Rapha Festive500スタート!伊勢詣ライドで大苦戦!!

今年もいよいよ残すところあと僅か。
この週末は連休&クリスマスということで世間は大いに盛り上がったことと思いますが我々ローディには今年最後のビッグイベントが控えています。

それこそが「Rapha Festive500」
これは寒い冬場に、モチベーションが落ちたり身体がなまったりしないよう楽しく走って冬の寒さに打ち勝とう!!
という企画で12/24~12/31の間に500kmを走りきることが目標です。
見事達成するとRaphaからオリジナルワッペンがプレゼントされます。なんと無料!太っ腹っすね。
寒いからローラー台を回すわ!
Zwiftじゃダメなの?

という質問を時々見かけますがこのイベントは外での実走以外は認められません。
まあ趣旨を考えればある意味当たり前ではありますがこの寒い中一週間で500km走るというのは決して楽な挑戦ではありません。

しかし、エンデューロやロングライドを得意分野とする私にこのチャレンジは避けて通れない道。
もちろん今年もチャレンジです。

さて、一週間で500km走るとなるとある程度計画を立てて走る必要があります。
私の場合は仕事もありますので平日は長くても50kmくらい走るのが限度。となると出来れば休日での走りで距離を稼いでおきたいところです。
それに、こういったチャレンジは後に引き摺るほど辛くなっていくものなので早い段階で距離を稼いで気分的に楽になっておいた方がいいかな。と考えチャレンジの初日である12/24にロングライドを行う計画を立てました。

ロングライドといえば定番はビワイチ、アワイチですが、正直今年はビワイチは2日連続とか1日2周とかやり過ぎて少々食傷気味ですw
アワイチは魅力的ですがもしかすると年末に走る予定が入る可能性があるかもしれないので温存。
となると距離を稼げるロングライドコースといえば・・・

やっぱ伊勢詣でだな!!

伊勢までのロングライドは今年の5月に近江屋さん企画の走行会で挑戦したことがありますが往復で300km超。道中に山越えもありとてもとてもキツいライドでした。
しかし、途中で疲れ果てた我々をロングライドの鬼である近江屋さんがかなりの距離集団を引いてくれるという近江屋さんにおんぶ抱っこ状態での走行であり、いつか自力でちゃんと走り切りたいと思っていたコースでもあります。

いい機会なのでソロライドで伊勢神宮までの往復ライドを決行しよう!!

さて前回は伊勢神宮まで片道6時間。早く出発しすぎて伊勢到着時にはまだ食事できる店がオープンしていなかったので11時頃到着を目指して5時出発という計画を立てました。
12時頃には伊勢を後にして真っ暗になる6時頃には帰宅する完璧な計画です!(←もちろんフラグ)

当日は朝3時半頃に起きて朝食を済ませて一服し落ち着いたところで出発。だったのですがTV見たりネットしたりグダグダやっていたら時間がギリギリになってしまい準備を済ませて出発したのは5時半頃になってしまいました。
「まあ30分くらい遅れてもちょど昼食頃に現地入り出来てちょうどいいかな?」
と軽く考えていよいよ伊勢詣でライドスタートです。

この時期5時半だとあたりはまだ真っ暗。いつもの河川敷は危ないので避けて公道を走りながら最初の関門清滝峠を目指します。
もちろん300kmも走るので清滝峠はのんびりペースで登りますよ。
それでも清滝を登りきると結構身体が暑くなってうっすら汗もかきます。
そのまま裏清滝を勢いよく下ると
「めっちゃさむ~い!!!」
この日は防風インナー、防風ジャージ、防風グローブ、防風シューズカバーと万全の装備で臨んだんですがそれでも寒いもんは寒い!!
結局顔とかむき出しですし、防風グローブ付けてても指先はなかなか温まらないものですね。特に左手が悴んでしまい強いリアブレーキをかけるのに苦労する有様。これにはこの日1日中苦しめられました。

まあそれでもこの段階ではまだまだ体力に余裕がありますし気分も盛り上がっているので問題ありません。
清滝を越えた私はそのまま快調に走り続けいよいよ伊勢ロングライドの最大の難関「伊賀越え」に挑みます。
この伊賀越えですが・・・大苦戦・・・と言うことは実は無くて割とあっさりクリアしてしまいました(笑)
往路の伊賀越えは実はそれほど急な登りは無いですし今回完全に自分のペースで走れるうえ一度走ったことがあるコースで覚悟ができていたのが大きいです。
むしろ苦労したのは登りよりも寒さに苦しむ下りでしたね。
「走っていれば身体が温まるから大丈夫だろ」
という何時もの甘い考えで乗り切れるつもりでしたが確かに登っている間は身体は温まりますが同時に汗もかきますので下りはその温まった熱をあっという間に奪い去ってしまうんですよね(苦笑)
今回その対策としての防風インナー&防風ジャージだったんですがそれだけでは不足でした。
実は完全防風&起毛処理のあったかジャケットも持ってはいるんですが
「まだ冬の寒さも本番じゃないし重いジャケット羽織って走るのは嫌だなぁ」
と考え持っていきませんでした。
甘かった!!!
まあ寒さには苦しみましたが体力的には思ったほど消耗せず難関の伊賀越えをクリア!!
山岳地帯を抜けた時点で走行距離は約100km。全体の2/3を走り切ったことになります。
その先はひたすら続く平坦なので楽なもの・・・と言いたいところですが山越えで100kmを走り切った後の50kmですから如何に平坦と言えども決して楽ではありません。50kmと言えば大阪の自宅からから京都嵐山まで行けてしまう距離ですからね。
伊賀越えを終えるとある種の達成感が生じてしまうのにその先が長く漕いでも漕いでも中々伊勢に辿り着かないのが精神的に意外に辛いのです。

そしてこの平坦区間で大きなトラブル発生!!
なんとGPSサイコンのガーミン520がバッテリー切れ警告を出したのです!!!
勿論この日に備えてガーミンはフル充電済み。バッテリーを節約するため夜間スタートでしたがバックライトは切っていました。これなら往復は何とか保つだろう(←冷静に計算すると保たない)と思っていたのに往路の途中でまさかのバッテリー切れ警告。
Rapha500クリアのためには証拠となるGPS記録データは必須です。バッテリーが切れたら苦労して走ったのに記録は水の泡。頭の中はパニック状態で
「これで復路データの記録は絶望的だ・・・もう伊勢詣は諦めて帰ろうか・・・」
と本気で考えてしまいました。
バッテリー残量は残り20%。何とか往路の記録はできそうですが復路はどう考えても無理でしょう。しかし
「復路の走行データが記録できなかったとしても走りきった事実は揺るがないし良いトレーニングになるはず。Rapha500クリアが全てじゃないさ」
と考え直しとにかく伊勢を目指して走り続けることにします。
バッテリーは伊勢までは計算上では何とか保ちそうですが寒さのためか予想以上に早く消耗しているので油断はできません。
内心かなり焦りつつ残り距離を気合の走りで駆け抜けます。

その結果、道中のStrava計測区間「Road to Ise」でまさかの区間3位の快走!
Strava区間を意識して走ったわけでは無いのですが、単独走ながら前回、近江屋さんたちの鬼引きで達成した記録を1分も更新する快走ぶり。
「おおっ!やまちゃんスゲー!!」
と思っていただけたかもしれませんが実はこれには理由がありまして、この日伊勢への道は強風が吹き荒れ伊勢への往路の平坦区間は強烈な追い風だったのです。
バッテリーの残量で焦っていた私はこの追い風に助けられ伊勢目指してひたすら走り続けグロスタイム6時間ほどで伊勢神宮に到着(移動時間は5時間半ほど)
ソロで走ったにしてはなかなか良いタイムで往路を走り切れました。
伊勢内院161224
伊勢内院その2161224
伊勢神宮に着いて外院、内院ととりあえず記念撮影です。
しかし内院に到着した時点でほぼ正午。往路と同じ速度でノントラブルで走りきれても帰宅は6時頃。この時期だと既に真っ暗になっていることでしょう。
そう考えるとのんびりお参りしている余裕はありません。結局記念撮影だけ済ませて手持ちの補給食を食べてとんぼ返りで復路を戻ることにします。
本当は赤福ぜんざいとか食べたかったんですがのんびりしている余裕が無かったことが悔やまれます。あと1時間は早く出発するべきでした。

さて、ガーミンは既にバッテリーが終わりかけていますが復路の記録をなかった事にするのはあまりに惜しい事です。
そこでスマホのGPSサイコンアプリを急遽ダウンロードしてこれで復路の走行データを記録することにしました。しかしスマホのGPSアプリはバッテリーの消耗が馬鹿にならないと聞きますのでゴールまで記録できるかは未知数。途中でバッテリー切れしたらデータがどうなるかも不明です。「運が良ければ途中まででもデータを残せるかもしれない」程度のダメ元の保険としてGPSサイコンアプリを起動させたスマホをリアポケットに入れての走行です。

スマホのバッテリーに不安があるし出来れば真っ暗になってから走るのは最小限にとどめたいと思い急いで復路をスタートしましたがそこに立ちはだかったのが往路では力強く走りをサポートしてくれた強風の存在でした。
往路では単独走なのに区間3位の記録が出るほどのアシストをしてくれた強風。復路ではそれが完全に向かい風となって立ちはだかったのです。その猛烈な抵抗たるや、まさにそびえ立つ壁。必死で漕いでも中々速度が乗りません。
悪いことに伊賀の山岳地帯に入るまでのこの区間はひたすら北上を続けるほぼ直線続き。
つまり風向きが変わらない中約50kmを向かい風に抗いながら走り続けなれければならないのです!
既に150kmを走りかなり消耗しているのにこの試練。そしてガーミンのバッテリーが切れたので走行距離や速度、ケイデンスなどの走行の参考になるデータは全く見ることが出来ません。あとどれ位走ればこの長い長い平坦区間を走り終えるのか分からないまま
「もう少し走れば終わるんじゃないか」と何度も何度も思いながら必死でペダルを回し続けます。
そして往路では1時間15分ほどで走り抜けた区間を2時間もかけて何とか山岳地帯の入り口にたどり着きます。
「これでやっと風に抗って走るのは終わりか・・・」
と思いましたが冷静に考えるとまだ行程は1/3。そしてここからは再度の伊賀越えに挑まねばならないのです!
さて往路の伊賀越えは(寒さ以外は)それ程苦労しなかったと先ほど書きました。しかしこちらの地形図を御覧ください。
伊勢への高低図161224
これが伊勢までの高低を表す地形図です。
見ての通り伊賀を抜ける三重側の山は往路は緩やかな登りを時間を掛けて登る形なのですが復路はその高さを一気に登る形になります。
既に200kmを走り更に強風と戦ってきた私にはこの登りはキツい!
心折れそうになりながら斜度のある登りを必死で駆け上がります。長時間負担をかけ続けたためか右の膝が痛み出しました。
こまめに栄養補給は行っていましたがそれでも空腹感とエネルギー不足を感じます。それでも
「この登りは斜度はあるけど長くは続かないはず!もうひと頑張りでクリアできるはず!」
と言い聞かせながら我慢の走りを続けます。この登り区間の終りとなる新長野トンネルに到着した時の安堵感といったら・・・
復路最大の難所である長野峠をクリアすると行程は約半分。しかし既にこの時点で早くも4時間が経過。あたりは徐々に暗くなり始めます。
そして伊賀の街並みを抜けて再度の登り区間に入る頃にはライトを付けないと危ないほどの暗さになってしまいました。予定では5時頃から暗くなって6時過ぎには帰宅できるはずでしたが暗くなるのは予想より早くそして帰宅できるのはずっと遅くなりそうです。
「ヤバイ、これライトのバッテリーももつかどうかギリギリなのでは!?」
夜間走行中に万が一ライトのバッテリーが切れれば致命的です。少しでも早く帰りたい。既に疲労はかなりの物となっていましたが体力を節約するような走り方をしている場合ではありません。残った力を振り絞って緩やかな登りが延々と続く伊賀から抜ける山岳地帯をクリア。遂に伊賀越え達成でこの時点で約5時間が経過。既にあたりは真っ暗でライトを付けているとは言えやはり夜道は走り辛く思うように速度が出せません。
残り距離は40kmほど。どう考えてもあと1時間以上は走らなければならず最後には裏清滝峠も待ち受けています。
体調が万全ならなんてことのない道なのですが疲労が限界に近いこの時の私には最後の40kmが永遠のように長かった・・・
ライトやスマホのバッテリーが気になるので少しでも早く走りたいのに思うように速度が出せず気持ちばかり焦ってもどかしい走りが続きます。
最後の難関裏清滝峠に挑む頃には膝と腰が痛み疲労で集中力も落ち苦しい走りとなりましたが何とかここもクリア!
精も根も尽き果てつつも残りの平坦区間をはしってやっとの思いでゴール!!!

復路のグロスタイムは7時間10分ほど。走行時間は6時間30分ほどでした。往路より1時間以上かかっていますね。如何に復路で苦戦したかが伺えます(苦笑)

幸いにしてライトのバッテリーは最後まで持ち、スマホでの走行データの記録も無事最後まで行うことが出来ました。
これだけ走って「記録なし」とならずに済んで本当に良かったです。
クリスマスケーキ161224
苦労した自分へのご褒美として帰宅後クリスマスらしくケーキで祝杯です!!
もう奮発してケーキ2個も食べちゃうよ(笑)

かくして予想よりも遥かに苦労しつつも「Rapha Festive500」挑戦の一日目は総走行距離317kmで終了しました。

いや~本当に疲れました。この寒い時期に伊賀越えをしなければならない伊勢ライドはやるもんじゃなかったですね。
苦労しただけに達成感もひとしおですが正直もう少し楽なコースを選ぶべきでした。

さて、残り距離は183km。これだけ苦労したのだから何としても完走しますよ!
次回のチャレンジにもご期待下さい(笑)

そんな今回の伊勢往復ライドの走行データは以下のとおりです。



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