Zwiftロンドンコース追加。新設超々ロングコースは5時間オーバー必至のエンデューロコースだった!

すでに書いたように先週は日曜日の10時間エンデューロのダメージで内臓をやられたようでずっと下痢気味で、何時もの高強度トレーニングメニューは見送ってZwiftのグループライド機能を試しながら楽しく走ったりと久々にゆっくりした一週間を過ごしておりました。
そのおかげで週末には体調もすっかり戻り週末にはロングライドやヒルクライムも十分楽しめそうな感じで
「今度の週末は何処に走りに行こうかな・・・
レース、怪我、トレーニング、またレースと、ここのところせっかくの週末に楽しいライドを全然やれてなかったからな。
アワイチ行くのもいいし久々にFRAT練参加も楽しいかな~」

とウキウキで週末の計画を立てていました。

閑話休題、今週木曜日にトレーニングアプリZwiftに新しいコースが追加されました。
新しいコースはロンドンコースです。コースのリリース自体は予め予告があったのですが
「どうせリッチモンドコースみたいに世界選手権開催地とかで競技色の強いガチコースなんでしょ?Watopiaみたいに風景が楽しめてアップダウンの激しいコースのほうが楽しいんだよな」
と思っていました。で木曜日に早速走ってみたわけですがこれが意外にも面白コースで
・地下鉄内に乗り入れて地下鉄ルートを走ったり階段を駆け登ったりできるアホな(褒め言葉)コース
・ロンドンの丘を駆け上る山岳地帯はWatopia山岳ほどではないが結構長くかなり登り応えあり
・今回から雨天が実装。時々夕立に見舞われます。雷がなったりと結構本格的。走りに影響はないけど見た目的には楽しい

かなり楽しいコースでこれは結構楽しめそうです。
さて、このロンドンコースですが平坦メインや山岳メインなど色々なルートが用意されているのですがその中に「PRL Full」というコースがあります。
これはロンドンコースを周回し100マイル走るというコースです。
詳細はこちらから
Zwift PRL Fullコース
PRLFullコース

総走行距離:173 km
獲得標高:2,496m

を誇るZwift史上最長の超々ロングコース。完走には間違いなく5時間は必要でしょう。
「173km?5時間?大したことないでしょ。それくらい走ったことあるよ」
という方は少なく無いと思いますが、距離はともかく(負荷設定で変わりすぎるのであまり意味が無い)それなりの強度で5時間ローラー台を漕いだことのある方はあまり居られないのでは無いかと思います。
何しろローラー台は慣性が効かないので少し脚を休めれば即止まってしまうし実走に比べて直ぐにお尻が痛くなってしまうという弱点もあります。
とにかくローラー台でガチトレーニングを長時間続けるのは実走に比べてかなり辛い。
私は2時間L3強度でローラー台を回したことがありますが本当に洒落にならないキツさだったものです。
それなのにこのコースは5時間オーバー。Zwiftの走行距離はパワー値に比例しますので負荷を落として行えば時間はもっともっと伸びることでしょう。
どう考えたって過酷すぎるコースです。
しかし「Because it is there.」
そこに試練があれば挑戦してみたくなるのが人情というものです。果たしてこの過酷なコースを走り切れるのか。そしてそれにはどれくらい時間がかかるのか。
幸いにも一週間だらだら過ごしたため久々に脚はフレッシュな状態です。

これは挑戦するしか無い!

そして世界には物好きがいるものでZwiftのグループライド企画の中に「新設のこのコースを皆で走ってみよう」という物がありました。
「過酷な長時間ライドも皆で力を合わせてドラフティングを使いながら走れば少しは楽になりそうだ」
と考えそれに参加してみることにしました。

朝7時スタートだったので前日からしっかり栄養を摂って朝5時に起床して再度しっかり栄養補給。
そして走行中の栄養補給用に写真のように
ローラー台用補給食
・マルトデキストリン+アミノ酸入り補給ボトル2本
・エネルギージェル2つ
・それでも喉が渇いた時のために適当にタダの水も

本番のエンデューロレース並の万全の補給体勢を整えいざチャレンジです。

今回のグループライドに参加したのはリーダーがオーストラリア人だったためかオーストラリアの方を中心に数10名。かなりの人数がこの過酷なライドに参加されました。その中には私以外に一人日本人の姿もみられます。
「一緒に完走できると良いな」と思いつついよいよスタート!
スタートからしばらくは皆アップがてらゆっくり目のペースで走り出します。
グループリーダーはしきりに
「飛ばし過ぎずペースを合わせて走る」よう指示を出します
2.5W/kgくらいを目標値に走るようにというのが序盤のペース指示です。
しかしスタートしてまだ元気な時にそのペースは遅すぎる…
何人かがしびれを切らして飛び出していきます。
そして私も流石に2.5W/kgでは遅すぎて完走に時間がかかりすぎると判断。飛び出していったメンバーに合流して先行集団を形成することを試みます。
しかしリーダーの指示を無視して飛び出していった協調性に欠ける人達だけあって(笑)先行組は全然足並みが揃いません。各自自分の好きなペースで好き勝手走るので合流してもペースを合わせる気がまるで感じられないのです。
「これじゃ集団走行の意味ないなぁ」
と思いつつも何とか3人位で固まることが出来たのでそのメンバーで走行開始。そのまま1時間半くらい走り続けます。
かなり調子よく走り続けたのでこの段階で早くもリーダーの居るメイン集団から5分近いリードを形成することに成功するのですが、困ったことにこの時私はどうしてもトイレに行きたくて仕方なくなりました。
「5分のリードがあるから何とか成るだろ」
と考え一時離脱しトイレ休憩のピットイン。スッキリしたところでローラー台に戻るとちょうどメイン集団が追い付き通り過ぎていったところでした。
「これならメイン集団に復帰できそうだ」
とメイン集団目指して追走を開始するのですが中々追い付きません。いつの間にかメイン集団はかなりペースを上げているようです。
仕方ないのでかなりペースをアップして消耗しながらも何とかメイン集団に合流。
「メイン集団に追い付きさえすればドラフティング効果もあるし、ペース的にそれ程キツくないはずだから以降は結構楽に走れるんじゃないかな?」
とこの時は思っていました。

しかし、メイン集団に合流した後も走りはちっとも楽になりません。リーダーは2.5~3.0W/kgくらいのペースで走ると言っていた筈なのですが2時間経過後くらいからペースが上がって3.5~4.0W/kgくらいで走り始めたのです。
特に登り区間になるとペースが上がって3.5W/kgくらいのペースで走ってもジワジワと離されるようになってきます。
すでに2時間走ったのでそのペースで走られると付いて行くだけでも必死です。
集団についていけなくなる人が少しずつ増えていきメイン集団の数が少しずつ減っていきます。
しかしリーダーは分かっているはずなのに全くペースを緩めてくれません。
何とか集団に張り付いてドラフティングを使って有利な走行を…と暫く頑張ってきたのですが3.5倍で走り続けるのは私にはキツく2時間半くらいで限界を迎え無念のメイン集団からの脱落…
それからは殆どずっと単独走となってしまい私は3倍くらいのペースでの周回を続けます。
私を振り切った後もリーダーは超快走を続け何時しかペースは4倍超が当たり前となり3時間経過後くらいからは4~5倍のペースでぶっ飛んだ快走を続けていました。勿論ついて行ける人などおらず単独走です。
リーダー集団走行やる気あんのか?(笑)

私の方は集団から振り落とされ単独走になった後は3時間経過くらいから2.5~3倍ペースで我慢の走行を続けるも、この頃からお尻が物凄く痛くなり走行が辛くて辛くてたまらなくなります。
実走でのエンデューロレースは10時間走り切れたのにローラー台だと3時間でお尻の痛みに耐え切れないほど苦しむのですから不思議なものです。
仕方ないのでZwiftならではの「斜度のある下り区間は漕がなくても進む」機能を利用して下り区間は脚を休めてストレッチ等しながら回復を図り下りが終わったらまた漕ぎ始めるという走り方をして苦しみながらも何とか一定のペースを保って走行を続けます。
3時間、4時間と時間が立つに連れてあんなにも大勢居たグループライドメンバーは徐々に脱落していき終盤は6名ほどしか残っていませんでした。やはり皆5時間以上も走り続けるのは辛いようです。
そんな中、私以外の日本人の方もまだ残って頑張っておられます。
どうやら最後まで頑張って走り切る覚悟のようで、私も負けていられない!と頑張る力をもらいます。
そして経過時間は5時間を過ぎ走行距離は150kmに達します。ここまでくればあと少し…なのですがこの辺りで体力的に本当に辛くなってきてボトルのドリンクは勿論、予備の水も飲み干し、用意したエネルギージェルも全て消費し、もうヘトヘトになってしまいます。
流石にここまで来て諦めるわけにはいきませんがペースを維持するのが本当に辛い。走行ペースは徐々に落ちこの頃には170Wペースのかなり緩い走行になっては居ますがそれさえも本当に必死になって絞り出している数値。
本当はもっとペースを落として走りたい!
しかしそれではゴールまでの時間が伸びるだけでかえって辛くなりそうですし、ここまで頑張ったのに最後に諦めて緩めてしまうのも悔しい話です。
「あと少し、きっとこの周回が最後だから…」
と思いながら必死で踏ん張ってこの周回を終えますがまだゴールに達しません。
「あれ?まだ一周残ってた?残り距離的にあと一周は無いはずなんだけど」
終りと思った周回を追えてもまだ残りがあることにショックを受けつつそれでも必死に最終周回に突入。
「しかしあの長い登りをもう一回登るのか…」と思いながら走っていると何故か登り直前でUターン。最終周は山を登らずこれまで走ってこなかった競技場に向かいます。
「おお!パレードランみたいなもんか!」と少しだけ元気を取り戻して最後は残った力を振り絞って競技場を駆け抜けて無事170kmの道程を完走!!

完走タイムは5時間42分

この段階でStravaでこのコース世界第6位にラインクインです。
以前のWatopia山岳コース追加時と同じくまたしても世界のトップ10入り

やはり「世界のやまちゃん」だったか!!!

ワールドクラスの実力を示した!と言いたいところですが実はこの段階で世界で完走者11名。まあ完走者全体で真ん中くらいの実力なんですけどね(笑)
ちなみにその後別のグループライド企画もあり完走者は一気に増え現在は15位/40名となっています。あっという間にトップ10から陥落ですな(泣)

まあタイムや順位はさておき、とにかく5時間それなりのペースで最後まで頑張って走り切ったことはまた一つ大きな自信に繋がる結果を残せたと思っています。
5時間ローラー台に乗ったからと言っていきなり速くなったりすることはあり得ないのですがこういった頑張りの積み重ねがいずれ少しずつ結果に繋がっていくものだと信じたいですね。

こうして「Zwift PRL Fullコース」チャレンジは無事完走となったわけですが、よくよく考えると次のレースは8月下旬の乗鞍ですので残り期間を考えると今はこんなエンデューロレース紛いのトレーニングじゃなくてヒルクライムの練習をすべきだったんじゃないですかね・・・
うむむ、仕方ない。来週こそはヒルクライムトレーニングを頑張ろう!

そんな今回のローラー台トレーニングの走行データは以下の通りです。


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