富士ヒルレースレポート:富士山麓に夢見た白銀の世界は遠く…

いよいよやって来ました富士ヒル本番。
ロードバイクを始めてから約1年半。これまでのヒルクライムの集大成としようとシルバーリング獲得の1時間15分以内での完走を目指してトレーニングを積んできました。
果たしてその結果は如何に…

■今回のレース方針
今回、合同練習をした、まきちゃん達とウェーブが別れてしまったこともあり、タクさんにお願いして人気ブログ
「格好いィお父さんに俺はなる!」 のみつさん率いる「VIVA★ZAPPEI」チームのトレインに参加させていただくことになりました。
みつさん、快く承諾いただき本当にありがとうございました。
みつさんなら恐らくシルバー獲得はいけるでしょうし、大所帯のZAPPEIさん達と走れば自分の実力以上の走りができてしまうのではなかろうかと考えての戦略です。
果たしてこの作戦の成否は!?

■いよいよレーススタート
スタートの合図がなりいよいよ私達第3ウェーブの選手たちが出走です。
実際の計測開始地点までは少し距離があるのでそこまではゆっくりペースで進みます。
予定通り、ZAPPEIさん達のトレインに参加させてもらうべく目立つZAPPEIジャージを目印に後ろについて無事合流に成功。
そしていよいよ計測開始ポイントを通過してレース本番がスタートです!
計測開始地点を過ぎると一気にペースアップ!このウェーブではシルバー狙いは勿論、それ以上のゴールドや入賞を目指す超ガチな方々おられますのでそういった方はもの凄い勢いで一気にコースを駆け上がっていきます。

ZAPPEIさん達のトレインはそんな無茶なペースに振り回されること無く制御されたペースで冷静に走り続けます。
しかし、制御されたペースと言ってもそのパワーはAvg.260Wくらいです。ZAPPEIトレインは結局このペースを維持しつつ走り続けたので問題なかったのでしょうが残念ながら私にはキツいペースでした。
事前の合同ローテーション練習で私達が想定していたペースはこの区間を240Wで無理せず通過…だったのですが260Wだと思った以上にキツい…

そしてこの日「事前に疲れたくない」とろくにアップをしていなかったことが祟り、スタートから明らかにパワーの掛かりが悪くトレインに付いて行くだけで一杯一杯。こんな時は無理をせず調子が上がるのを待つべきなのですが、何としてもトレインから脱落したくないと無理をしてしまい序盤から心拍が一気に上がって一合目に到達する前に私の危険領域の165bpmを早くも突破。
明らかにオーバーペースです。
それでも斜度の高い序盤の難所の一合目までは何とか付いて行ったのですがそこで心拍が終わってしまい只でさえ掛からないパワーが一気にガクンと落ちてしまいます。
こうなってしまっては最早トレインに付いて行くことなど出来るはずもなく、折角難所の一合目までを乗り切り得意なはずの緩斜面区間まで漕ぎ着けたにもかかわらず、2合目到達前に無念のトレイン脱落…
限界を越えた心拍に胸が激しく痛み呼吸は苦しくパワーは200Wあたりまで一気に落ちる大ブレーキ。
スタートから30分後くらいがこのレースで一番辛い時間帯で苦しみながら必死でペダルを漕ぎ続けるもパワーは全くかからず周りからも次々と追い抜かれていきました。

それでもレースを諦めるわけにはいかないと苦しみながらも走り続けていると40分経過くらいから第4ウェーブ出走の速い選手たちが追い付き始めます。
「こんなにも早く追い付かれるとは私のペースはかなり悪いんだろうな…」
と思いながら走っているとこの辺りからやや心拍が落ち着き始め165bpmをやや下回る程度まで落ちていきます。
「これなら何とか走り続けられる!」
息を吹き返した私は何とかペースを合わせて走られそうな人を探しながら暫く走り続けていましたがやがてお揃いのチームジャージで走っておられるトレインに抜かれましたので、それを追いかけて走ってみます。
暫く走ってみましたがかなりキツいながらも何とかついて行けそうな感じ。
一度完全に心拍の終わってしまった身体は完全に復活することは難しく、自分ひとりでペースを作って挽回することはほぼ不可能。
一縷の望みを託してそのトレインについて走ることを決意します。
富士ヒルの中盤以降は基本的には緩斜面ですが勿論斜度は一定ではなく上がったり下がったり細かく変わります。
斜度の緩い区間ではそのトレインに合わせて走れるペースながら斜度が上がる区間になるとかなり苦しく離されないよう付いて行くだけで本当に必死で時々少し引き離されて斜度の緩む区間で何とか追い付くといった展開を何度か繰り返しながら辛うじてそのペースに合わせて走り続けます。
そんな感じで中盤以降を走り続けやがて終盤の難所である山岳スプリット区間に差し掛かります。
ここは斜度があがる苦手な区間ですが何としても喰らいついていこうと苦手ながらも必死に漕ぎ続けていると、皆苦しいのかここで一緒に走ってきたトレインが崩壊。
仕方ないので自分でペースを作りながら何とか振り絞って山岳を越えていきます。
「この区間を越えればあとは斜度の緩いほぼ平坦な区間が来るはず!そこまで何とか頑張ろう!」
そう自分自身に言い聞かせながら苦しいながらもあと少しあと少しと思いつつも走り続けます。
しかし山岳スプリット区間終わりの看板を越えても中々平坦になりません。
おかしい、平坦はまだか!?と気持ちが切れそうになるのを何とか繋ぎとめながら走り続けていると長い上りの先にやっと平坦区間が見えてきます。あそこまで走りきれれば!と残った力を振り絞って何とか平坦区間にたどり着きます。
「やっと平坦区間に入ったけどここから飛ばせる余力があるだろうか?」
と思っていると後ろから第4ウェーブの選手が高速で走り抜けていきます。
「これに乗るしか無い!」
すぐさまその後ろにつけてトレイン走行開始!流石に平坦区間だけあってドラフティング効果は抜群で疲れ果てていた私ですが何とかその流れに乗って走り続けることが出来ます。
そのまま速度は加速していき40km/hに到達。
噂に聞く富士ヒル終盤の平坦区間はうわさ通りのかなりの高速区間でした。
そのまま暫く走っていると先頭の方は流石に疲れたようでやや速度が落ち始め
「これはローテーション交代しないと駄目だろうか?」
と思いかけたところで後ろからそれ以上の速度で駆け抜けるトレインが!
これは!と結局ローテーションせずにちゃっかりそちらのトレインに乗り換えて走りますが、ここでふとサイコンを確認すると、タイムは無情にも「1時間15分」を示しています。
富士ヒルコースはこの高速区間を走り終えた後にまだ0.6kmほどの最後の高斜度区間を残していたはず…
…終わった…
残念ながらこの時点で私のシルバーリングを目指した挑戦は終了となりました。
残りの高速区間はそのままトレインに乗り続けかなりのハイペースで駆け抜けたものの、最後の0.6kmの高斜度区間に差し掛かったところでシルバーの可能性が無くなったこともあって気持ちが切れてしまい大きくペースダウンしてしまいます。
本当ならこの区間はラストスパートですからダンシングを駆使し死力を尽くして駆け上らなければならない筈なのですが、疲れきっているところで気持ちが切れてしまっては良いペースで走り続けられるはずもなく、何とか頑張ろうとするもパワーが掛からず最後はグダグダな走りとなってしまいヘロヘロになってゴール…タイムは手元の時計で1時間17分30秒程でした。

富士ヒルクライム:1時間17分38秒(目標のシルバーリング獲得タイムから2分38秒遅れ)

こうして私の富士ヒルは終わりました。
シルバーリングを目指すと公言しながら目標から大きく遅れるタイムに終わり正直残念で悔しくてなりません。
走り終わった直後は、
「序盤無理して走ってペースを崩したのが悪かった。もう少し抑えて走れていれば」
「アップ不足で序盤パワーが掛からなかったのがいけなかった。ちゃんとアップして最初から力を発揮できていれば」
などとタラレバの思考に終始していましたが、帰ってから走りを分析してみると心拍が落ち着いた中盤40分以降の走りが概ねAvg.220W程度。かなり頑張ってトレインにしがみついてこれですから全然駄目です。

トータルタイムで2分半以上遅れたのですから『自分のペースで走れなかった』だけの理由ではとても埋められない大きすぎる遅れで結局のところ

とにかく実力が全然足りなかった

この一言に尽きます。今の実力のままでは何度挑んでも跳ね返されるだけでしょう。
Stravaで分析してみますと今回の私の走りはレース全体を通してAvg.230Wほど。これは問題にならないくらい駄目な値で、恐らく私の体重だとAvg.250Wで走ることが出来なければシルバーには到達出来ないものと思われます。
つまりあと20W底上げしないと目標には到達できないわけです。
1時間15分をあと20W上げて走り抜く…何と遠い値でしょうか。

しかし何時までもクヨクヨしている訳にはいきません。今週からまたやり直しで一から1年間鍛え直し、少しずつ着実に力をつけていき、来年こそはシルバーを獲得できるよう頑張っていこうと思います。

今はただただ悔しいばかりですが何が悔しいと言って「目標に対する自分の実力の無さ」が悔しいです。
この悔しさを晴らす手段はトレーニングを積んで目標に到達できる力を身に付ける事しかありません。
まだまだ目標とするレベルには大きな実力の差があることが判明しましたので長い道のりになるかと思いますが、それを知ることが出来たことが今回の最大の収穫だと思い、これから先コツコツ頑張っていこうかと思います。

今回富士ヒルレポートはレース本編のみとさせていただきます。
富士ヒルへの移動とか宿泊とか帰路とか色々ありましたが今はレース以外のことを書く精神的余裕がありませんのでレース本編のみで失礼します。
もし色々期待されている方がおられましたら申し訳ありません。余裕ができたら書くかもしれませんが…


今回の富士ヒルの走行データは以下の通りです。


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コメント

No title

お疲れ様でした。
シルバーに届かなかったのは残念ですが、1時間17分台というのは立派な記録だと思います。
私は昨年倍くらいかかりましたから。
まあ目標は制限時間内完走でしたし、上っている最中に給水所でノンビリ休憩したり展望台で記念写真撮ったりしてましたけど。(笑)

でもやまちゃんのstravaデータを見ると、序盤のオーバーペースが無ければ案外あっさりクリアできたのと違う?という気もします。
初見のコースというのも不利だったと思いますし、きっと来年は行けますよ。
これからもがんばって!

お疲れさまでした!
やまちゃんさんをもってしてもシルバーリングに届かないとは、やはり厳しいコースなんですね…

チームメイトや皆さんのブログを拝見していて、ちょっと興味が沸いてきたので私も来年に向けてトレーニングしてみます!

まぁ、シルバーどころかブロンズも怪しいですけどね…

おつかれさまでした
何かしら想定外の展開になってしまったのだろうと思っていましたが、そういう事だったのですね
単走75分切り集団で更に上を目指せるよう互いに精進しましょう!

お疲れさまでした!
今年は残念でしたがまた来年ですね。
次回は申告タイムも、あらかじめみんなと打ち合わせしておくのがいいかも知れませんなぁ。

やまちゃんお疲れ様でした。私も同じ事を考えてました。私の場合75分に挑むには早過ぎました。分析したところスタート直後から30分くらい心拍175で走ってました。
260wペースのところですよね。
12キロ地点で脚が終わりました。
あれを75分続けるのは無理でしたし、一年後も本気の本気じゃないと厳しいと感じました。ホント悔しかったですが、私の場合
グルメばかりしてたんでこれからは
固定ローラーとパワーメーターも導入して
やろうかと思ってます。
しかし75分ペースがあんな感じというのが解ったは収穫ですよね。
エンデューロに向けて頑張ってください。
私久しぶりにポタリングでもしようかな。

No title

富士ヒルクライムお疲れ様でした!
やまちゃんさんならシルバーいけるだろうと思っていただけに、やはり壁は高かったのですね。たらればですが、第4ウェーブなら脚の合うトレインもあったかも知れません。。。
この無念さを糧にして来年はシルバーとりましょう!!
僕なんかはレース前日、当日もある程度回しておいた方がよい結果が出るので、試してみてください!

まずは富士ヒルお疲れ様でした。
悔しさが伝わりますけど、温存して失敗より突っ込んで玉砕の方がヤマチャンらしいし、次につながると思います。レースですから結果が大事で、ナイスファイトと言われるのは悔しさに追い打ちでしょうから言いません。でも闘い続けるヤマチャンさんは尊敬するし目標ですよ!

富士ヒルお疲れさまでした。結果は納得のいかないものだったかもしれませんが、結果を出すべく努力されたことは消えることはありません。少し休養されてまた一緒に走っていただけたら嬉しいです。

Re: No title

まささん、有難うございます。オーバーペースで調子を崩したとはいえ2分以上も目標から遅れたので言い訳のしようもありません。
まだまだ実力不足であることを思い知らされました。来年こそは目標達成となるようまた頑張っていきたいと思います。

Re: タイトルなし

ゆうすけさん、シルバーの壁は思った以上に厚いものでした。
ですが、富士ヒルのリングはヒルクライムの分かりやすい目標となり練習のモチベーションにも繋がると思いますのでゆうすけさんも来年は是非一緒に参加してデカイ目標目指して頑張りましょう!

Re: タイトルなし

ザクさん、序盤で飛ばし過ぎてはいけないと分かっていながらやってしまいました。
ただ走行データを分析してもそれがなくても今の実力では目標タイム達成はならなかったと思います。
仰るとおり単走でも75分を達成できる実力を来年までに身に付け、その上で足の合う仲間と励まし合いながら登れるといいですね。

Re: タイトルなし

トプローさん、残念ながら力及ばずこの結果でした。悔しいですがこれが今の実力です。
またトレーニングを積んで少しずつ実力を上げていきたいと思っています。FRAT練もまた顔を出したいと思っていますのでその時はよろしくお願いします。
来年は今回の残念組でタイムを合わせて申請しようと誓い合ったのでお互い更に実力をつけたうえで協力して目標達成と行きたいところです。

Re: タイトルなし

タクさん、お疲れ様でした。お互い今回は残念でした。
やはり一合目までの260Wペースは今の我々には少々オーバーペースで私もあそこで心拍が終わってしまいました。
今回は実力不足であったことを受け入れ、来年はあのペースで走り抜ける実力を身につけたいですね。
その為にもお互い来年に向けたトレーニング頑張っていきましょう!
また時間が取れれば月曜道上ライドにも顔を出したいと思いますのでよろしくお願いします。

Re: No title

ゴトーさん、お疲れ様でした。
素晴らしいタイムでの走破おめでとうございます。
私の方は目標に遠く及ばず悔しい結果に終わりましたが仰るとおりこの悔しさを糧にさらなるトレーニングを積んで来年に向けて実力をアップして行きたいと思っています。
また走行会などで練習にお付き合い下さい。よろしくお願いします。

Re: タイトルなし

100太郎さん、見事にあたって砕けてきましたw
富士ヒルシルバーの壁は思った以上に分厚く今の私の力では跳ね返されてしまいました。
今回の敗北を糧にまた頑張っていきたいと思います。100太郎さんも着々と実力をアップしておられますしまた一緒に走りに行きたいですね。その時はよろしくお願いします。

Re: タイトルなし

ぱぱちゃんさん、有難うございます。結果は悔しいですがこれが今の実力ですからそれを受け入れ足りない力を一年かけてしっかり埋めていきたいと思っています。
また積極的に走行会にも参加したいと思いますのでその時は是非また一緒に走りましょう!

No title

ヒルクライムでも調子上げてはるやまちゃんさんでも届かなかったっすかー!シルバーキビシー!

てかね、ロードバイクをはじめてそんなにたってないのに初の富士ヒルでシルバーまであと2分38秒って充分すごいっすやん!
ブロンズ全く眼中に無しってところがこわいっすw。

Re: No title

senさん、シルバーの壁は厚かったです。そして私の走りは駄目駄目でした。
あと2分半とは言ってもその2分半を縮めるにはあとどれだけの脚力アップが必要かと思うと気が遠くなりそうですねw
でも諦めずに来年に向けてコツコツ積み上げていきますよ!
来年はsenさんもご一緒に如何ですか?

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