決戦!「鈴鹿8時間エンデューロ」過酷な8時間を走り抜け!前編

11/12(土)は「スズカ8時間エンデューロ秋sp」8時間ソロ部門で参戦してきました。
今年、いくつものエンデューロレースに参戦してきましたが、鈴鹿エンデューロはこれまでで最大規模の大会で、しかも8時間も走り続けることになります。

この大会こそ今期エンデューロレースの集大成となる本命大会と位置付けトレーニングに励んできました。
果たしてその結果は如何に・・・

■大会前日と出発まで
この大会は朝8時にスタートと比較的早い時間に開始されます。試走時間は6:15~7:15となりますので余裕を見て朝5時頃には会場入りしたいところ。
前日ホテルに泊まるべきかは悩みましたが折角車買ったんだし移動時間は2時間程度なので早朝出発で問題なしと判断。朝早起きして車で会場入りすることにします。
ただ、岡山10時間の時にレース中に寝落ちするという大失態を犯した反省から睡眠時間は充分確保しておくことにして前日は夜7時に早くも就寝。
朝2時に起きて2時半頃自宅を出発。そして4時半には会場入りという完璧な計画です。

しかし7時に床についたものの早すぎて中々寝付けません。しかも翌日はいよいよ8時間走るのかと思うと気持ちが昂ぶってますます眠れない・・・遠足前の子供みたいな気分です(笑)
それでも浅い眠りながらも一応7時間は睡眠をとって予定通り2時に起床。食事を済ませて出発準備を整えます。ここで補給ドリンク作成に手間取ってしまい出発時刻は3時すぎに。
まあ余裕を持ったスケジュールだし、ナビは2時間弱で到着となっているから5時前には到着するだろうから問題なし!
と意気揚々と出発です。

■鈴鹿サーキット入りするもアクシデント連発!
鈴鹿サーキットまでの道程はさすがに朝早いだけあって渋滞など皆無でスムーズに走り続けられます。
「これなら予定より早く会場入りできるかも?」
と思ってたら何故か会場到着は5時半頃。ナビソフトに騙された・・・
「まあ試走は6時過ぎからだしまだまだ余裕っしょ」
と駐車場でバイクを組み立てバイクに乗って会場に向かうことにします。
おっとまだ暗いのでライトを付けてヘルメットをかぶって・・・!!!!

ヘルメットがない!!!!

何ということでしょう。車に積んだはずのヘルメットが何処にも見当たりません。
そう言えばヘルメット積む時バイザーが曇っていた(私のヘルメットはバイザー付きのエアロヘルメットです)のが気になってバイザーを拭いておこうと持って帰ったんだった。あの後ちゃんと積み直して無かった!?

レースは勿論ヘルメット装着は義務ですしエンデューロレースに落車は付きもの。ヘルメット無しで走るのは絶対に有り得ません。
このままではわざわざ鈴鹿まで来てDNS!?それだけは嫌だ~!!

そう言えば過去に参戦したレースでヘルメットをレンタルしている大会が幾つかありました。事情を話せば貸出してくれるかも?
と期待をよせて会場に向かいます。
そして受付を済ませて事情を話してヘルメットの貸出をお願いしてみたのですがそう言ったサービスは行っていないそうです。
「会場内の出店ブースでヘルメットを売っていますのでそちらでお買い求め下さい」
とのことでした。
・・・出費は痛いけどここまで来て走らずに帰るわけにはいかないので仕方ない。
とブースを周ってみるとありました。ヘルメット販売ブース。
なになに・・・ヘルメットは1万2千円・・・
いやコレは高い。隣の安いのは9800円・・・良いヘルメットなんだろうけど高いなぁ・・・
と懐を探ると所持金は小銭までかき集めて4900円でした(号泣)
そう言えば最近は電子マネーメインに切替えたから、あまりお金を持ち歩かないようになってたんだった。
ヘルメット買えねぇ俺終わった!!
最悪会場で知り合い探してお金借りる交渉するしか無い・・・と絶望的な気持ちでソロ参加者用の仮設ピットに向かい荷物を下ろしてとりあえず出走の準備だけは済ませます。
その後もう一度メインブースに向かい念のためにもう一度出展ブースを見て回ると先程はまだ出店していなかったブースでヘルメットを売っているではありませんか!!
値段を確認すると4800円。マジか!ギリギリ買えるぞ。これ買ったらもうジュース一本すら買えなくなるけど(笑)
喜び勇んで小銭並べて何とかヘルメット購入。これでレースを走れる!
急いで試走のためにピットに戻ろうとすると途中でチームで参加されるO.H.C.(大阪ヒルクライム同好会)の仲間のくにかつおさんとすれ違います。
そしてくにさんのご厚意で本コース内のピットエリアの一部を使わせていただけることになりました。
これで補給とトイレの為のピットインがスムーズに行えるはずです(←フラグ)くにさん本当に有難うございました。
さてトラブルがあったもののいよいよ試走を・・・というところで気が緩んだのか突然の猛烈な便意が(下品で申し訳ない)
これから8時間走るのにトイレを我慢して走り続けるという選択肢は有り得ません。急いでトイレに向かいますが・・・予想通りレース前のトイレは長蛇の列。
比較的空いていそうな3階にまで行ってみますがそれでも待ち人数は少なくありません。
試走時間が~!!と思いつつも待つしか無い。延々と待ち続けやっと順番が来てスッキリ!!
想定外のアクシデントではありましたが軽量化出来ましたしレース中に催すより遥かにマシだったと前向きに捉えることにしましょう。

■いよいよレーススタート!
ピットに戻るともうレース開始40分前。
岡山でウォームアップ走行に時間を掛けすぎ後方に並んだため先頭集団にまったく絡めず貴重な時間を失った経験から今日は何としても前方からスタートしたいところ。
初めてのコースなのにまったく試走をしておらずウォームアップすらしていない状態ですがここは場所取り合戦に参加することに。
身体が暖まるまでの序盤は苦戦が予想されますが8時間組はそんな無茶なペースで飛ばさない事を祈ります。
早めに並んだおかげで場所取りは成功。前から2列め位の好ポジションをキープ。
しかしレース開始まで40分も待ち続けるのは辛い。この日は暖かくなる天気予報だったので暑さ対策として半袖+ビブショーツの真夏並の格好で参戦したのですが走り始めるまではこの格好だと寒かった・・・身体が冷え切って不安が募ります。
そして待つこと40分ようやくレース開始時刻となります。まずは先頭集団に乗れるかどうか・・・緊張しながらのスタートとなります。
レース開始から半周ほどは追い越し禁止のパレード走行でその間に少しでも体を温めようとケイデンスを上げながら走ります。そしていよいよ号砲が鳴り響きアクチュアルスタート!!周りの選手は一斉に加速を開始します。
勿論私も乗り遅れまいと猛ダッシュ!先頭集団に飛び乗って何とか集団内で序盤戦を!!
しかし!!
先頭集団は速かった・・・

最初の周回を付いていくだけでやっとなのに集団はどんどん加速していき登り区間とかでは確認すると400Wとか出ていたりします。
さすがにこれは私のついて行けるペースじゃない。エンデューロでのインターバルに対応するために「プロジェクト280」とか取り組みを始めてはいますが、まだまだ道半ば。2周目に入る頃には早くも無念の先頭集団からの脱落。最近レベルの高いエンデューロレースに出る度に序盤で引き剥がされてしまいますが今回も同じ結果となってしまいました。
悔しいなぁ・・・もっともっとスプリント力付けて先頭集団について行けるようになりたいなぁ。

■レース中盤までとコース解説
先頭集団から脱落した私は同じく脱落組と合流して第二集団を形成します。と言っても幾つか集団があったみたいなので本当に第二集団だったかははっきりしませんが。
先頭集団は無理でも第二集団内なら何とか付いて走れますので気持ちを切り替えてここで少しでも良い位置をキープできるよう頑張ることにします。
レースはまだまだ始まったばかり。焦りは禁物です。
さて第二集団内に収まったのでここで一息。コース紹介です。(クリックで拡大)
鈴鹿コース紹介
私は鈴鹿サーキットは初めてですがかなり手強いコースです。何と言っても登りが結構キツい。スタート地点でもあるピットエリア前のホームストレートがいきなりキツい。ここは緩やかな登りになっている上にこの日は完全に向かい風。長いストレートなので頑張りたくなるところですがここで頑張るとその先で脚が死にますw
ストレートを終えるとシケインまでが斜度のある登りとなります。これが超キツい。ストレートで消耗した直後に斜度が上がるのですからたまりません(泣)
ここは結局最後まで攻略方法が見付からずストレートからここの登りにかけての区間でこの後何度も集団から脱落することになりました。
その先の難所と思われていたシケインですが皆登りで消耗しきっていて速度が全く乗っていないのでタイトなコーナーなのに普通に走り抜けられます(笑)
そしてその先の長い西ストレート。ここがもう一つの難所。
ストレートの途中までは下りで気持ち良く走れるのですがその後に強烈な登り返しが待ち受けています。
基本私はアップダウン大好きで登り返しは大好物の筈なのですがここの登り返しは斜度がかなりある上に勢いで登りきるには長すぎます。調子に乗って勢いでクリアしようとするとこれまた脚が死にますwこれまた最後まで苦しみ続けた千切られポイントでした。
そこさえクリアしてしまえば後は基本得意分野。多少の遅れはこの先で取り返せます。
そして終盤のダンロップカーブからS字カーブへと続く長い下り区間は60km/hほど出せる快速区間で気持ち良く駆け抜けられて最高です。これはサーキット走行ならではの醍醐味ですね。

さてレースに話を戻しますが、暫く第二集団内で走っていましたが登り、平坦気味のストレート、下りと選手ごとに得意分野が異なるのでどうしても集団のメンバーは入れ替わり気味で固定できません。
かく言う私も平坦でちょっとペースに不満を感じて先行してその後登りできっちり追い付かれたり(笑)とちょくちょく集団から出入りしていたらやがて集団はまたバラけていきました。
エンデューロレースの場合基本集団から外れると中々ペースの合う人を見つけるのが難しく単独走行を強いられるものですが、この鈴鹿はとにかく参加選手が多いので、もし集団から外れても少し頑張っていれば速い集団が追い付いてきてくれるので集団の乗り換えは意外に容易です。これは助かりました。
そんな訳で割りと頻繁に集団を乗り換えたりしつつレースは3時間ほどが経過します。

■4時間レースの終盤。仲間達と出会う
3時間ほど走り続けると自分なりのコースの走り方も見えてきますので安定したペースで周回を続けられるようになります。一周に掛かる時間は約10分前後。心拍数も安定してきましたので出せる力をしっかり出しつつ淡々と走り続けます。
そうしていると見慣れたFRATジャージの選手が走っているのに気付きます。FRATジャージと言えばO.H.C.仲間のトプローさんが主催する大人気の十三峠早朝練習会のFRAT練メンバーに違いありません。
「FRAT練メンバーで参加している人がトプローさん以外にもいるのか・・・」
と思いつつ追い付いてみると何とトプローさん本人でした。平坦でもヒルクライムでも私より数段速いトプローさんがまさかの失速。話してみると序盤を先頭集団内で走り続けたら(いきなり脱落した私とは大違いで凄い事です)突然足が攣ってしまったとのこと。
「高野山・護摩壇山50kmTT」を私よりずっと良いタイムで走りきったトプローさん程の実力者でもアクシデントが起こり得るのが長丁場のエンデューロレースの怖い所です。
暫く一緒に走りましたが西ストレートの登り返しの難所が攣った脚では苦しいようで徐々に失速。残念ながらお別れしてまた一人で走り続けます。
更に走っていると今度はO.H.C.仲間のくにかつおさんが追い付いてきます。チーム参加なのでまだ余力があるようで
「まだ先は長いし暫く引きましょうか!」
と言う有り難い申し出。ペースを合わせて引いてもらえるなら大助かりです。
「ぜひお願いします」と答えしばらくくにさんの先導で走っていると後ろから集団が追い上げてきます。
「くにさん、このトレインに乗りましょう!」
と提案して後ろからの快速集団に乗り二人で集団内走行を続けます。
「割とペースの合う集団だしくにさんのサポートもあるし暫くは一息つけるかな・・・」と思ったその時でした。
その集団に更に速いペースで追いついてくる集団があります。
「これは流石に速すぎて乗っちゃアカン集団やな」と見送るつもりでしたが
「あ、乗りKINGだ!おーい!!」
とくにさん。え?と思って見てみると集団の先頭を引いているのは岡山エンデューロ4時間ソロ2位の実力者「乗り気」さんではありませんか!
顔見知りのくにさんは文字通りノリノリで「乗り気」トレインに搭乗してしまわれました。
「おーい!!私はその集団無理っすよ!!!」
と心の奥で叫びながらここでくにさんと涙のお別れです(笑)

その後はまた単独でトレインを乗り換えしつつ走り続けることになります。
そしてレースは半分の4時間が経過しました。
4時間部門の選手が続々と引き上げていきレースは後半戦に突入します。

走っている最中は分からなかったのですが
4時間経過時点で
8時間ソロ部門:14位
周回数:27周
となっていました。

これからレースはいよいよ後半戦に突入しますがこの先にも大きなアクシデントが!!!
しかし長文になりましたので続きはまた明日にでも

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