ヒルクライム大台ケ原参戦記:目標の結果とその考察など

いよいよ「ヒルクライム大台ケ原」の日がやって来ました。
今年のヒルクライムレースの最終戦。残念ながら今ひとつパッとしなかった今年のヒルクライムレースでしたが調子は上り調子ですし今年の集大成として何とか納得できる走りをしたいところですがさて結果は如何に・・・

■前日の会場入りと試走
と言ってもあまり書くことはありませんが、今回も買ったばかりの車で大台ケ原入り。そろそろ運転にも慣れてきました。
無事午後4時頃に受付会場に着いて受付を済ませ、足慣らしがてら軽くコースを試走しておくことにします。
疲れを残してもいけないので走るのはスタートから激坂区間開始点までの9kmほど。どのあたりまでトレインに乗って走れそうかを考えながら無理せず200Wペースで軽めに走ります。
気持ちよく汗をかいた所で引き返して翌日に備えて宿泊準備です。
この日は車を買って初めての車中泊でした。大台ケ原だし雨の可能性もあったので冷え込みに備えて厚めの寝間着と寝袋まで用意する万全な備えでしたが意外にも冷え込みは全然厳しくなく窓を開けたまま長袖シャツとズボンだけで眠れてしまうくらいでした。寝袋要らんかったなぁ・・・
時間を持て余しそうだったので試走から戻った後は大人しく車内で本を読んでいたらだんだん眠くなり気が付くと眠りに落ちていました。
何時間寝たんだよ俺は(笑)

■当日の朝
当日の朝は心配された雨の気配は全く無く、最高のコンディションでのレースになりそうな気配です。降雨量日本一と言われ実際試走時は土砂降りだったのに何故か毎年レースの日は降らないみたいですね。天候に愛されたレースなのでしょうか?
当日は朝4時起きで軽く食事を済ませてから、宿泊場所からレーススタート地点までの往復をしながらウォームアップ走行です。軽く走ってみた限りでは体調に特に問題は無さそうです。ウォームアップ後には無事に軽量化も済ませw準備は万全。
天候も体調も問題なし!後は走るだけです。頑張るぞぉ!

■レース各区間の走りと考察
さて、今回は実際の走行データをもとに各区間の走りとそれぞれの反省点と分析を交えながら振り返ってみたいと思います。
いや今回誰かと競り合ってとかドラマティックな展開が殆ど無かったので趣向を変えてみようと思いまして。

大台ケ原小処温泉分岐20160911
まずは前半の緩斜面区間の考察です。ここは
斜度が上がるまではトレインに乗って行き途中で斜度が上がるのでそこから先は無理せず自分のペースで走ることにする
という方針で目標タイムは20分でした。結果ですが
タイム:20分43秒。(昨年比-12秒)
目標タイムには届きませんでしたが一応自己ベスト更新です。
この区間は当初の想定通りスタートからトレインに乗り斜度の上がる小処温泉分岐点まで問題なくトレインに乗ったまま走り続けることが出来ました。斜度の上がる小処温泉から先、激坂区間スタート地点までは先頭トレインの速度についていけないのも想定通り。「千切れた後は無理せず240Wくらいで走りきれれば」との想定よりやや速い258Wで走り切りこの区間も自己ベストを更新。
何もかも想定通りなのになぜ目標タイムに到達できなかったのか?ですが、残念ながらトレインの速度が想定より遅めでした。小処温泉分岐点まではトレインに乗っていない昨年のほうが実は速いという意外な結果。
「トレインに乗ったおかげで今年は楽だな~」と思っていたら実はあまり速くなかったという(苦笑)
長く伸びた先頭トレインのやや後ろの方にずっと張り付いていたので作戦としては完璧だったはずなんですけどね。
まあ楽して引っ張ってもらおうという考えが甘かったです。

大台ケ原激坂スタート20160911
さて続いては問題の最難関、辻堂激坂区間です。
ここの作戦はシンプルに240Wキープで最後まで走り切るというものでした。
ただこれは斜度の低い乗鞍や斜度はあるもののずっと短い地元の天狗岩コースでしか検証していない走り方で40分以上続くこの難区間をその走り方で走り続けることが出来るかは未知数でした。試走は雨で潰れたし(笑)
さて、まずは結果から先に述べますと
激坂区間前半:241W
激坂区間中盤:226W
激坂区間後半:220W
激坂区間全体:230W

タイム:40分11秒(昨年比+29秒)
・・・タレました。
前半は想定通りのペースで登れていたのですが中盤くらいからタレはじめて心拍が上がっていくのを感じて、無理してタレて途中で力尽きた富士ヒルでの悪夢が頭をよぎり
「いつも心拍165bpmを超えると途端に崩れるのでそれを越えない範囲で・・・」
と弱気になって抑え気味で走ってしまい正直出し切った感が薄いです。大崩れこそしなかったですがガムシャラになって頑張ればもっと出せたんじゃないか?
と今になると思うのですがあの時は何だかんだでやっぱり苦しかったですし無理して240Wに固執していたら心拍が終わって以降タレタレになっていた可能性も高いですし結局のところ
「現実的な心拍数で目標のパワーを維持して走り切るだけの力がなかった」
この一言に尽きますね。
同じ240Wでもやはり苦手の激坂だと長時間維持し続けるのが私には難しいです。ですからあのコースで40分間240W以上を維持するには今よりもう一段階高い強度でトレーニングできるようになる必要ががありそうですね。

そして最後は得意のアップダウン区間です。
ここは得意区間だけにタイムを稼ぎたいところでしたが・・・
作戦では昨年同様に上手いことトレインに乗って平坦や緩斜面で大きく速度を伸ばすつもりでした。
しかし今年はまったく脚の合う人が見付かりません。昨年は走っていると後方スタートの快速組が次々と追い付いてきて快速区間はトレインに乗り、登りで引き剥がされるもまた次のトレインに乗り換えて・・・とトレインを乗り換えながら快走できたのですが今年は何故かこの区間では全く追い付いてこない・・・こうしてみると昨年は本当に運に恵まれていた様です。
仕方がないので登りで頑張って前に少し見えているトレインに追い付いてみたのですがそもそも単独走の私に追い付かれるトレインが平坦でペースが合うはずもなかった・・・
その先も快速区間はひたすら単独走。
アップダウンをグイグイ力を入れて走るのはそれはそれは気持ちが良いものでやっぱり物凄く楽しいのですが、最速で60km/h以上出るこの区間、トレインに乗れると乗れないとでは大きな差がでます。
頑張って飛ばしたつもりではありますが結果は
タイム:28分59秒(昨年比+34秒)
この区間自分としては気持よく飛ばしていたので結構速く走れた気がしていたのですが得意の区間で昨年の30秒落ちとか・・・トレインに頼れないとこうも走れないとは・・・まだまだ力が足りない!

かくして今年のトータルタイムは
1時間29分54秒(昨年比-63秒)
辛うじてこのレースの一つの区切りと言われる90分切りを達成ですが・・・
昨年よりほぼ一分遅れは正直残念な結果です。そして目標としていた1時間27分はあまりに遠い・・・
理想が高いのは良いとしても都合の良い展開ばかりを想定した足が地に着いていない高すぎる目標でした。

私の所属するO.H.C.(大阪ヒルクライム同好会)では
novさんが年代別準優勝!
すーさんがMTB部門年代別優勝!
ザクさん&きゃのんさんがペア部門で優勝!
チームSUNZOKUがチーム部門準優勝!

皆さん素晴らしい結果を残されています。

それに引き替え昨年から成長できていない結果に沈んだ自分が正直悔しいです。この一年のトレーニングは何だったのか・・・
自分はまだまだ頑張りが足りない。来年こそはリベンジといけるようにまた今週から出直しです。
大台ケ原ゴール20160911
写真はゴール後の石碑前で同じく90分切りを達成したsenさんと。

■ヒルクライム大台ケ原総括
大台ケ原リザルト20160911
昨年は会心の走りで目標を大きく上回る走りが出来たこの大会でしたが今年は無念のタイムダウン。
何とか90分切りで最低限の面目は保ったのが救いではありますが思うように成長できていない自分には焦りを感じずにはいられません。
今年のヒルクライムレースはこれで終わりですが、今年はまだエンデューロレースに幾つか参加する予定ですので気持ちを切り替えそれを目指したトレーニングをメインにやっていく予定です。
ですが、ヒルクライムの練習も定期的に続けて来年こそは自己ベストを更新して満足出来る走りをしたいところです。

結果は今一つで残念ではありましたが「ヒルクライム大台ケ原」という大会は最高でしたね。
昨年もそうでしたが村総出でこのイベントを盛り上げようという気持ちが伝わってくる暖かい雰囲気がこの大会の魅力です。
スタート時から下山し終わるまで沿道では応援で走りを盛り上げてくれますしゴールで、にゅうめんを無料でサービスしてくれる等の細かい心遣いも魅力です。
人気にあぐらをかいたやる気なし運営の関西屈指の規模のあのヒルクライム大会wも見習って欲しいものです(苦笑)
そしてやはり大台ケ原はコースが魅力的です。
序盤は緩斜面、中盤は最大の特徴である40分近く登り続ける長い長い激坂区間、終盤は気持ちよく走り抜けられるアップダウン区間とコースレイアウトがバラエティに富んでいて長丁場のレースながら退屈している余裕が全くありません(笑)
走っている最中はこれほど苦しいコースはそうそうありませんがそれだけに走り切った後の充実感もまた最高ですね。あんなに苦しんだのに走り終わると「来年もまた走りに来たい!」と思わずにいられませんから。
という訳で鬼が笑いそうですが
「来年もこのレースに参加して今度こそは納得できるタイムで走りたい!」
を目標として掲げてレースレポートのまとめとさせていただきたいと思います。

ちなみに早くも公式動画(速報版)がアップされていますね。2分45秒の真ん中に私の姿が(笑)


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コメント

大台ヶ原お疲れ様です!
2年目のジンクスというやつでしょうか?ヤマちゃんのたゆまぬ努力があれば3年目は爆発するかも、、というかエンデューロではすでに爆発してますね^_^ 僕もボチボチ頑張ります!又何処かでご一緒しましょう!

Re: タイトルなし

100太郎さん、自分なりに頑張っているつもりなんですが不調に陥ったりと思うような走りが出来なかったりと2年目のジンクスに突入してしまっていますね。なかなか思い通りには走れないものです。
まあ「走っていれば何とかなる」と言いますので少しずつでも改善していけると信じて頑張っていこうかと思います。
ヒルクライムレースには一区切りついたのでこれからロングライドやグルメライド等にも参加していこうかと思っていますのでご一緒するときはまたよろしくお願いします。

No title

遅ればせながらHC大台ヶ原おつかれさまでしたー!
今年もご一緒できてたのしかったっす!

各区間のタイムが近くてもし同じグループでスタートしていたら抜きつ抜かれつのデッドヒート、ドライブウェイ区間では協調してもっと速く走れたかも!と思うと惜しいです。
来年は僕も第1スタートグループ目指して申し込みます!
歓迎は温かいし走りごたえあるしほんまにええヒルクライムレースっすね~。
気が早いですけど来年もよろしくです。
しかしダイジェストビデオばっちり写りましたねwこれもいい記念になりました。

Re: No title

senさんも大台ケ原お疲れ様でした~
今年はまさに測ったかのようなほぼ同じタイムでしたね。
これは本当に協調して走ってみたかったものです。そしたらsenさんにガンガン牽かせて楽できたのに(笑)
来年は募集開始すぐに申し込んでお互い第一グループに入って是非とも協調して走りましょう!
それまでにお互いあと5分短縮!を目指して鍛錬あるのみですね。来年成長したsenさんの足を引っ張らないようオフシーズンも頑張ります。

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