久々のガチヒルクライムTT:大野山の最強平均くんに挑め!

それは前々回の夜間練習走行会「天狗一武道会」終了後のことでした。
共に参加していた、ちゃりぶろのきゃべつ(K)さんから
「今度、一緒に大野山までヒルクライムに行きませんか?」
とのお誘いをいただきました。
(ちなみに「おおやさん」と読みます。我々ずっと「おおのさん」と間違えて読んでいました…w)
何でもヒルクライマー心を擽るとても登り応えのあるコースであり、登り終えた後の天文台からの眺めは絶景の一言。
そして「関西ヒルクライムTT 大野山」に登録しているのは33名と決して多くないものの、その多くが実力派であり恐らく関西でも最強クラスの平均くん強度を誇るコースだというのです!
最近はある程度ヒルクライムにも慣れてきて初見コースでも打倒平均くんは、ほぼ確実にこなせるようになってきた私ではありますが、きゃべつ(K)さん曰く
「ここばかりは、やまちゃんも苦戦すると思いますよ」
とのことで久々に挑み応えのありそうなコースに期待と不安が高まります。

そして12/5(土)、朝8時にいつもの「ローソン茨木上郡2丁目店」できゃべつ(K)さんと待ち合わせて、いざ大野山へ向かいます。
この日現れた、きゃべつ(K)さんはいつものTREK emondaで…あれ?emondaが黒い?確か白のemondaSLに乗っていたはずなのに!?
なんと、きゃべつ(K)さんはemondaSLにアルテグラを新たに組み込んで、余った105を新規に購入したアルミのemondaALRフレームに移植。
emondaSLは決戦用フレームとして、emondaALRを普段の練習用&秘密用途(多分ブログで詳細は書かれると思います)に使用するとのことです。
この人ガチだ!!
しかし、とことんemondaにこだわられますな。よっぽど気に入っている良いフレームなのでしょう。

さて、きゃべつ(K)さんは新しいフレームに慣れるためにもちょっと坂の多いコースで向かいたいとの事でしたので、府道110号線南コース経由で軽くヒルクライムしながら(ガチTTはまだしませんよ!)大野山を目指します。
一山超える毎にコンビニで補給&休憩を挟みながら次々と山道を越えて、三件のコンビニ休憩をおこなった後、11時頃にいよいよ、大野山コースのスタート地点に到着します。

山道続きでちょっと疲れましたのでここで雑談をしながらちょっと休憩しつつ、打倒平均くんに向けて士気を高めます。
ここできゃべつ(K)さんが考案した、コース攻略ペース配分を聞きますが多分初見コースでは下手にペース配分を考えるとかえって失敗するので、あまり気にせず(ごめん)飛ばし気味で走ってみようと決めていました。

休憩後、いよいよTTスタートです。
まずはきゃべつ(K)さんが先行し、信号待ち一回を挟んで私が追いかける展開とします。信号待ち時間が意外と長く1分強。完全に姿の消えたきゃべつ(K)さんを追いかけてスタートします。
このコースの特徴としてまず前半は平均斜度5%の緩斜面が続きます。つまり前半は速度を乗せてタイムを稼いでおくのが攻略のコツでしょう。
しかしこの日はかなりの強風!緩斜面なのでもろに風の影響を受けてしまい思うように速度が上げられません。それでも頑張って走っていると、緩斜面区間の中盤あたりできゃべつ(K)さんを発見し間もなく追いつきます。
追い付くの早すぎる!強風で心折れてるじゃん!!
どうやら緻密にペース配分を考えていた、きゃべつ(K)さんは平均くんペースは難しいと判断されたようですが、私はペース配分を聞き流して覚えていないので(←おい!)まだまだ諦めずに走り続けます。
緩斜面区間を強風と闘いながらも何とか走り切ったところで後半のガチ山道区間に突入です。

後半開始の分岐点を右折するとそこからはそれまでの緩斜面からガラッとコースレイアウトが変わって斜度が一気に跳ね上がります。
後半の平均斜度はなんと11%!
つづら折れが延々と続き斜度の緩む区間が殆ど無い、ひたすら我慢の登りを続けるコースとなります。
前半で結構脚を使ってしまっていた私には厳しいコースと言わざるを得ません。
後半開始後、迷わず即インナーロウにギアを落としクルクル回しながら登り続けることにします。
高い斜度に苦しみヒーヒー言いながら登り続けていると「天文台まであと2km」の標識が見えてきます。
「あと2kmか…残り2kmなら何とかなるだろうから頑張って登ろう!」
と元気を貰ってペースを落とさないよう気をつけながら厳しい山道を登り続けます。

…緩まない斜度、同じようなレイアウトがひたすら続くつづら折れ…十三峠以上に厳しいんじゃないの?と思いながら必死で登り続けて「かなり頑張って走ったから残りあと1kmくらいかな?」と思った頃、次の標識が見えてきます。
「天文台まであと1.5km」
あれからまだ500mしか走ってねぇ!!!
斜度が高いから走行距離感覚がおかしくなっているようです。あれだけ頑張ってまだのこり1.5kmかと思うと本当に心が折れそうになります。
これ最後まで脚が保つのかよ…と思いつつも脚を緩めれば打倒平均くんは絶望的だと思い必死でクルクル回し続けます。
「天文台まであと1.0km」の標識を見た時には経過時間がほぼ25分。
たしかこのコースの平均くんは30分ちょっと。1kmを5分で走れば間に合う計算ですがもう本当に苦しい…間に合うかどうかギリギリか!?
とにかく最後まで諦めない!
しかしその後、頑張って走り続けるもゴールまで残り500mの段階で残り時間は27分台後半…このままだと30分は切れそうにない…平均くんの背中が遠ざかる…
しかし余力もないので速度アップどころか今のペースの維持だけでもう精一杯です。
平均くんは30分ギリギリじゃなくて少し余裕があったはず。まだだ!最後まで諦めない!
残った力を振り絞って残りの500mを走り続けますが最後の最後で斜度が上がります。分岐路が見えているのでこの坂を登りきればゴールのはず…しかしもうダンシングで駆け上る余力すら無い…
身体を思い切り前傾させてペダルに乗っかるように全体重をかけて踏み込み続け最後の坂を必死で走り抜けて…
すべてを出し尽くしたところでゴール!!!
最終タイムは手元のサイコンのラップタイムで約30分20秒弱くらい。最終タイムはStravaで確認するとして平均くんギリギリ突破といったところか!?
やった?やったのか!?この難コースの平均くんの撃破はなったのか!!
俺は(ギリギリだったけど)やったぞ!!
大野山ヒルクライム:30分15秒(初挑戦。平均くん30分27秒 2015/12/07現在)
今回のタイムですが、Stravaだと11/133位という記録なんですよね…これって我ながら結構良い結果だと思うんですが、それで平均くんを何とか撃破ですから、ここの平均くんは噂通り手強かったですね。本当に勝てて嬉しいです。

さてヒルクライム後は天文台まで登ってご褒美の絶景堪能タイムです。
大野山20151205_01
大野山20151205_02
大野山20151205_03
カメラがイマイチなんで上手く伝わらないかもしれないですが、ここの天文台からは辺り360度が見渡せて本当に最高の景色です!
この景色を見るためだけでも苦労してヒルクライムする価値ありですよ!
皆さんぜひ(私のタイムを超えないように注意しながら)このコースのヒルクライムに挑戦してみてください。
無理にタイムトライアルしなくてもゆっくり登って天文台から景色を見るだけでも十二分に楽しめると思いますよ!
(なお路面が凍結する時期になったら危険ですのでやめておきましょう。あと暫くは大丈夫ではないかと思いますが)
大野山きゃべつKさんと

大野山ヒルクライムと絶景を堪能した後はゆっくりダウンヒルをしてスタート地点のコンビニで休憩をします。
きゃべつ(K)さんが言うには、「西峠コースがすぐ近くなのでついでにもう一コース走っていきましょう」とのこと。
え~疲れてるしやだなぁ~(笑)と思いつつもコンビニで影響補給して休息したら結構回復してきたので次なるコース西峠にも挑戦することにします。
「さて、西峠ってのは割と近くらしいけどどの辺りなのかな?」
と思いつつコンビニから出発したきゃべつ(K)さんの後を追いかけるのですが何故かかなりのハイペースで飛ばしていきます。
「そんなペースで走られたら付いて行くだけで必死でスタートに着く頃にはヘトヘトになっちゃうよ…」
と思いながら追いかけるのですが、斜度の上がった辺りできゃべつ(K)さんはダンシング開始!さらに勢い良く走り抜けていきます。これは全力でで走らないととても追いつけないペースです。
…もしかしてもうTT区間始まってるの?
いかん、ちゃんと確認してなかったけど、もしかするとあのコンビニがスタート地点だったのでは!?
事前にコンビニで「関西ヒルクライムTTサイト」見ながらコースについて話してたから当然きゃべつ(K)さんは私が分かっていると思ってるんだろうな。
まさかタイムと距離位しかろくに確認してなかったとは思ってないだろうし…(汗)

急いで気持ちを切り替えて私もTTモードで追走開始!
中盤以降は頑張って走りましたが序盤の出遅れが響き、得意の緩斜面にも関わらずタイムは今ひとつ。まあ平均くんは突破できたので良しとしましょうか(苦笑)
西峠ヒルクライム:17分56秒(初挑戦:平均くん18分13秒 2015/12/07現在)

2コースのヒルクライムTTを終えたところでお互い疲れましたので帰路につくことします。
帰り道は山道を避けてローテーションで回しながら途中の道の駅で昼食をとったりしながら気持よく快走しますが、あと少しでゴールというところで痛恨のパンク!幸い修理道具一式は持っていましたが思ったより手間取って時間がかかってしまいました。
きゃべつ(K)さん、あの時はご迷惑をお掛けしまして申し訳ありませんでした。

最後の最後でパンクというトラブルこそありましたが、大野山のヒルクライムTTは久々の平均くんとのギリギリのバトルを楽しみ、その後山頂での絶景を堪能したりととても楽しいヒルクライムとなりました。
大野山には、また暖かくなった頃にぜひ行ってみたいですね。
きゃべつ(K)さんお誘いいただきありがとうございました。お陰で楽しい一日となりました。

そんな大野山+西峠走行データは以下の通りです。


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コメント

おつかれさまでした
それは大変でしたね(^O^)で済ませたいのはやまやまですが、全部のコース登る為には大野山にも行かんとアカンのですw
しかしやまちゃんのヒルクライムは安定感がありますな
走ってみないとわからん私とは大違いですw

大野山の記録を見てみたんですが、きれはたしかに強そうな平均くんですね。つーか、他のメンツのタイムからするち、やまちゃんのタイム速い!
次はいよいよ最強の中の最強とウワサされる岩谷峠の平均くんがターゲットですね/\(^o^)/

Re: タイトルなし

ザク豆腐さん、今の私でも何とか突破できる平均くんですのでザクさんなら確実に突破可能だと思いますよ。
とは言え距離と斜度があってなかなか過酷なコースではありますので全コース制覇に向けて挑戦する際は気合入れて挑んでくださいね!
私のヒルクライムは初見コースは「とにかくガムシャラに頑張る」ですので安定どころかタイトロープを渡るような危うさがありますよw今回もギリギリでしたので、ちょっとでも気を抜いていたら駄目だったと思います。
コツは「最後まで諦めず頑張る」と言うことで。

Re: タイトルなし

トプローさん、登録されている方の全てがガチTTをされたわけでは無さそうですがそれにしても錚々たる面々が並びますのでこのメンツのなかで平均くんを何とか撃破出来た事を嬉しく思います。最後まで諦めなくてよかった!
岩谷峠の平均くんですか!?調べてみましたが淡河側は最大斜度20.0%とか!!メチャ厳しそうなコースですね。挑戦した面々から見てここもかなり手強い平均くんと思われますので何れ挑戦してみたいと思います。果たして勝てるかなぁ?

こんばんは!!大野山お疲れ様でした!なかなかハードなコースのようですね。時期が悪そうなので多分春になったら平均くんしごきにいきます(笑)
あ、ちなみにコメントにある最強の平均くん「岩谷峠」は箕谷側ですね。淡河側も弱くはないですけど…箕谷側はコースの難易度はそうでもないんですが、平均くんが異常に強いですよ…平均くんで推定PWR4倍以上出てますからね…
機会があれば是非挑戦してください!ここで平均くんに勝てたらまずどこの平均くんにも負けないと思いますよ!

Re: タイトルなし

意外にも大野山はれすとまんさんの記録が無いんですよね。
このコースは挑戦者が少ないので、れすとまんさんが走られると一気に平均くんが跳ね上がってしまう!
春になったら平均くんに抜かれるかもしれないのでそれまでに私の方ももう一段階速くなれるようトレーニングに励みますねw
「岩谷峠」で手強いのは箕谷側でしたか。言われてみるとPWR4.2倍を出しているsunzoku1号。さんが平均くんに敗れている恐ろしいコースなんですね。(2012年の記録なので今挑まれたら確実に突破されるでしょうけれど)
確実に突破するにはPWR4.5倍くらいは必要なのでしょうか…今挑んだら確実に返り討ちにあいそうです。
もう少し実力をつけて春になったら是非とも挑戦してみたいと思います。

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