長距離、坂、極寒!「桂坂周回108周」煩悩退散ライドに挑め!(完全版)

皆さん、明けましておめでとうございます。

・・・はもう言ったんでしたっけ?
正月からブログ村では皆さん初ライド報告など続々とアップされておられますが、私と言えば大晦日~元旦は友人邸に泊まり込みで年越し蕎麦やらお雑煮やらひたすら食べて2日からは実家に帰省して、家族で食べ放題の店とかどんどん行って、ただただ食っちゃ寝を繰り替えず三日間でした。
その間は勿論自転車には一切乗らずじまい。

その結果として・・・勿論盛大にデブってしまいましたよ。コツコツ削っていった体重も元に戻るのは一瞬ですな。64キロ台に戻すにはどれくらいかかるやら・・・
週末から本気だすから!!

さて、仮報告していた年末の桂坂周回コース108周ライドの詳細です。

ことの始まりは、O.H.C.のLINEで大晦日に亀さんが募集をかけたことでした。
「京都の桂坂を丸一日かけて108周するライドに挑戦するのでご一緒に如何でしょうか?」
といった内容の募集でしたが大晦日の夜は毎年友人邸で泊まり込みで過ごす事になっているので参加するつもりはありませんでした。

しかし、今年の「Rapha Festive500」がその段階であと80km程を残して未達成。
今年はO.H.C.としての年末ライドは無さそうなので最後にFestive500クリアがてら一年の締め括りに相応しいライドをしたいなと思っていた所に亀さんから再度のお誘いがありました。
当初の予定では確か朝6時くらいからスタートでしたが朝0時からスタートに変更になっており、桂坂周回コースは一周約3.4km。これを108周だから計367kmほど。
300kmオーバーのライドは確かに厳しいけど0時スタートなら夜暗くなる頃には走り終わるはず。それなら夜の友人邸での集合時間には十分間に合う計算です。(←もちろんフラグです)
今年最後の挑戦として面白そうなので急遽参戦することにしました。

さて当日ですが、朝0時から走り始めるとなるとそれまでにしっかり睡眠をとっておく必要があります。そのため夕方5時頃から早くも眠りにつき眠くないけど5時間ほど無理やり睡眠。夜10時過ぎに京都桂坂を目指してマイカーで出発です。
しかし途中でカーナビのナビに従っていたはずなのに何処かで分岐点を間違えてしまったようで一度高速を降りて再度乗り直すなど大幅にタイムロスしてしまいます。
結局、23時30分集合のはずが集合場所に到着したのは0時10分ほど。
0時スタートですので既に亀さんたち参加メンバーは走行を開始していました。
私はちょっとコンビニで補給したあと0時15分に走行開始!亀さんたちとの合流を目指して周回を始めます。
この日は21時に明石の友人邸で待ち合わせがあるので、最悪でも19時には挑戦途中でもライドを引き上げる予定。まあ19時間かけて360kmを走りきれないはずも無かろう。
そう考えながらのスタートでしたがコースを一周する頃、色々と目論みと違っていそうなことに気が付きます。一周走って分かった事は
・このコースはとにかく坂がキツい。激坂ではないものの5%ほどの坂がかなりの割合を占め平坦区間が殆ど無い!!
・この日は洒落にならない寒さ。ガーミン計測で-4℃に達する氷点下でのライド。下り区間が辛すぎる!!

とにかく坂がヤバい!この坂だらけのコースを108周360kmオーバーとか厳しすぎます。
遥かに走りやすいコースを集団で走る鈴鹿8時間エンデューロでレースペースで8時間走り続けても走行距離はたったの280kmほどなのです。このコースは鈴鹿よりずっと坂の割合が多く大集団で走り続けられる訳でもありませんから巡航速度も比べ物にならないほど低くなるはずです。それを360kmも走るとか何時間かかることやら?
そもそも時間がどれだけあっても完走すら厳しいのでは??

これはヤバい事になりそうだと思いながら走っていると先行して走っている亀さん達とすれ違います。
??すれ違った?STRAVAで調べた周回コースは反時計回りだったけど逆回転で周るのかな?
と思いつつ走行方向を変えて亀さん達一行と合流します。0時スタートの参加者は私を入れて5人。とりあえずトレインを組んで走行するようです。集団で走るなら風除けも出来て少しは楽になるな。と思いながら走っているとコースの途中で分岐するではありませんか。
あれ?何このコース?と思いながら続いて走り続けているとどうやらコースを普通に周回するオーバルコースではなくコースを8の字に周るコースを108周するつもりのようです。
当然ながら8の字に走れば距離はそれだけ長くなります。ちなみに8の字コースは一周4.3kmと0.9kmも長い!!
私「桂坂周回コースじゃなかったんですか?」
亀さん「周回コースじゃ物足りないから8の字コースにしました!」
物足りないって・・・周回コースだって完走すら危うい厳しすぎるコースなのに更にそれ以上を走るって!!
そりゃ無謀すぎるってものでは!?
この時点でハッキリ今回のライドはヤバいと感じ始めましたがそれは地獄の入口に過ぎませんでした。
亀さん達と合流後は8の字コースに切替えて周回を続けるのですが10周ほど走ると寒さで手足が悴みはじめます。
この日の服装は
長袖の防風インナー、防風長袖ジャージ、ウインドブレーカー、起毛ビブタイツ、防風グローブ
と万全に近い装備だったのですが、なんとシューズカバーを忘れる痛恨のミス!!!
風通しの良いシューズで下りの冷たい風に晒された足先は完全に冷え切って最早感覚が消失しています。BBBの防風グローブは風を遮っているはずなのですがそれでも手先は冷たくなりドリンクを飲もうとしても手が悴んで握力が消え失せボトルを強く握ることすら出来ない有様です。
このコースは坂だらけと言いましたが、この時間帯は登り区間は身体が暖まるので有り難いくらいで氷点下を高速で走り抜ける下り区間が辛くて辛くてたまりませんでした。
暫く走り続けているとコースに霧が発生し少し見通しが悪くなるのですが霧にライトが当たるとキラキラと光って綺麗です。まさかこの寒さで霧が凍りついてんのかな?と思いながら走り続けます。

寒さとの戦いに苦しみながら3時間ほど走った所で最初の休憩時間となりコンビニに駆け込みます。
温かいお汁粉を買って何とか身体を温めようとしますが暖房の効いたコンビニ内でも冷え切った身体は元に戻らず終始ガタガタ震え続けるかなり危ない状態。先が思いやられるなぁと思いつつも30分ほど休んで走行を再開します。
相変わらず真っ暗で冷え切ったコースを走り続けていると寒さと疲労で猛烈な眠気に襲われた、たきがみさんが仮眠を取るため戦線を一時離脱。残った4人で周回を続けます。
この周回も寒さに苦しみますが、寒さはまた別の問題も引き起こしました。
この周回中にモバイルバッテリーが早くもダウン!私のライトはモバイルバッテリーを使う方式なので突然真っ暗になってしまいます。
こんな事もあろうかと予備ライトを用意していたのでそちらに切り替えて急場をしのぎますが続けてリアライトもダウン。こちも予備ライトに切替え。
そして何とガーミンまでもがバッテリー切れ警告を出してしまいます。モバイルバッテリーもう切れたよ!!
寒いとバッテリーの保ちが悪くなるのは知っていましたが氷点下でのライドでは予想以上に消耗が激しかったようです。
まあそんなこともあろうかと思ってモバイルバッテリーの予備も持ってきてるんだけどね(^_^)v
ここで伊勢往復ライドでのバッテリー切れの教訓が活きました。
相も変わらぬ寒さに苦しみバッテリー切れトラブルが続出するもそれでも走行を続け6時間経過時に2度目の休憩に入ります。
ここで楠本さんが低体温症でこれ以上の走行ができなくなり残念ながらリタイア。とにかく今回は寒すぎました。
この時点で6時間走った周回から計算すると本日中の108周達成は危ういという話になります。
実のところ19時に離脱予定の私は既に達成はほぼ諦めていました。
しかし話し合った結果「108周達成のため残りは8の字ではなく周回コースに切り替えよう」という話になります。
元々私は周回コースの予定でしたから異存のあるはずがありません。108周達成を目指し残ったメンバーで周回コースに切替えて走行を再開です。

これ以降は各自の走行ペースが合わなくなってきたこともあり集団ではなくそれぞれのペースで走り休憩を取るようになりました。

やがて日が昇り暫くすると気温が上がり始め寒さに苦しむ時間帯は終わりを告げます。これは助かりました。
しかしそこから先は疲労と空腹との戦いとなります。
この坂だらけのコースは体力を容赦なく削っていきます。休憩の度にしっかり食べてドリンクや補給食も充分に持ってチビチビ補給しながらの走行なのですがそれでも疲労は着実に蓄積していきます。
「疲れたな~腹減ったな~」と思いながら周回は続きます。
ガーミンのオートラップで周回数を数えながら長い長い走行を続けてやっと50周に達したのが10時頃のことです。
10時間経過でまだ約半分の50周。最初の6時間ほどは8の字コースで途中で周回コースに切り替えたため、残り距離はこれまでより短いとは言え離脱予定の19時に間に合うかどうかは微妙な所。既に疲労はかなりの物となり今までのペースで走り続けられる自信もありません。
ここで超お腹すいたのでコンビニで8本入りスティックパンを購入して一気に食べ尽し!ココア飲んで身体を暖めて後半戦スタートです!

ここまでに既に200km弱走っているため皆疲れが出てきてペースが落ち始めていますが、ここまで走ったからには折角なので108周完走したい!
その一心で後半戦も気合の走行を続けます。登り区間は200W維持を目標に。下り区間も速度の出過ぎるロータリー前以外は出来るだけ手を抜かずにしっかりペダリングを。
残り周回は58周。20周ごとに休憩を入れる計算でとにかく20周全力を尽くす。そう言い聞かせて淡々と走り続けます。
その後は13時、16時半と予定通りに20周ごとに休みを取りながら走り続けます。
最後の休憩を終える頃には辺りはまた暗くなりライトを付けながらの走行となります。
同時に辺りはまた寒くなり始めますが残りは18周。予定の19時は少しオーバーしてしまいそうですが、ここまで来たら完走しかありません。
クタクタな身体に鞭打ち、残った力を振り絞って最後の周回に挑みます。
この日一番辛かったのは最後の周回に挑み始めたこの時間帯だったと思います。もう終盤戦に差し掛かっているのは確かなのですが疲労はピークに達し、疲れきった脚で坂を登るのがキツくてたまりません。
しかし夜には友人との約束があるのでノンビリ走り続けるわけにもいきません。何とかこれまでのペースを落とさないようパワーメーターとにらめっこしながら必死に走り続け、いよいよ残りはあと8周。
ここまで来るともう気分はすっかりハイになってしまって異常なテンションで残り周回を走り抜けます。時刻は離脱予定の19時を過ぎてしまいましたが残り周回はあと僅か。周回を重ねるごとに頭のなかでカウントダウンを続けながら走り続けついに最後の周回です。
もはや疲れは何処へやら。遂に過酷な挑戦を達成する喜びに満たされながら最後の周回を力強く走り抜けます。
そして歓喜のゴール!!!
長く寒くそして坂の多い過酷な桂坂周回108周をとうとうやり遂げました。
この時の達成感と言ったら・・・言葉にならないほどです。
予定時刻を過ぎていたのでまだ挑戦を続けている皆さんに挨拶をして一足お先に離脱させていただくことになりました。最後までお付き合い出来ずに申し訳ありませんでした。

かくして、走行距離 389.0km、獲得標高 7137m、TSS677、トータルタイム19時間、実走行時間16時間となる過酷なライドは無事終了しました。

これまで、7葛挑戦、琵琶湖2周、鈴鹿8時間、岡山10時間など色々と過酷なライドに挑んできましたが、今回が最も過酷だったかもしれません。
この様な過酷なライドは走っている最中は本当に辛く苦しいですがそれでも終わった時の達成感が忘れられないから色々と挑戦したくなってしまうんですよね。
お誘いくださった亀さん、そして一緒に走った参加者の皆さんお疲れ様でした。
皆さんのおかげで一年の締め括りに相応しい過酷ながら最高のライドが出来ました。
また機会があれば声をかけていただければと思います。

色々あった一年でしたが終わり良ければ全て良し。振り返ってみれば良い一年になったと思います。
2017年も色々挑戦しつつ充実した一年にしていきたいものです。

それでは皆さん本年も本ブログをよろしくお願いいたします。

そんな桂坂周回コース108周煩悩退散ライドの走行データは以下のとおりです。


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コメント

あらためまして
あけましておめでとうございます!
チャレンジのレベルがドンドン上がってきてますね
朝0時て、何時のこと?
400キロ??友人との約束前に走るって??
物足らないから??8の字?
何が物足らんねん!!と他人事ながら激しく突っ込み入れたくなりました(^^)
ほんま意味不明な箇所が多々ありすぎですね(^^;;


今年もよろしくお願いします(^O^)/

Re: タイトルなし

100太郎さん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
しかし、ヤバすぎるチャレンジでした。そもそもあんな坂ばかりのコースを300km以上走ろうと考えるのがおかしいwそれでも物足りないとか発想がおかしいw
私は巻き込まれただけの一般人なのでそれはそれは苦労しましたが何とか完走できて本当に良かったです。
今年も色々挑戦していきたいと思いますので機会があれば100太郎さんも是非!

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