チューブレス対応ホイールの手組みに挑戦して大苦戦する話:その3「慎重作業で振れ取りは万全!」

手組みホイール製作記事第3弾です。
前回、振れ取りに失敗して次々とアルミニップルを駄目にして結局一から組み直しの惨劇となった手組み作業。
果たして組み直し作業はどうなるのか・・・

とりあえず前回までのリンクです。
チューブレス対応ホイールの手組みに挑戦して大苦戦する話
その1「アウターホール無しリムは辛いよ」
その2「振れ取りは順番を守って慎重に!」

■振れ取り作業はとにかく慎重に!
さて、2度めの組み立てですが、悪夢のニップル通しを終え仮組みは何とか済ませましたので、いよいよ前回失敗した振れ取り&センター出し&テンション調整作業を開始します。

前回の反省を元に、まず指でニップルをスポークのネジ山が隠れる程度まで軽めに締めます。
前回のようにテンションをある程度上げてしまってからだと微調整が難しくなり、締めたり緩めたりを繰り返して結果
「柔らかいアルミニップルの破損!!」となりかねませんので慎重にいきますよ。

まず、前回最後に回して大失敗した縦振れ取りを優先して行います。
振れ取り台で回転しながら出っ張っている箇所周辺の2本のスポークを少しずつ締めていき極端な縦方向の回転の振れを取っていきます。
最初からきっちり調整しても後でまた他の調整で振れますので最初は極端に振れている箇所を修正するだけに留めます。
ある程度振れが取れたら、次はセンター出し。ハブが左右どちらかに寄っていないかを確認して寄っている側のニップルを全て均等に締めていき中央に寄せます。
これもガチガチに調整するのは最後にやれば良いのでまずはある程度合わせる程度を心掛けます。
そして最後に横振れ取り。振れ取りと言うとこの作業をイメージする人が多いでしょうね。一番分かり易いですし。これも振れている側のスポークを慎重に締めていきます。

この3つの作業をある程度の精度で済ましたら、スポークのテンションを確認します。
この段階だと極端に低いままのスポークがあったりしますので周りと同程度までテンションを上げて、全てのスポークテンションをある程度合わせます。結果として振れが再発しますが最後になって緩いままのスポークが残っていたら大変ですからね。

これで一通り調整しましたが、これら作業は相互に影響を与え合いますので縦振れは再発し、センターもまたズレてしまってます。
ですからまた、
縦振れ→センター出し→横振れ→テンション確認
の一連の作業を最初からやり直します。目標とするスポークテンションに到達するまで慎重にこの作業をひたすら繰り返します。

本当はここまで慎重にやらんでも良さそうな気もしますが、もしもう一度失敗したら目も当てられないのでとにかく慎重に慎重にチョットずつ進めていきますよ。

かくして地味な作業を少しずつ進めていき土曜日の深夜2時頃


手組みホイール遂に完成です!ここに来るまで長かった・・・
2度めはとにかく慎重に少しずつ作業を進めていったのが勝因ですね。
後はタイヤを取付けるのみ!しかしもう深夜なのでこの日はここで作業を終えて眠りにつきました。

■とりあえずお約束の重量測定
組み上がった所でタイヤ装着前に気になる重量を計測しておきましょう。
手組みホイール重量
フロント644g+リア791g=1435g
となりました。
ちなみに、使用しているパーツですが
ハブ:Powerway R36
スポーク:Sapim CX-RAY
ニップル:DTSwissアルミニップル

と言った定番どころを使用しております。
前後計で1435gというのは私が普段使用しているレーゼロ2wayの1460gと殆ど変わりありませんね。
フルカーボンとは言え、38mmのディープリムでチューブレス対応となると凄い軽量ホイールという訳ではありません。
最大のメリットはディープリムによる空力です。私がこのホイールを組む最大の目的はエンデューロレースにあります。
この先、8時間ひたすら走り続けるレースが控えていますから少しでも空力に優れたホイールが欲しいんですよね。長時間レースは小さな空力の差の蓄積が最終的には大きな差になるのでは無いかと思いますので。
空力に優れた38mmリムでこの重量ですからサーキットでの高速走行ではきっと力を発揮してくれることと思います。実走が楽しみですね。

■ディープリムチューブレスの罠
さて翌日、一晩寝かせたホイールの微調整を行い、続いてタイヤの装着作業に移る・・・はずでした。
チューブレスホイールには気密性を保持する為の専用のバルブが必要です。
チューブレスバルブ
写真のようなバルブですね。
タイヤを付ける前に、これを装着するのですが・・・何と!ディープリムですから長さが足りず先端がリムの穴から出てきません。
ハッハッハッハッ!そんなの勿論想定済みさ!!
今まで使っていたバルブエクステンダーを装着して延長すれば・・・あれ?
バルブエクステンダーだとチューブレス用バルブは固定できない!!
写真のようにバルブは下がゴムになっていてこれをリムにきっちり押し当てることで空気の漏れを防ぎます。そのためにはバルブをネジで強く押し付けて固定する必要があるのですが、普通のバルブエクステンダーにはネジが切られていません。これではバルブが固定できません。
どうすれば良いのか・・・と検索してみるとヨドバシさんでこんな物を発見!
チューブレス対応エクステンダー
なんとチューブレス対応のねじ切りありバルブエクステンダーです。


早速ヨドバシカメラに注文して、装着テスト。問題なくバルブが固定できるようになりました。
いや~正直焦りましたよ。こういった細かいミスが経験不足だとどうしても出てしまいますね。
ですが、これで今度こそタイヤ装着すれば作業はすべて終了です。

といった所で、長くなりましたので続きは次回。
またしても待ち構えていた次なる試練とは!?
次回「決戦用高級チューブレスタイヤの大き過ぎる罠!!」に乞うご期待(泣)

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コメント

オー‼ やまちゃん、とうとう組み上がりましたか。読んでる方もヒヤヒヤもんです(笑)。次の試練もどんなものか楽しみ(?)です。
リム ハブ スポーク ニップル バルブ等ていくら掛かってるんですか?

Re: タイトルなし

5号さん、トラブル続きでしたがひとまずホイールはこれで完成です。
しかし次はタイヤに泣かされますのでお楽しみに(笑)
値段ですがリムが前後で35000円ほど。スポークとハブは前に使っていた中華カーボンホイールからの使い回し。ニップルが100個で1800円ほどとなってます。
正直私のようにパーツを使いまわすのでなければ完成ホイールを買う方がお得かと思います(汗)

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