か書いてきましたが正直な所あまり得意なコースではありません。
鈴鹿コース171123
私にはこのコースに苦手が2箇所あって
まずは西ストレートからスプーンカーブに向けての登り区間。
下りからの登り返しになりますが、これが結構斜度がありつつ長いので勢いだけでは登りきれず登り終わる頃に集団から離されてしまうことが過去何度かありました。

もう一箇所は苦手な人が多いであろうホームストレート後の登りとその先のシケインの立ち上がりです。
ホームストレートは向かい風になることが多く結構消耗するのにその先で厳しい登りがありこの登りで私は何時も苦しみます。
しかしこのコース最大の難所は登り終えた直後のシケインからの立ち上がり。
登りで足を使い切っているのにシケイン立ち上がりは全力で踏み込まないと確実に集団から離されます。そうなると追いつくために無駄に脚を使って消耗しそのダメージが徐々に蓄積してやがて脱落・・・という最悪のパターンが待っています。

しかし、今回は過去のレース経験からこれら2箇所が苦手箇所とはっきり自覚して臨めるのは大きいです。
頑張りどころが分かっていれば少しは対応策も練られると言うもの。
西ストレートは登り返しで無理にトレインにつかずに勢いで登り始めて勢いが使えなくなったら過去のレースよりも軽めのギアでクルクル回して極力足にダメージを残さずにクリアすることを心掛けます。
ここはこの攻略が上手くハマり過去あれだけ苦しんだのに今回はある程度余裕を持ってクリアできました。
問題はホームストレート後の登りからのシケインですが、今回ホームストレートでは過去のレースに比べてあまり苦労すること無く集団についていくことが出来、その分その後の登りでも何とか遅れずに喰らいついて走れました。
しかしやはり厳しいのがシケインからの立ち上がり。大人数で走る鈴鹿ではどうしても狭いシケインは混み合ってしまいスピードが思い切り落ちてしまいます。
しかし先頭集団はその落ちきった速度からシケインを抜ける際に強烈なスプリント力で一気に加速します。
苦手の登りで脚を使ってしまう私にはこれがキツい!何度か遅れかけるもその先で緩む瞬間があると分かっているので必死で回して辛うじて集団からの脱落を防ぐ・・・
という展開が何度かありました。

とは言え、中切れの危機やシケインからの立ち上がりで苦戦する展開はありつつも、しっかり先頭集団に張り付いて走り続け1時間が経過します。
過去の鈴鹿ではもう千切れて第二集団に落ちてしまっている段階ですが、今年は先頭集団に居場所をキープしつつも余力はありますからまだまだ先頭集団内で走り続ける事ができそうです。
そして1時間走り続けることである程度集団にセレクションがかかり、無理についてきていた人は脱落していき中切れが起こることも無くなってきました。
集団のペースも落ち着いてきて、これなら暫くはこの位置をキープして安定して走れそうだと判断して最初の補給をすることにしました。

だが、しかし!!!

この気の緩みが悲劇に繋がります。
補給食を食べるため集団から少し左に外れエネルギージェルを摂ります。
空になった袋をポケットに収納するのに少し手間取りストレート区間の終わりに差し掛かってしまい、集団に復帰できないままコーナーに突入。
集団への復帰のタイミングを伺いながらコーナーをクリアしようとします。
この時私の集中力はすべて右側に位置する先頭集団に向けられていました。
この時、左側から接触がありました。全く気付いていなかったので誰かは分かりませんしどちらに原因があったのかも分かりませんがお互い不注意だったのでは無いかと思います。
ぶつかった瞬間
「ヤバい、接触した!でも軽く当たっただけだから十分修正できる!」
と思ったことを覚えていますが、そう思った瞬間既に私のバイクはグリップを失い転倒していました。
そうです。この時はまだコースはセミウェット状態。不安定なコーナリング中に接触すれば簡単に修正など出来るはずがありませんでした。
転倒した私は濡れた路面上を滑り続けコースを横断します。
「転倒してしまった!!身体のダメージは!?バイクはまだ走れるか?巻き込まれた人は?」
身体を見ると肘の部分のジャージが破れて派手に擦りむき出血しています。
太腿も破れてこちらも出血。あと手の甲を打ってグローブも破損。
とは言えあちこち痛むものの骨折はない模様。何とかバイクに乗ることはできそうです。
転倒したのは私一人のようでそれだけが不幸中の幸い。
バイクは転倒の際にSTIレバーが激しく歪みフレームの一部が削れていて走れるかどうか微妙な所。STIレバーを強引に修正しオフィシャルに手伝ってもらって何とか再スタートを切ってみます。
しかし、登りでギアチェンジをしようとするもリアディレイラーがビクともしません。
一度バイクから降りて何とかギアを直せないか試みますがディレイラーが歪んでしまっているようでどうやってもギアチェンジは無理。
「何とか走り続けられないか!」と思ったのですが流石に変速無しで走ったところで最早レースにはなりません。
身体のあちこちが痛みますしここで無念のリタイアを決意。
こうして私の秋鈴鹿はスタートから1時間すこし走ったところで終わりを告げました。

その後についてはあまり語れることはありませんが、治療室にいって応急処置をしてもらい、壊れたバイクを抱えて知人に挨拶だけしてトボトボと会場を後にしました。

今回の反省点は
滑りやすいウェット路面にも関わらず、気の緩みから危険なコーナリング中に注意力を欠いたことです。
今思えばどうかしていたとしか思えません。なぜコーナリング中は十分に余裕を持って走り、コーナーを抜けてから集団に復帰するという当然の判断ができなかったのか。
そうすれば左側を走っている人がいることにも気付けたはずなのに。
そしてウェットでのコントロールが全く出来なかったのも反省点です。
軽く当たっただけだったのに全く立て直せずにスッテンコロリンでした。そもそもウェットでの走行経験が圧倒的に不足していてそういった際のテクニックを持っていませんでした。
そして、これらは最近ローラー台トレーニングばかりに集中してしまい実走勘が鈍っていたことも影響していると思います。
ローラー台トレーニングは体力や単純な脚力アップにはとても有用だと思いますが、やはりそれだけでは駄目でバイクコントロール技術、集団での走行感覚などはどうしても実走でないと身に付きません。ローラー台で結果が出ている事に慢心しそればかりに集中してしまっていたことは大いに反省しなければなりません。
やはりロードバイクトレーニングの基本は実走。改めてそれを思い知らされる結果となりました。

レースから一日経過して少し落ちついてきましたが、それでもあの落車事故のことを思うと悔しさが込み上げてきます。
勿論全ては自業自得。「落車トラブルさえなければ・・・」と言うのは「ルマン24時間でメカトラブルさえなければ優勝していた!」と言うのと同じくらい無意味なことで、そういったトラブルを回避しつつ時間内を走りきることが耐久レースであり落車リタイアしている時点で失格なのです。そしてレースにタラレバは決してありません。

それは分かっているのですが、それでも
「あの落車さえなければ・・・」
「あのままレースが続いていたら何処まで先頭集団について走れていただろうか?」
「もしかしたら入賞もあり得たんじゃないか!(自分に甘すぎる評価ですが)」

等など、あれこれ頭を巡ります。
最後まで全力で走りきって力及ばずなら悔しくても納得できる結果だったのでしょうが、この終わり方では不完全燃焼でどうしても未練が残ってしまいますね。
ああ、あのメンバーの中で自分が何処まで通用するか試してみたかった・・・

何とも愚痴ばかりになってしまってここまで読んでくださっている方には申し訳ありませんがブログでぶちまけたことで気持ちを切り替え、怪我が治ったらまた来年を目指して頑張っていければと思っています。
今回の途中までの走りと落車DNFという結果から、良かった点と修正していくべき点など見えてきましたのでそれらを踏まえまた取り組み方を工夫しつつ少しずつ前進できればと思っています。
とりあえずこの悔しさは来年晴らす!

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岡山サイクル耐久レース5時間参戦レポート

■岡山サイクル耐久レース参戦にあたって
あれは富士チャレを終えて一息ついた時のことです。10月には特にレース予定を入れていなかったのですが、11月の鈴鹿に向けてモチベーションを上げるためにも「もう一戦レースを入れておきたい」と考えていた所、Twitterで10/9の体育の日に岡山国際サーキットで「サイクル耐久レース2017 in 岡山国際サーキット」というのが開催されることを知りました。
岡山は何度も入賞している相性の良い大好きなサーキット。最長部門が5時間と短めなのも嬉しいところ。8時間とか走るの辛いですもんね。
今回は5時間部門参戦で、目指すはもちろん入賞!!と鼻息も荒く、レースに向けて小浜往復ライドや高野山~護摩壇山50kmTTやら、いつものZwiftレースやらで走り込んでレースに備えていきました。
しかし、小浜ライドでエンデューロレースの師匠的存在のO.H.C.の近江屋さんと走った時のことです。
私「10月は岡山のサイクル耐久レースに出ることにしました」
近江屋さん「あのレース、どすこい部屋から多数参加するらしいんでレベル高くなるで」
どすこい部屋といえば過酷なロングライドを定期的に開催されている実力者集団。
そんな実力者が沢山出てこられたら入賞の目なくなるやん。
レース前から負け犬モード全開で
「う~ん惨敗したら悲しいのでw岡山に参加することは黙っておこうかな」
(自信が無いときのいつものパターン)
そしてさらに悪いことに日曜日にレース参戦準備のため、決戦用タイヤに空気を入れた所


まさかの決戦用タイヤのパンク。よく見ると一箇所走行面が削れている箇所が。
前回のレース、富士チャレ終盤に強くブレーキングした時に削れてパンクしていたのでしょうか?シーラント入れているチューブレスタイヤはパンクしても暫く普通に走れてしまうので気付くの遅れるんだよなぁ…

慌てて代わりのタイヤを注文するも明日のレースに間に合うはずもないのでパッチを張って対応。取り敢えず少し走ってみて問題ないことは確認したけれど不安は拭いきれず。レースに向けてますます弱気に。

■レース開始まで
そして当日、何だかんだ言いつつも準備だけは万端にということで、朝からカーボアップのためにパンやら大福やらをガッツリ食べていざ岡山へ!
岡山に着き受付を済ませてパンプレットで参加メンバーを確認すると、強豪のどすこい部屋の方々は2時間部門と3時間部門に集中している模様で5時間の私とは被らず。
これは結果を狙うには朗報か(我ながらセコイですが)
しかし、今回は入賞扱いは各部門3位までとのこと。表彰台に上がらないと入賞できないという厳しい現実。
そして、レースでよく顔を合わせるチームKARASUの方々とお会いした時に、今回代理出走で井上亮選手が参戦されると聞きました。
え?ツール・ド・おきなわで優勝争いをするレベルの選手が何故!?(沖縄に向けた調整レースだった模様)
しかしこれで数少ない入賞ひと枠は消えました(苦笑)
目指すは3位以内だけどキツいな~と思いつつも試走を済ませ選手の集合が始まるのを待ちますが時々ピットロードを確認するも集合はなかなか始まらず。まあ余裕のあるうちにトイレでも済ませておくか…とトイレに向かうとそこには長蛇の列が…
今回先行して一時間レースが行われていたため、集合場所は何時もと違ったのです。
慌ててトイレを済ませて並ぶもスタート位置は集団の後方に。
集団の前方には鮮やかに青が映えるどすこいジャージを纏ったどすこい部屋の面々が並び、集団でスタートダッシュを決めそうな予感。
いきなり先頭集団から脱落しないようスタートは気合い入れねば!と誓いつついよいよレース開始です。

■レーススタートから2時間終了まで
今回のレースは定番のローリングスタートではなく、開始からわずかの間だけ追い越し禁止で直ぐに本スタートとなる形式。予想通り先頭は勢い良く飛び出していったので頑張って追いかけます。
しかし、勢い良く飛び出した先頭集団は意外に早くペースを落ち着かせ序盤から逃げるような展開にはなりませんでした。
数周走ってもペースは特にあがらずゆっくりした展開で序盤のレースは展開します。
こうなると、先頭集団に付いてこられる人は増えますので先頭集団はかなりの大人数になりました。
「これは後方にいると色々と危ないかも?」
と思い何とか前に出ようとするのですが大渋滞のなか中々前に出られず集団のやや後方で一時間ほど走り続けることになりました。
そして一時間と少しが経過した頃、集団の先頭が突然ペースアップしました。この突然のペースアップに付いていけない集団中盤の選手が中切れを起こしてしまいます。
私は「1時間過ぎたら2時間組がペースアップしてくるのではないか」と予想していたので必死で走ってブリッジを架けることに成功。
「ここからペースが上がっていよいよ本格的にレースが始動するのか?」
と思ったのですが、逃げていた方は疲れたのか大きくペースダウン。代わりに気合い入れて引く人も居なかったようで、せっかく分断に成功したのに上手く協調できずやがて後続集団に追い付かれて再び大集団が結成されます。
それ以降は特にアタックする選手も出てこずレースは予想に反してスローペースで展開していきます。
やがて2時間部門の終了時間が近づきますが最終LAPに入ってもあまりペースが上がらなかったので結局最後まで先頭集団のまま走り続け2時間が経過しました。

■3時間部門終了まで
2時間部門が最後まであまりペースが上がらなかった事もあり、その後も結構な人数で集団が形成されたまま走り続けます。
ペースは相変わらずやや緩めのペースで進行するのでやがて少しずつポジションがあがり前の方で走る機会が増えてきました。
するとローテーション参加を求められるようになりますので「5時間ソロなんだけどな…」と思いつつも何度か頑張って先頭を牽くことに。
(大抵のエンデューロレースでは長時間部門ソロの選手は余裕がなければ無理にローテーションに加わらなくてもいいという雰囲気があるんですよ)
後半の展開を考えるとここで脚を使ってしまうのは本当は不味いんですが
「良いトレーニングになるしこれも経験だ!」
先頭を牽くのは勿論キツいんですが大集団を率いて走るのはなんとも言えない楽しさもあります。
ちょっとテンション上がって張り切って走ってたら疲れてきて一度集団から脱落しかけてしまうミスもありましたが(笑)何とか食らいついて集団に復帰し3時間終了目前にペースアップした集団に最後までついていって3時間終了。
先頭集団内にいた5時間ソロ部門の選手はこの時のペースアップに対応できなかったようで3時間終了時には先頭集団内では私が単独先頭になっていました。
勿論集団の力を借りる必要のない井上選手は遥か彼方に消えていますので私はこの段階で恐らくは2位。後ろには選手は見当たらず。
しかしここからが辛い辛い戦いのスタートだったのです。

■ゴールに向けての孤独な戦い
3時間部門が終了した時点で先頭集団内に残っていた5時間ソロ部門の選手は私のみ。井上選手が単独で大差を付けて先行しているのは分かっていましたので他に逃げている人がいなければ私は2位。しかし後続との差がどれくらい有るかは分かりません。終盤まで何人か残っていたはずなので大差は付いていないはず。
残り2時間の展開しだいでは簡単に逆転されてしまう程度の差でしか無いでしょう。
となると何とかペースの合う集団を見つけて脚を温存しつつペースを保って走り続けたいところですが、2時間&3時間部門の選手が抜けすっかり寂しくなったコース上で脚の合う選手を見つけるのは至難の業です。
チーム参加の選手に何度かペースを合わせようと一緒に少し走ってみたりもするのですがどうにもペースの合う選手が見つからず。
後ろからのプレッシャーを感じながら単独で必死で走っていると後ろに行列が出来ていたりもしますが前に出てローテしてくれる選手は表れません。
何度か井上選手に周回遅れにされましたのでその時に「何とかツキイチででも張り付いて走れれば!」と一緒に走ろうと試みるもコーナーの立ち上がりなどであっさり引き離されて少ししか喰らいつけず。アカン、レベルが違いすぎる!!
その後も何とか表彰台圏内をキープしたいと単独で周回を重ねますが4時間経過くらいから疲労が一気に吹き出てくる感じで本当にキツくなってしました。
しかし、もし後続の選手が良いトレインに乗っていたら少しくらいのアドバンテージは直ぐに覆されるはず。となると気を抜いて走るわけにはいきません。
途中でチーム参加のO.H.C.のBENさんに少し引いていただいて励ましての言葉をかけてもらったり、同じくチーム参加のTwitter上で交流のあるLipさんと声を掛け合い励ましあったりしながら必死で周回を続けます。
残り30分あたりから疲労と暑さからくる頭痛にも悩まされるようになり
「もう限界近いわ。早く終わってくれ~」
「お願いだから誰も追いついて来ませんように」

等と考えながら苦しい苦しい我慢の走り。
最終周回はスパートをかけようとするも力が入らず。いよいよヤバイ。
最後にゴール直前に5時間ソロの選手にぶち抜かれてレース終了。あれが同一周回の選手ならギリギリで刺されたことになるけどもう限界なのでどうしようもないわ!

■レース結果
レースを終えてピットに戻るとO.H.C.仲間のBENさんが出迎えてくださいました。
レース結果は2位!何とか最後まで2位のポジションを守りきることが出来たようです。
夏の岡山ミッドナイトエンデューロに次ぐ表彰台で今年はエンデューロレースで2度も表彰台に上がることが出来ました。
何時かはエンデューロレースで表彰台を!と思いトレーニングを続けてきましたがここに来て結果が伴うようになってきたのは嬉しいことです。
岡山表彰台171009

■白目ちゃんワンピースの話
白目ちゃんワンピース171009
今回レースデビューとなるトプローさんデザインの和歌山広域農道の精霊?白目ちゃんSUNVOLTセパレートワンピース。">トプローさんデザインの和歌山広域農道の精霊?白目ちゃんSUNVOLTセパレートワンピース。
長時間エンデューロレースでは僅かな空力の差も塵も積もれば…の理論で最終的には大きな差となると思われます。
つまり、今回の結果は白目ちゃんのおかげと言っても過言ではないでしょう。
ありがとう、白目ちゃん!俺頑張ったよ!(←キモい)
写真は白目ちゃんにメダルを掛けてあげようとしたら顔に被ってしまって大失敗の図w

■岡山サイクル耐久レース総括
今回レース終盤は単独走で苦しんだだけに2位でフィニッシュでき、本当にホッとしました。
エンデューロレースで今回の様に順位を意識しながらトレインに乗らずに走ることは滅多に無いので終始後ろからのプレッシャーを感じながら気を抜けない走りを2時間続ける事となり、思った以上に心身ともに消耗しました。
それだけに最後まで走りきり結果を出せたことを嬉しく思います。
次の今年最後のビッグレースである秋の鈴鹿8時間に向けて良い手応えを得られたのも大きな収穫です。次のレースも頑張りますよ!
ちなみに1位の井上選手とは4周回も差をつけられる圧倒的完敗でした。ここまで大差を付けて負けたのは久しぶりです。やはりアマトップ選手は異次元の存在でした。(今回のは沖縄に向けた調整レースでしょうからまだまだ余力は有ると思いますし)
結局のところ実業団レベルの選手とはまだまだとてつもなく大きな差が有ることも再認識しましたので今回の結果に慢心せず、次も良い結果を出せるよう気を抜かずトレーニングを続けていきたいと思っています。

そんな今回のレースの走行データは以下のとおりです

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富士チャレ200レポート:富士の敵を富士で討てるか!?

■富士チャレ挑戦にあたって
という訳で、延々引っ張っていた本命レースは「富士チャレンジ200」でした。
参戦部門はもちろん「200kmソロ」です。
富士チャレ参戦に関しては、どうしても離せないのが、同じFUNRiDE主催の富士ヒル。
今年はシルバー獲得を目指すと公言し、ある程度の手応えを持って挑戦するも大惨敗。
まあ正直ショックは大きかったです。
この心の傷を完全に癒やすには来年の富士ヒルで再挑戦するしか無いのですが、それにはあと一年待たねばなりません。
しかし何時までも落ち込んでいたくありませんし、失った自信を取り戻したい。
そこで、富士チャレなのです。
幸いにして?こちらもタイムに応じて、ゴールド、シルバー、ブロンズとあり、これでもしシルバーを獲得できれば少しは溜飲を下げる事も出来ようと言うものです。
得意のエンデューロでなんとしてもリベンジを!
かくして、当初は予定のなかった富士チャレが急遽本命レースとして浮上したわけです。
(お前には本命がいくつあるんだよ!?というツッコミは無しでひとつw)

■富士チャレ攻略基本戦略
富士チャレコース
さて、富士チャレの舞台と言えば「富士スピードウェイ」
鈴鹿などと比べるとコーナーの少ないレイアウトの高速サーキットというイメージしかありませんでしたが、これをロードバイクで走るとなるとこのサーキットのもう一つの一面が牙を剥きます。それは
「高低差が激しいこと」
富士高低差
全長4,526m、高低差36m、最大勾配10.05%と聞くと大した事なさそうに感じるかもしれませんが、上図のようにコースが下り主体の前半、登り主体の後半と綺麗に分かれていて登りは後半に集中。後半は延々と登り続けているようなイメージです。
以前富士チャレに参加されたことのあるトプローさんも「鈴鹿よりもさらに登りが厳しい」と仰っていました。
登りの苦手な私にはかなり相性の悪いサーキットと言えそうです。
私と相性の良い岡山国際サーキットは登りが短いので下りの勢いを使って登り返せば登りきれてしまいますが富士はそうはいきません。
高低差36mを続けざまに駆け上がる終盤の長い登り。ここを如何に走るかが攻略の鍵となるでしょう。
200kmソロのシルバータイムは5時間30分。平均速度は37km/hくらいになります。平坦コースならドラフティング効果を利して走ればいけそうな感じのタイムですが、登りの厳しいこのサーキットだと簡単にはいかないでしょう。
幸いにもこの大会ではサポートライダーがシルバー完走、ブロンズ完走、制限時間内完走それぞれのペースで先導して下さるので終始それに乗り続けて走るのも一つの手です。
しかし実際それが私に合うペースなのかは走ってみないと分かりませんし制限時間内ギリギリのペースで走るのであれば途中でトイレに行きたくなる等でピットインする事態になれば即アウト。そんな訳で
「まずは先頭集団に付いて行くことを試みる。無理そうだと判断したらシルバー完走サポートトレインに乗車。それでも無理なら泣いて帰る」
という方針で走ってみることにします。

■レース当日:まずは試走
さて、会場への移動やら宿やらの話は誰も興味ないでしょうからすっ飛ばしていきなりレース当日の試走時間からです。
初めてのコースですから走行ペースを考える為にもまずはそこそこのペースで周回してみることにします。
ピットレーンを抜けてホームストレートを抜けるといきなり下り区間に差し掛かります。
そこからは結構勾配のある下りが暫く続きます。この区間はかなりのハイスピードになることが予想されます。レース中なら60km/h以上は出そうな感じ。普段そんな速度域での練習をする機会は滅多にないのでちょっとビビりますね。落車があったら怖そうです。
暫く下るとちょっとだけ平坦を走った後に、いよいよ登りの開始。試走なのでそれ程スピードを出していなかったこともあって勢いを利用できず、登りの苦手な私は序盤からいきなりの大失速。
勾配が思っていたよりキツい・・・これはかなり厳しいのでは!?
苦労しつつ登っていると隣を女性ライダーが軽やかに駆け上がり私を簡単に追い抜いていきます。
じょ、女性にあっさりパスされた!?
い、いやきっとあの女性はトップクラスのライダーに違いない。
それでもいくら何でも自分遅すぎるだろうと思って頑張ってペースアップを試みるも300Wほど出しても差が縮まりません。
そしてその脇を如何にも早そうなチームジャージを着た集団がまたしても軽やかに駆け抜けていきます。
アレ・・・?もしかして私はかなり遅い?
走ってみて分かったことは、やはりこのコースの登りは私との相性は最悪です。勢いに乗って駆け上るには長すぎるし斜度も結構あるので体重の重さが伸し掛かってきて私のパワーでは押しきれません。
これを200km、5時間以上走り続けるとなると後半はかなり厳しそうです。
果たしてシルバートレインにも付いて行けるかどうか・・・
予想以上の難コースに自信を失いつつも試走時間は終了です。

■今回の補給方針とウェアについて
さて、エンデューロレースレポート恒例の補給食についてですが、今回は長時間エンデューロとしては珍しく何時ものハイドレーションバッグは使用しませんでした。
と言うのも、今回は5時間半以内で走りきる目標なのでボトル2本+ジェル飲料で乗り切れるという計算だったためです。
ハイドレーションバッグはボトル2本相当のドリンクが運べて更に手を離さなくても飲めるという大きなメリットがあるものの、空力的にはかなり不利そうです。今まではそのデメリットを考慮しても長時間ピットインせずに走りきる事を考えるとメリットが勝ると判断して使用してきました。
しかし今回は少しでも空力的に有利になることを狙ってウェアはワンピースを着用する事にしました。
中華ワンピースウェア
こんな感じのウェアです。このワンピースウェアは空力的には有利なのですが着脱が面倒で途中でトイレに行きたくなった時などに困りますが、今回はノンストップで最後まで走る予定なのでその点は問題ありません。
しかし、せっかく空力を考えてワンピースを着用しながら背中にハイドレーションバッグを背負っていては台無しです。
まだ暑さの残る中ボトル2本の水分補給で5時間走りきれるかは不安もありましたが、もし駄目ならピットインするということで、少しでもタイムを短縮することを目指し補給量は最小限にとどめハイドレーションバッグも使用しない事にしました。
という訳で今回の補給は
・ボトル2本(内容:マルトデキストリン60g+BCAA20g+塩2g)
・ウィダーinゼリー(エネルギータイプ)×2

カフェイン入りエネルギージェル×2
以上を持って走りました。
ネタバレですがw結果的にはこれで不足なく最後まで走りきることが出来ています。エンデューロレースも数をこなしてきたので補給量についてはだいたい計算できるようになってきましたね。

■スタートからレース前半戦
試走も終わりいよいよレース開始です。
レースは一周目は追い越し禁止のパレード走行でゆっくり走り二周めから本格的にレーススタートです。一周を走り終え二周めのホームストレートから皆一斉に猛烈にスピードを上げていきます。
コースはいきなり下り区間に突入しますので大混雑のまま60km/hほどのスピードで走ることとなり、はっきり言って怖いの一言です。
下手に突っ込むと落車に巻き込まれる危険がありそうだと判断し無理せず集団の後方に位置取り余裕を見ながら一周目の下りを走り、いよいよ鬼門の登り区間に突入します。
しかし、序盤で皆力が有り余っているのか登りに入っても物凄い勢いで飛ばし続けます。
「皆こんな速いペースで登るのか!?」
驚きながらもいきなり集団から脱落してはたまらないと私も必死でペダルを回します。
パワーメーター見ると500Wまであがる凄まじいペース。私の力ではそんなペースは長く続きませんので長い登りの途中で集団からズルズル後退していき登りが終わる頃には早くも集団から引き離される非常事態!
「できるだけ長く先頭集団で走りたいとか生意気考えてすみませんでした!!(号泣)」
幸いにして登り終わった後のストレート区間で混雑のため先が詰まってペースが緩みそれに乗じて辛うじて先頭集団に再合流を果たしましたがいきなりの集団からの脱落ですっかり意気消沈。
「これはシルバーどころかブロンズすら危ういのでは?」
と弱気になってしまいます。
それでも何とか先頭集団には残ったのでどこまで食らいつけるか不安を感じつつも頑張って集団内で走り続けます。
ペース的には一番速かったのはやはり最初の周回ですが、それ以降も速い速い。登り区間では毎回400Wオーバーで踏み込まないと付いていけないペースでそんな領域でトレーニングをしていない私は毎周着実に脚を削られていきます。
正確には覚えていませんがラップ表をみると多分14周目、登りの最中でついに力尽き先頭集団から無念の脱落です。
しかし自分で言うのはなんですが
「あのペースで14周もよく頑張った、俺」
さて、先頭集団から脱落した後ですが、脱落したメンバー達が集結し間もなく第2集団が形成されました。
こちらは先頭集団には勿論劣りますが中々速いペースで走り続けます。
楽なペースとはとても言えないながらも頑張れば何とかついて行けるペース。
苦手の登り区間ですが何度も走っているうちに徐々に
「ここまでは平坦区間で加速しておいてその勢いで駆け上がれる・・・」
「ここは2速までギアを落としてハイケイデンスで粘ればついて行ける・・・」

といった攻略方法が見えてきて第2集団のペースなら何とかなりそうです。
ここで精神的にも少し落ち着いて余裕が出てきたので補給を行ったりしながら快調に走行を続けます。
そうしてレースは22周回目。ここで100km組は最終周回となりますので残った力を振り絞りスパートを掛けます。
集団は一気にペースアップしますが私は200km組ですのでまだ折り返し地点。ここで力を使い切る訳には行きませんので集団を見送りややペースダウン。
22周終了の100km走行時のタイムはちょうど2時間30分でした。
ちなみに、これは100kmのゴールドフィニッシャータイムです。
100kmで参加してたらゴールド取れてましたな(苦笑)

■レース後半戦
さて、レースはいよいよ後半戦に突入します。
しかし、22周目でスパートした集団を見送ったためここから単独走となってしまいます。脚の合う集団を探すもどうにも見付からず一気にペースダウン。
一人で走ると今まで楽々走れていたホームストレートや下り区間もキツいキツい・・・
そして登りは何故今まであんなハイペースで走れていたか分からなくなるレベルでペースダウン。
これまで安定して6分台で周回できていたのにここで一気に7分台に落ち込んでしまいます。
「これはマズい!!」
と気持ちばかり焦りますが一人で足掻いてもペースは上がらず、何とかペースアップしようとすると快調に走っていた時にはあまり気にならなかった疲労が一気に押し寄せてきます。
「どうする?脚をゆるめて集団を待つか?でもその集団に乗れる保証は無いし・・・」
と迷いながら周回をしていると、チーム戦ゼッケンの選手に追い抜かれます。
「これはチャンスか?」と必死で追いかけ後ろに付くとかなり良いペースで走り続けておられ、共闘できればペースアップが図れそうです。暫く後ろに付いて休ませてもらった後、前に出てローテーションする意思を伝え共闘開始。
これで何とか安定したペースで走れる・・・そう思いホッと一息。その後数周ローテをしながら走り続けているとホームストレートで
「お陰でいいペースで走れました!」
と声を掛けられ、その方は交代のためピットレーンに消えて行かれました。
ああ、貴重なパートナーがががが・・・(泣)
その後はまたしても苦しい苦しい単独走。30周回を終えいよいよ疲労も厳しくこのままでは周回ペースが8分台まで落ちてしまいそうなくらいに落ち込んだところで
サポートライダー率いるシルバー完走ペースのトレインが来た~!!!
もはや単独走で7分台での走行は限界ギリギリでしたので
「乗るしか無い!この銀色列車に!!!」
単独走で脚を使っていたのでトレインに乗った当初はかなりペース的に辛かったものの、やはり集団の走り易さは段違い。平坦や下りではしっかり脚を休められますので7分台前半くらいのペースで走るシルバートレインなら何とか付いていけそうです。
残り周回は10周ほど。あとは集団内で最後まで走りきれれば計算上シルバーはイケるはず。
目標としていたシルバーフィニッシャーが現実的なものとして見えてきた為、あんなに疲れ切っていたのに再び気力が戻ってきました。
それでも相変わらず登り区間はキツく、300W以上出さないと登りの序盤は集団に付いていけません。脚はかなり削られているのでこの段階でこの出力はやはりキツい。
登り区間は必死になってペダリングし集団にしがみつき、頭の中でカウントダウンをしながら、あとたった9周・・・あと8周・・・(中略)
残り5周回のところで最後のエネルギーブーストとして切り札のカフェイン入りエネルギージェルを投入。
ここまで来たらシルバーはほぼ確実。疲れきった身体に鞭打ち残り周回は5…4…3…2…1
そしてファイナルラップ44周目
「この一周さえ走りきれればやっと楽になれる!」
最後の力を振り絞って集団内で走りきって歓喜のゴール!!!
こうして厳しく辛い200kmは終わりを告げました。
最終結果:44周200km 5時間15分6秒(シルバーフィニッシャー5時間30分以内完走)

■レース総括:シルバーの先に黄金は見えるか?
富士チャレ2017記念撮影
こうして富士チャレは目標としていたシルバーフィニッシャーを達成して無事完走することが出来ました。
苦しんだレースだっただけに目標を達成できたことを素直に嬉しく思います。
振り返ってみると、ただひたすら登りが辛かったの一言です。
真面目な話、試走を終えた時や1周目の登りで脱落しかけた時は目の前が真っ暗になるほどの絶望感でした。
それでも何とか200kmを目標タイム内で走りきれたのはレース前に行った小浜往復ライドの中でヒルクライムスランプを抜けるキッカケを掴んでいたのが大きかったと思います。
やって良かった小浜ライド。誘ってくださったO.H.C.仲間のまきちゃんと亀さんには感謝しないといけませんね。
そして、今回5時間15分で完走出来たことで次の目標が見えてきました。
5時間以内完走のゴールドフィニッシャーです。
今回100kmまでは何とか100km部門ゴールドのタイム2時間30分で走れていますが、その後大きくペースを落とし最終的には15分届かない結果となっています。
5時間のなかの15分というと大した時間じゃないように思われるかもしれませんが、実際は限界に近いギリギリのところで走ってのタイムですからここから15分も縮めるとなると、かなりの走力アップが必要になるでしょう。
それにやはり登りを苦手としたままではこのコースでは明らかに不利です。ここ最近はエンデューロ向けに持久力を重視したトレーニングをメインにやっていましたがヒルクライムの実走トレーニングもサボらずに続けないと駄目でしょうね。
まだ来年どうするかは決めていませんが、何時かは200km部門でのゴールドフィニッシャー獲得したいものですね。

さて、次のレース予定ですが秋の鈴鹿8時間エンデューロを予定しています。
まだ2ヶ月ほどありますのでしっかりトレーニングを積んで良い結果を目指したいと思っています。

最後に、今回のレースの走行データは以下のとおりです

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大苦闘!トラブル続きの岡山ミッドナイトエンデューロ

先週末の7/29(土)は岡山国際サーキットで、岡山ミッドナイトエンデューロ8時間ソロ部門に出場しました。

何時もならレース参加前にはレースに向けたトレーニングのまとめとレースへの意気込みをブログにアップしているのですが、今回は何も書くことなく更新が途切れておりました。

実は先週の日曜日に友人邸に泊まり掛けで遊びに行った際に冷房の直下で眠ってしまい、それ以来、夏風邪をひいたのか下痢に悩まされ続け満足なトレーニングが出来ない状態に陥っていました。
レースに向けて調子を上げねばと無理にローラーを回してみるもお腹に来てしまって途中でトイレに駆け込む有様(苦笑)

ブログも一応下書きは出来ていたんですが「お腹調子悪いわ~」「こりゃレースアカンわ~」とレース前なのにひたすら駄目だった際の言い訳&泣き言三昧の内容になってしまい、こんなのアップするのは流石にみっともなさすぎるとボツにしました。
かと言って前向きに「レース入賞目指して頑張ります!」とか言える状態でも無かったので結局テンション上がらぬままブログ更新はお休みさせていただきました。もし期待していた人がいたら申し訳ないです。

■レースに向けた準備
さて、岡山ミッドナイトエンデューロですが参戦は2回目となります。
昨年も参加したのですが、4時間を超えるエンデューロレース初体験だったこともあり、途中で体力が尽き、まさかのレース中に寝落ちという大失態。
夜間レースなだけに生活サイクルとズレてしまうこともあり兎に角難しいレースだったという印象が強いです。
今回は体調的にも不安がありましたし、昨年のような失態を犯さない為にもレースに向けて前日に会社に有給をいただき、金曜日中にすべての準備を整えておき、金曜日の夜は就寝時間を遅らせてその分、土曜日の昼まで10時間ほどぐっすり休みました。
この判断は大正解だったと思います。ミッドナイトエンデューロの秘訣は可能な限りしっかり睡眠をとっておくことですね。

■レース当日
さてレース当日ですが、前日に10時間たっぷり睡眠を取ったのが良かったのかずっと不調続きだった体調も明らかに復調傾向。
完全に復活したと言えるかどうかは走ってみなければ分かりませんがレースに向けて光明が見えてきました。
これならレースもイケるに違いないと言い聞かせ、出発前にカーボローディングと称してパンを腹いっぱい詰め込んでいざ出発です!
しかし岡山に向かう最中の高速道路で雨が降り出します。雨雲レーダーで確認すると一時的な通り雨の様にみえたのでレース開始時には問題ないかな?と思っていたのですが、サーキットに近づくに連れて雨足はますます強まり、サーキット入り直前に洒落にならないレベルの激しいゲリラ豪雨に見舞われます。サーキット到着時にはそこら中に水溜りのできる完全なウェットコンディションとなってしまいレース向けて不安が募ります。


到着から暫くすると雨はあがったのですが、試走時間になるとまた降り出して何とも不安定な天気。
天気予報では晴れでカーボンホイールしか持ってきていませんでしたのでウェットコンディションでのブレーキの効きが不安なところ。
試走終了後も雨は降ったり止んだりを繰り返し、集合時間にまた雨が降りはじめ、どうやら濡れた路面でのレーススタートとなることは避けられない模様です。
ウェットコンディションでのレースは落車がつきものですから慎重に走らねばなりませんが、経験上ウェットだとペースは抑え気味になるので、体調に不安を抱えつつ8時間走る私にとっては有り難い展開になるかもしれません。
そんな風に期待と不安を抱えつついよいよレース開始時刻を迎えます。

■レーススタート!しかしいきなり大トラブル!!
濡れた路面の中、いよいよレースはスタートします。多くのレースでは最初の混乱を避けるため追い越し禁止のパレード走行を設けているのですが、ミッドナイトエンデューロはその時間が僅か10秒。つまりスタート直後から心拍を上げる余裕もないまま本格的にレース開始となるわけです。
そして「ウェット路面だから最初は皆様子見でスローペースの展開になるのでは?」
との私の予想に反して一部の選手がいきなり全開と思われる凄いペースで飛ばし始め、遅れじと上位を目指す選手はペースを合わせてかっ飛んでいきます。
「開始直後からこのペースかよ!これ付いていけるのか?」
長いエンデューロレースで先頭集団に残り続けることは、入賞を目指すなら必須条件。
同じパワーを出していても快速の先頭集団内にいるといないとでは周回ペースはまるで違ってくるからです。
最初のペースは明らかにオーバーペースではありましたが、
「こんなペースで集団が走り続けられるはずがない。必ず落ち着くはず。そこまで何としても喰らいつかねば!」
必死で先頭集団に乗りながら最速区間のバックストレートを50km/hペースで駆け抜け、その勢いのまま下りコーナーに差し掛かります。
しかしここでとんでもないアクシデント発生!
私のバイクがいきなり異音を立てながら急失速してしまったのです。50km/hで走っている最中なので投げ出されずに済んだのは奇跡としか言いようがありません。
パニック状態になりながらそれでも何とかコース外に退避して確認したところ、補給食を入れるためのフロントバッグが外れてフロントホイールに食い込んでしまっています。
何とか外そうとするもガッチリ食い込んで中々外れず焦っている間に続々と後続の選手たちに抜かれていきます。
何とかバッグを外すことに成功するも入れてあった補給食は全て落としてしまっていました。
つまりこれから8時間走るのに所持しているドリンク以外一切補給せずに走らなければならない訳です。
それに50km/hものスピードで飛ばしている最中にホイールにバッグを挟み込んだのでスポークが歪んでしまっている可能性が高く走り続けられるかさえ不明です。

再スタートしたところで、すでに先頭集団は遥か彼方で周回遅れは確定。補給食も全て失った。そもそも今回はスタート前から体調に不安があった。仕方ない。今回は自分のレースではなかった。それだけのことだ。
「・・・もうゴールしてもいいよね」(挿入歌「青空」)
コース脇で立ち止まっていたので係員の方が心配して様子を見に来て下さり、トレブルを伝えたところ、リタイアするか確認されたので
「いえ怪我とは一切ないのでとりあえず自走でピットまで走ります」
と答え、ホイールやブレーキにトラブルがないかを確認しつつ低速走行者向けの左端でゆっくりと走行を再開します。
幸いにして車体へのダメージはほぼ無かった模様で走ってみての違和感は皆無でした。とは言えこの段階ではピットに戻ったらレースを辞めるつもりでいました。
しかし、走っているうちに
「今回のレースに向けて厳しいトレーニングメニューを組んで頑張ってきた。それなのにこんなにも早く諦めたくない」
「とにかく補給食無しで持つところまでは全力で走ってみよう!」
こうしてアクシデントのショックから何とか立ち直りレースを再開させました。
いきなりのトラブルで絶望的展開から始まったこのレース一体どうなる!?

■今回の補給プラン(予定と現実)
ここで話を変えて今回の補給プランです。
メインとなるのは何時ものハイドレーションバッグです。

こういう奴ですね。これにマルトデキストリンをたっぷり120gぶち込み、さらにBCAA、食塩、クエン酸も加えて水を1.5Lほど入れます。
毎回書いてますが何でボトルじゃなくてハイドレーションシステムを使うのか?というと片手運転をしないで済むのが大きいです。これだとドリンク飲みながらでもちょっとしたスプリントも出来ますしね。恥ずかしながら片手運転苦手なんですよ。
さらに、これだけでは水分が足りなくなるのは必至ですのでボトルも一本持っていきます。こちらも中身は一緒です。(水量が半分なので内容物も半分ですが)
そして、これだけでは8時間走りきるには心許ないので
・ウィダーインゼリーのエネルギータイプ2つ
・チームスカイも使っているというSISのカフェイン+電解質入りエネルギージェル3本
商品リンク
これでノンストップで8時間走りきる予定でした。ピットインのロスを避けつつ、出来る限り重量を増やさないよう何とか最後まで走りきれるギリギリの量をと考えた結果がこれでした。
特にSISのエネルギージェルは今回初導入の秘密兵器(笑)
エネルギーだけでなくカフェインと電解質が含まれているのでレースの終盤に力尽きかけた時に大きな力になってくれる予定でした。
全部落としたけどな!
この中で、嵩張るのでフロントバッグに入り切らずバックポケットに入れてあったウィダーインゼリーの1つだけが無事でそれ以外は全部落としてしまったので、ハイドレーションシステムとボトル一本、ウィダーインゼリー1つだけで8時間走らねばならない事態となってしまいます。
勿論ピットインして自販機でスポーツドリンクでも買えば十分補給になりますがそのタイムロスは出来れば避けたいところ。
残った補給食だけで果たしてどこまで走りきれる!?

■序盤戦:孤独なロンリーバトル・・・と言うか大名行列?
さて、レースに話を戻します。
どうやらバイクのダメージはなさそうなので気合を入れ直してレース再開です。
何時もなら先頭集団で走っている時間ですが先頭集団は遥か彼方。足の合う人を探そうにもこの時間帯で先頭集団に乗れていない人とトレインを組むのは残念ながらペースが合わず無理があります。
「ここで全力で走ったところで単独走で先頭集団に追いつけるはずもないし現実的に考えて周回遅れにされるのを待って再乗車するのが結果として一番速いはず。それまでは足を温存すべきか・・・」
しかし、私が脱落するまでの先頭集団は正直付いていくだけでギリギリの超ハイペースでした。あのペースのまま走り続けているとは考えにくいですが、トラブルで気持ちが切れかけてしまった今の自分が再度先頭集団に乗って走れるかは自信がありません。
のんびりと周回遅れにされるのを待って、それで先頭集団に乗りこそなったらそれこそ入賞争いなど絶望的です。
そう、実はここに来てまだ入賞を諦めてなかったのです(笑)
という訳で、ここからの方針は
・周回遅れにされるまで手を抜かず頑張って走る
・ただし全力を出し切ってトレイン再乗車の余力が無くなっては不味いので出しきらない程度に頑張るw
という訳で、そこそこ気合を入れて2周目からも頑張って走ります。
こちらのラップクリップで周回ペースが確認出来ますが完全に単独走となる2周目以降も安定して5分台というかなり良いペースで走り続けています。

走りながら先頭集団から脱落した選手をどんどん飲み込んで気がつくと後ろに一大集団を形成していましたが、先頭集団に追い付かれるまでなら自分のペースで走り続けたほうが恐らく速いと判断し、交代要求はせずにそのまま走り続けます。集団を引き連れて先頭を走り続けるのはちょっと気持ちいいかも(笑)
そんな感じで一時間ほど走っていると待望の先頭集団が迫ってきました。
私のレースはここからが勝負!復活をかけて先頭トレインに再搭乗です。

■続・前半戦:ウェットコンディション下を先頭集団で走り抜け!
先頭集団は私を1時間で周回遅れにするだけあって今までのペースより明らかに速いのですが、序盤の超ハイペースではなく十分ついていけるペースでの走行になっていました。
正直単独で走っていた時より集団内の方が楽なくらいです。
「これならアクシデント無ければずっと先頭集団で走り続けられたかも」
と悔しく思いますが今更どうにもなりません。
時々先頭集団からアタックを掛けて抜けていく選手が出ますが、余力十分のチーム戦の選手なので無理に追いかけず見送ります。やや楽になったとは言え8時間走り続けなければならないので無理は出来ません。
そんな感じでややレース展開が落ち着いた頃、高速コーナーであるアトウッドカーブで落車発生!
あそこは50km/h以上でるバックストレートからそのまま突入する下りカーブで、ドライコンディションでも曲がり切れずにコースアウトする人が出る難しいコーナーなのですが、コーナーの立ち上がり直後が登りとなるため、重要な勝負ポイントでもあるのです。
ウェットコンディションですから安全のためには速度を十分に落として走りたいところですがそんなことをしていては立ち上がり速度で大差を付けられて集団からの脱落は必至。
どこまで減速を我慢するか難しい判断が求められます。
先頭集団に残り続けている選手ならそんな事は十分承知なのですが何時間も走り続けていると疲労から徐々に集中力が落ちていき、とっさの判断を誤ってしまうことがあります。
運悪く落車は私の少し前で発生。コーナー右端で発生したのでとっさに左に躱しますが避け切れなかった選手が巻き込まれて連鎖落車!落車の波が左に広がります。
ヤバい!ぶつかる!と思ったところでギリギリの回避。集団走行は落車の連鎖があるから怖いです。
この後、後半戦で同じ箇所でもう一度落車に巻き込まれかけましたし、何回か落車してコース外でレスキュー待ちの選手を見かけました。レース中も中途半端に降ったり止んだりが続き、セミウェットの中途半端なコンディションだったのでイケると判断して限界を超えてしまう選手が多かったのでしょうね。ウェットのレースは難しいです。

さて、落車というトラブルはあったもののその後レースの方は比較的安定したペースで進み4時間組が走り終える直前まで先頭集団に乗ったまま走りきることが出来ました。
最後の2周ほどは4時間組が残った力を振り絞ってラストスパートに入り集団は崩壊。8時間組の私は彼らには付いていけるはずもないので見送って前半戦は終了しました。

■後半戦:疲労とエネルギー切れとの戦い
さて、4時間組がゴールを迎えいよいよレースは後半戦に突入です。
4時間走り終わったところで集団は崩壊しているので再びペースの合う人と組みたいところですが、4時間先頭集団で走り続けたので疲労は着実に積み重なり、疲労が一気に押し寄せてきます。
集団内で走っているうちは集団に追い縋るために集中力を保てるのですが単独走となるとその気になるといくらでもペースを落とせてしまうので気力の維持とペース配分が一気に難しくなります。
補給食を落としたため、当初の予定よりも補給のペースを落としていたこともあり何時ものレースよりも疲労感が強く自分でも走行ペースが落ちてしまっていることが分かりますが中々力が入りません。
途中で何度か同じ8時間ソロの選手に追い抜かれてしまい
「序盤にいきなり周回遅れになってるしここでまた抜かれてしまってもう入賞は難しいんじゃないだろうか?」
と不安が頭をよぎりますが、決して突出した速さは無くても諦めずに走り続けて何とか入賞圏内に転がり込むのが何時もの私のスタイル。今回も最後まで粘り抜こう!と誓い我慢の走行を続けます。
そうして走っていると徐々に足の合う人で合流が始まりチーム戦、ソロ戦と入り混じった混成トレインが結成されます。
この時間帯ともなると中々選手間の足並みも揃わず、ペースを上げたいチーム戦の選手が飛び出したり力尽きたソロ戦の選手が脱落したりとトレインは離散集結を繰り返しながら、それでもそれなりのペースを保ちながら走り続けます。
これまでの長時間エンデューロでは終盤はなかなかトレインを組めず単独走となることが多かったのですが、今回は終盤でもトレイン走行できる時間が長かったのはエネルギー補給に不安を抱える私には有り難い展開でした。

それでもやはり本来の補給予定とはかけ離れた補給ペースだっただけに終盤はいよいよエネルギー不足を感じ始めます。
ただ一つ残された補給食のウィダーインゼリーはすでに消費し、ハイドレーションシステムの1.5Lの補給水は節約しながら飲んでいましたが5時間後に飲み尽くし、最後の拠り所のボトル一本の補給水をチビチビ飲みながら何とか凌ぎますが残り2時間くらいで集中力の維持が難しくなってきます。
路面が乾ききっていないのにコーナーの立ち上がりで車体が安定する前から全力で踏み込んでしまい後輪を完全に滑らせて
「ああ、俺のレースが終わった!」
と落車を覚悟したところでギリギリのところで奇跡的に立て直しに成功するというアクシデントがあったのも確かこの位の時間だったと思います。

この後、徐々に人数を減らし崩壊しかけたトレインにチームKARASUの方(名前は伏せたほうが良いのかな?)が合流。
チームKARASUの方々とは岡山や鈴鹿で何度も顔を合わせ近い順位を走ることも多いので、すっかり顔馴染みになっているのですが、大変有り難く、そして申し訳ないことに、合流後先頭に立たれるとその後交代を要求すること無くトレインを牽引して下さったのです。
すでに補給をほぼ使い尽くしハンガーノック寸前のヘトヘト状態だった私は付いていくだけで精一杯でマナー違反とは思いつつもツキイチ状態。そして気がつくと後ろに力尽きかけたソロ戦選手が連なり再度トレインが構築され、KARASUの方の漢引きトレインが岡山ミッドナイトエンデューロの最終盤の局面を駆け抜けます。
残り30分くらいでいよいよハンガーノックのタイムリミットの合図の頭痛が始まり最後まで保つか不安に思いながらも何とかトレインに縋り続けフラフラになりながらも何とか最後まで走りきってゴール!!
最後はもう順位云々よりも無事に最後まで走りきった安堵感でいっぱいでした。

■レース終了そして・・・
レースを走り終わった後はもうフラフラでしたのでピットに戻るとレース完走後の補給食として用意しておいたカステラを貪り食い、私認定の世界一美味い岡山サーキットペプシコーラ(一年ぶり2回目)を一気に飲み干します。
ピットに戻る途中でKARASUのメンバーの方々と顔を合わせましたので、挨拶とレースの終盤にとてもお世話になったお礼を伝えたところ
「良いトレーニングになりましたので気にしないで下さい」
と男気溢れる有り難いお言葉をいただきました。秋の鈴鹿にもまた参加されるということでしたので今度は同じトレインに乗ったら必ず引かせて頂きますと約束。
それから談笑しながらレースの結果を聞かれたので「序盤にアクシデントがあったのでどの位置にいるかさっぱり分からない」と話すと携帯の結果速報LAPCLIPサイトで確認してくださり、その結果

3位入賞であることが判明しました。
やりました!エンデューロレース初の表彰台をゲットです!

前半にいきなり出遅れ、後半には何度か8時間ソロの選手に抜かれる展開もあったので正直入賞できるかどうかも危ういと思っていただけにこれは嬉しい誤算でした。

詳細はLAPCLIPで確認出来ますが前半の4時間、周回遅れにされて再合流した後、ほぼ最後まで先頭集団で走り続けた結果毎周少しずつ順位を上げて4時間終了時になんと3位に浮上していたんですね。
そして後半の4時間はピットインをせずに走りきったこともあり3位を一度も譲ること無く最後まで走りきっています。
ちなみにトラブル無かったら更に上が目指せたのでは?と思われた方もおられるかもしれませんが、上の二人は正直言って次元が違いました。一位の方とは実に4周差。2位の方も3周差。ノントラブルであったとしてもとても追い付ける差ではありませんので更に上を目指すにはこれからもまだまだ精進あるのみですね。

■レース総括
岡山ミッドナイトエンデューロ170729
今回は本当に苦しいレースでした。スタート直後いきなりのトラブルで心折れかけつつも何とか気持ちを繋ぎ止めて走りきった前半戦。
エネルギー不足に苦しみながらもKARASUの方に引いてもらいながら何とか走りきった後半戦。
ウェット路面による落車トラブルに巻き込まれかけたり、スリップで落車寸前に陥った事もありました。
今回ばかりは本当に途中で何度ももう駄目だと思いかけました。
それでも最後まで諦めずに走りきった結果、エンデューロレースで初めての表彰台に立つことが出来ました。

エンデューロレースも4時間を超える長時間となると単純な速さだけではなく苦しくても最後まで諦めずに走りきる強い気持ちが求められます。
今回トラブルが有りながらも結果を出すことが出来たのはその一点において勝っていたからだったと思っています。

エンデューロレースに初めて参加してから約1年半。「いつかはエンデューロレースで表彰台」を目標に頑張ってきましたが今回ついにその目標を達成することが出来ました。今までのトレーニングが報われ本当に嬉しく思います。
とは言えここがゴールではありません。
近いうちに報告できるかと思いますが実は既に次の目標は設定済みですので、今回の結果に慢心すること無く、また心機一転トレーニングに励み、次の目標目指して邁進していきたいと思います。

でもまあ数日はのんびりするよ~

そんな今回のレース内容は以下のとおりです。


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鈴鹿アタック240参戦レポート:240km遙かなり・・・

先週末は、スズカ8時間エンデューロ春spに参加してきました。
私が参加したのは初挑戦となる「アタック240」
鈴鹿サーキットを40周、約240kmを8時間以内にソロで走破するエンデューロレースです。
「アタック240」はエンデューロレースでもレベルが高く、今回は富士ヒルに向けて減量中のためカーボローディングも行えず、トレーニング内容もヒルクライム向けメインで行ってきたと言うこともあって、正直あまり結果は期待できないだろうと思うと、レース前日から不安になってなかなか寝付けませんでした。
何だかんだ言ってもやはり参加するからには全力を尽くしたいですし、そうなると少しでも良い結果が欲しくなるんですよね。
不安になるのは求める結果があるってことなんでしょう。気持ちは富士ヒルに傾きつつも何とも欲深いものですね(苦笑)

さて、スズカエンデューロは秋大会(この時は8時間ソロでした)以来です。
鈴鹿サーキットですが、この様なレイアウトになっています。
スズカコース170528
鈴鹿高低差画像170528
コース画像と高低差表と併せて見てもらうと分かるのですが、大きな登り箇所は2つ。
ホームストレートを抜けてシケインまでの区間と西ストレート。
どちらも斜度が凄いというわけでは無いのですが、登りの苦手な私にとっては文字通りの鬼門。
同じサーキットでも岡山だと登り区間は短いので勢いとパワーで押し切れるのですが、鈴鹿の登りは長めなので本当にキツいんです。
特に苦手なのがシケイン前の登り。ここはホームストレートで脚を削られた後の登りなので本当にキツい。特に高速トレインに乗っている時はトレインから脱落しないために全力で回し続ける必要があるんです。
そして何とかシケインまでたどり着いても次はシケインの立ち上がりの鬼加速が待っています。ここで皆一気に加速するのですが苦手な登りを終えた直後の私にはこの加速に付いていくのが心底キツい。もう乳酸溜まりまくりですよ(泣)
西ストレートはレイアウト的には下りで全力加速を決めて勢いで登りきりたいところなのですが、長さが絶妙に嫌らしく勢いだけでは登りきれず力尽きてしまうんですな・・・
仕方なくケイデンスを上げて必死で周りのペースから遅れないよう回し続けるわけですがやっぱり登り終わった後の加速が辛い。みんな登った後にいきなり加速すんなよ、キツいだろ!(号泣)

話をレースに戻します。
今回余裕を持ってスタート30分前に並べば大丈夫だろうと思っていたのですが、30分前だと既に結構な人数が並んでいました。
流石に鈴鹿はやる気満々の人が集いますね。集合場所に並んだ時はやや後方になってしまったので先頭集団に乗れるか不安でしたが、スタート位置に移動したら道幅があるのでもう少し前の方に並べ、これなら何とかなりそうな感じです。
スタート30分前にエネルギーバーを食べて最後の固形食による補給を行い(レース中は固形食を受け付けなくなるのでドリンクとジェルのみにしています)、スタート直前にボトル一本約500mlを飲み干します(脱水症状対策で予め水分を摂りますがトイレ対策でギリギリのタイミングまで待ちます)
そしていよいよレーススタート!半周ほどはゆっくり走ってその後本スタートを切りますが開始直後から意外と皆飛ばします。ゆっくりスタートするエンデューロレースが多い中いきなりこのペースは、スタート直後に不安のある私にはキツい!と思いながらも何とか先頭集団のペースに着いて走り、しばらくすると心拍も落ち着き何とか集団内で苦手の序盤を走りきることに成功します。

かくして、最初の1時間は何とか先頭集団に残って必死に着いていったのですが1時間経過しても集団のペースは落ちず相変わらず快速走行を続けています。
何とか1時間乗り切った私ですが苦手の登りでどんどん足を削られていき
「このペースはヤバい。絶対に240km走りきれるペースじゃないのでそろそろ危ないか?」
と弱気になってしまいます。
そして苦手のシケインからの立ち上がりで前の方が少し集団から遅れます。
しかし、そこで某有名チームのジャージの方が猛然とブリッジを架けに行きます。
「ここで自力でブリッジ架けたら脚が終わり兼ねないし、この方ならブリッジ出来るだろうから利用させてもらおう」
と弱気な思考。後ろに着かせてもらって走りますが途中でペースダウン。しまった、この方も限界だった・・・
慌てて飛び出すも思った以上に差が開いてしまっておりブリッジ失敗。
ここで先頭集団から脱落です。
今回は1時間しか持たなかった・・・無念。

集団の力を失った私は暫く脚の合う方も見付からず苦しい単独走。
この日は強烈な風が吹いていたこともあってペースが上がらない割には脚はどんどん削られていきます。
途中4時間組にもあっさり追い越される有様で大苦戦。春の鈴鹿は思った以上に厳しい!!
それでも時々脚の合いそうな方を見付けてトレインを組んでみたりするのですがどうにも脚が合わず長続きしません。3時間経過時にほぼ半分の120kmを走り終えるのですが、この段階で既に疲労困憊。
今回減量中でカーボローディングをしっかりできなかった事もあって何時も以上に身体がキツいです。
用意したハイドレーションバッグからチビチビ補給を続けてはいるのですが、まだ半分しか走っていないのに疲労感と空腹感が押し寄せてきてちょっとヤバい感じです。
こんな時のために予備として持ち込んでいたエネルギージェルに早くも手を出して何とか残り半分走りきれることを祈りつつ苦しい走行は続きます。

後半戦に入ると苦手の2箇所の登りでますます苦しむようになり、シケイン前の登りは当初は3速で登れていたのに1速まで落として何とか登りきれる有様に・・・
登りの度に酷使する大臀筋はズキズキと痛み出し
「このままだと筋肉引きちぎれるんじゃ無いの!?(苦笑)」
エンデューロレースでは毎度のことながら腰も痛むし腕はダルい。
「早くレース終わってくれ~!!」と思いながらもまだまだレースは続きます。

そして更に良くないことに後半に入ると風が一層強くなり危険なレベルの突風が吹くようになります。
特に危ないのが下りでかなり速度の乗るダンロップカーブから先の区間。
高速カーブで強烈な横風が吹くのでディープホイールはコーナリング中にハンドルをとられます!
私のホイールは38mmのセミディープなのですがこれでも一度コーナリング中の突風で滑ってあわや落車の危機でした(ギリギリで踏みとどまりましたが)
50mm以上のディープホイールで走っている方も結構見掛けましたのでそういった方は本当に怖かったんじゃないかと思いますし実際そこで落車されている方も見掛けました。一番風の強い時間帯は係員の方がフラグを振りながら
「突風が危険なので速度を抑えるように」
と指示を出すほどでした。
この風は勿論危険もありますが、シケインを抜けた辺りでもろに向かい風になるのでトレインを組めないとまったく速度が出せず本当に苦しいです。
4時間組は既に走り終えコース上の人数も減っているので中々脚の合う方が見付からず後半戦は安定してトレインを組めずにひたすら我慢の走り。
残り1時間くらい?で持ち込んだ補給を全て使い切ってしまい、最後まで走りきるのに黄信号です。

しかし残り5周ちょっとくらいのタイミングでMATRIXの方が牽くトレインに合流。
正直ペースはやや緩くて物足りないのですが、それでも単独で走るよりは確実に速いでしょう。
ペースとしては
脚の合う方とのトレイン>>最後に乗ったMATRIXトレイン>単独走
と言ったところなのですが、もう脚の合う方を探して限界ギリギリの走りをする気力は残っておらず安定してペースの稼げるMATRIXトレインで走ることを決意します。
「正直十分について行けるペースなのでこのまま最後まで走れば確実に完走イケるな」
と思いながらしばらく走っていたのですが残り2周のところで
「このままだと余力を残したまま終わってしまう。本当にそれで良いのか!?」
俺はまだ限界じゃない。このままでは終われない!
と残り2周でMATRIXトレインを追い越し最後のアタック。
しかし単独走だとやはりキツい。ペースの速いチーム戦トレインに乗ったりしつつ1周を終えサイコンのメーターは232kmを示しています。
「よし、240kmまであと一周!残った力を振り絞って走りきるぞ!」
これで最後とばかりに気力を振り絞って最後の全力走。最近、僅差で順位を落としたレースが続いているだけに最後の周回で悔いを残さないよう必死の走りを続け同じ「アタック240」の選手を見掛けたら一つでも順位が上る可能性を信じ、周回が違うかもしれないと思いつつ全力で追い抜きにかかり4~5人くらいは抜いたと思います。
そしてゴール直前でも全力ダンシングで2人ほど追い抜いて遂にゴール!

念のためにゴール地点に設けられた周回数の確認所に向かいます。
この段階で手元のサイコンでは238kmほど。2kmほど足りてませんが多分間違いないかと・・・
しかし確認所の係員は怪訝な表情。あれ?もしかして周回数足りてない?と不安になりますが
係員「山崎さん、41周されてますよ。お疲れ様でした」
なんじゃそりゃ~最後の1周の全力走まったく無意味じゃんか~!!
後で確認したら「アタック240はコースを40周回(232.28km)」とちゃんと書いてありました。
総距離くらい確認しとけよ、俺の馬鹿馬鹿アンポンタン!!!!

まあ最後の一周はあれでしたが無事アタック240を完走。
完走タイムは6時間29分22秒で順位は11位でした。
ギリギリで6時間半以内に滑り込んだ感じですね。
アタック240完走証170528
こうして今回の鈴鹿エンデューロ「アタック240」は完走で無事終了しました。
トップテン入りを逃したのが残念ですがレベルの高い春鈴鹿のアタック240でこの順位ですから、今の実力からすれば悪くない結果が出せたのでは無いかと思います。
ただ、レースにおいてタラレバは禁物ですが、この大会に備えて万全の調整をしていれば・・・という思いがあるのも正直なところです。
しかし富士ヒルを優先すると判断したのは自分自身。今回の結果に悔いがあるのであればその思いも2週間後にぶつけるべきでしょう。
順位も思ったより良かったですし、良いトレーニングにもなったと前向きに捉え、クタクタになった身体を少し休めたら、気持ちを切り替えいよいよ2週間後に迫った富士ヒルに向けてまたトレーニングを再開させようと思います。

そんな今回の鈴鹿エンデューロ「アタック240」の走行データは以下のとおりです。


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