岡山7時間エンデューロ参戦レポート:岐阜の敵を岡山で討つ!!

■レースウイークなのに社員旅行
昨日行われた「第7回晴れの国おかやま7時間エンデューロ」に参戦してきました!
今週は何時もの週末のトレーニングのまとめをアップしていませんでしたが、実は今週は水曜日~金曜日まで社員旅行で長崎まで出かけていました。
私にとって主戦場と言える得意の長時間エンデューロ目前に3日間も全くトレーニングできないのは不安でしかたありませんが、趣味と会社で趣味を優先するわけにはいきませんからね。
せっかくなので社員旅行をエンジョイすることにします。



長崎では結構良いホテルに泊まってビュッフェ形式の朝食&夕食だったわけですが、写真のように滅茶苦茶旨い料理が出るのでついつい自制が効かずアホみたいに詰め込んでしまいました。レースはどうすんだ?>俺

かくしてレース直前に殆どトレーニングが出来ず土曜日に軽くローラー台を回すのみで大会に臨むことになります。

■レース当日の朝
さて、そんなこんなで十分な準備も出来ないままレース当日を迎えます。
今回は朝3時に起きて当日朝に車で現地入りすることにします。
朝からしっかりパンを食べてカーボアップして朝4時半頃に大阪を出発。7時前にはサーキット入り出来るはずなのでそれから少し試走して・・・と思っていたのですが、サーキットは1.5kmほど連なる大渋滞。入り口で料金徴収に手間取っているようで入場は遅々として進みません。やっと会場入りできたのは30分ほど経過してから。
そして不味いことにこの間に猛烈な腹痛に襲われます。
実は社員旅行から帰って以来ずっと便秘に苦しんでいたのですがこのタイミングで便意が来た模様(下品な話で申し訳ないです)
会場入りしてトイレにすっ飛んで久々に超スッキリ!!!実は便秘抱えたまま走ることになるんじゃないかと不安だったのですがギリギリのタイミングですっきりできました。これは大きなプラス要素。
しかし、渋滞で30分遅れた事とトイレで時間を使いすぎたためバイクを組み立て補給食の準備を済ませた所で既に試走時間は終了。もうスタート30分前になっていたので、軽くストレッチを済ませる程度で場所取りのために集合場所に向かうことにしました。
ウォームアップも殆どできませんでしたが岡山はいつも序盤はあまり飛ばさないスローペースの立ち上がり展開になるので走りながらウォームアップ出来ると考えていました(←もちろんフラグ)

■いよいよレーススタート!前半戦4時間終了まで
そんなこんなでほとんどウォーミングアップできないままいよいよレーススタートとなりました。
予想通りいきなりレースなのでパワーが中々かからないのですが序盤からそんなに飛ばすことはないだろうと先頭集団の後方に配置しそこからレース展開を伺うことにします。
少し前に、臨時漕会ジャージの「乗り気ですよ♪」 の乗り気さんの姿が見えます。昨年の岡山ミッドナイトエンデューロ4時間ソロで表彰台の実力者ですので付いていければチャンスありだろうと判断しこっそりマークです。
しかし!!!
今回7時間組はチーム参加組が積極的にレースを展開したため序盤ちょっとゆっくり走った後にどんどんペースアップ!このハイペースに対応しきれず30分過ぎくらいから途中で何度も中切れが発生します。
ここで脱落するわけには行かないと中切れの後ろから死に物狂いブリッジ。身体が温まりきらずパワーが掛からない状態ながら何とか集団に追いつくも、それが2回ほど繰り返されて流石に疲労困憊。これは後ろに居ては駄目だと集団の前方に位置取り何とか先頭集団に喰らいつきます。
ここで中切れに巻き込まれて位置取りに失敗した乗り気さんがまさかの先頭集団からの脱落。これがあるからレースは怖いです。
その後も先頭集団で暫く走り続けますがとにかくペースが速い。
「どう考えてもこのペースでは7時間は走れない。チーム戦選手のペースに巻き込まれて無理しすぎているんじゃないだろうか?」
と不安になります。
しかしこうなったらイケるところまで喰らいつこうと必死の走りで1時間半ほど先頭集団で走り続けます。
しかしこのタイミングで超加速が求められるバックストレート前のコーナーで落車発生!!
バックストレートは集団だと50km/h超の速度が出る平坦最速区間。コーナーの立ち上がりでしっかり加速しないと脱落必至の難所の一つなのですがそこで頑張りすぎてしまったのでしょう。
幸い巻き込まれはしませんでしたがこれを避けるため速度を緩めてしまいその間に先頭集団は超加速!何とかブリッジを試みるも単独では50km/hの集団に追い付けるはずもなくここで先頭集団から脱落です。
しかし、先頭集団のペースにもう付いていくだけでもかなりキツかったのでどのみち脱落は時間の問題でした。そもそも先頭集団からの脱落は何時もの事なのでショックはありません(笑)
気を取り直してレースを続行します。暫く走っていると先頭集団からの脱落組と4H組との混合で大きな集団が出来ていたのでこの集団に吸収されここで走り続けることになります。
ここで先程別れた、乗り気さんと再合流。こっそりマークしていたのに普通に話しかけて貰っちゃいましたよ(笑)
しかし数多くのレースやブルベで大活躍されている方だけに集団からの脱落はショックが大きかった様子。中切れに巻き込まれなければ先頭で走り続けられる実力があるだけに気の毒ですがこれがレースの難しいところ。
お互い励ましあってレースを続けます。
その後、集団で走り続けていると7Hソロ組が続々と脱落して集団に吸収されていきます。やはり交代のあるチーム組がコントロールするペースにソロで対抗するのは難しい様子です。
「よし、先頭集団からは脱落したけど、まだこのレースはチャンスありそうだぞ」
長丁場のレースですから気の持ちようで先の展開は大きく変わります。まだやれると自分に言い聞かせる事でモチベーションを必死で繋ぎ止めます。
続々と人を飲み込み大きくなった集団はその後一定に近いペースで走り続けます。先頭集団の時のように必死で頑張らなくてもついて行けるペースではありますが3時間を過ぎたくらいから疲労も出てきますのでコーナーの立ち上がりや登りなどは気を抜くと置いて行かれそうになります。
集団内なら十分ついて行けるペースですが一度脱落してしまえば大集団に再度追いつくのは至難の業。気持ちを切らさない事を心掛けながら4時間部門終了時刻に向けて淡々と走り続けます。
結局前半の4時間の後半はほとんどの時間をこの大集団の中で過ごして4時間が経過しレースは折り返しを迎えます。

■ここで今回のレースの補給について
興味のある方は多いと思われる長時間レースの補給についてですが、
今回レースに持ち込んだ補給食は
○ハイドレーションバッグに以下をぶち込んだもの×2
・水1.5L
・マルトデキストリン100g
・BCAA20g
・塩2g
・クエン酸3g
○ウィダーinゼリー エネルギー 1つ
High5 IsoGel 2本

以上を用意していました。ハイドレーションバッグは、以前も紹介しましたがこんな感じのやつですね。(画像クリックでリンク先へ)
ハイドレーションバッグ170416
2Lまでの水を背中に背負って走れる便利なバッグです。水分補給といえば普通はドリンクボトルですが、ドリンクボトルは飲んでいる最中は片手離しで走り続けなければならず不安定になりがちという問題がありますが、これだとホースを口元に運ぶだけで簡単に補給ができ、ホースを咥えて走れば飲んでいる最中は両手が使えます。
一方で空力的には不利そうですし重い水を背負って走るのが負担と思う人もいるでしょう。ですから私のように不器用でボトルを手にして走るのが苦手という方だけにお勧めしたいと思います(笑)
私は最近の長時間エンデューロは基本これを背負って走ることにしています。私にはこれが向いているみたいですので。
水に溶かすのはエネルギーの元となるマルトデキストリンがメイン。更に発汗対策として塩と疲労対策としてクエン酸、気休めwとしてBCAAも入れています。
このハイドレーションバッグを2つ用意して途中のピットイン時に交換して走り続ける予定でした。過去の経験から4時間ならこのハイドレーションシステムだけで十分です。7時間ですから2セットで十分走りきれる計算です。
ただし、万が一ピットインしなくても走りきれそうならそのまま走行を続行。その時のために保険としてウィダーinゼリーとHigh5 IsoGel×2も持っていきました。

■レース後半戦。疲労との闘いと頼れる仲間。そして・・・
さて、4時間が経過しレースはいよいよ後半戦です。
しかし、ここで4時間部門の選手が引き上げコースは一気に寂しくなります。
ここまで私を引っ張ってくれた大集団も4時間部門のラストスパートと共に崩壊。ここから暫くは単独走となります。
脚の合いそうな方を見付けて一緒に走ってみたりもするのですがペースを完全に合わせて走るのは中々難しくローテーションしているつもりが気がつくと後続をぶっ千切ってしまっていたり(笑)チーム戦の人に付いていこうとして今度はこちらがぶっ千切られてしまったりと中々上手くいきません。
さて、私の計画では4時間経過後にトイレピットインを行い、同時にハイドレーションバッグを持ち替えて補給を万全にするつもりだったのですが、今回は気温がかなり上がり大量の汗をかいたためか4時間走り終わった段階でもあまり尿意を催すことがありません。
「これはトイレピットイン無しで7時間走りきれるんじゃないか?」
入賞を目指すならピットインをしなければそれだけ有利になります。
元々オプションの一つとしてノンストップも考慮はしていたのですが過去のレースでは4時間経過頃に尿意に苦しみどうしてもピットインせざるを得ませんでした。
しかし今回は何とか7時間走りきれそうな手応え。問題は今持ち込んでいる量で補給が十分かどうか?過去のレースより補給量は少なくなるだけに不安もありましたが
「ヤバいと感じたら即ピットインして補給する」
という事でとりあえずピットイン無しでそのまま走り続けることを決意します。
既にウィダーinゼリーは最初の4時間で使ってしまったので保険で持ち込んだHigh5 IsoGelも開封し補給を行います。
そうしていると、やがて2時間部門の選手とトロッフェ・バラッキの選手たちがコースインしてきます。これは有り難い。
レース開始直後で元気な2時間部門の選手をドラフティングゾーンにつかせてもらったりしながらレースを続けます。
この時間帯になると風が強くなってきて向かい風区間では大苦戦していただけにこれで一息つくことが出来ます。
そうしていると、やがて「月曜道上」のジャージを来た二人組に追い付かれます。
「あれは『月曜道上』のmerulaさん&アブnormal Drillさん兄弟!」
お二人とは「月曜道上」のライドイベントでご一緒させてもらったことのある仲。少しの間一緒に走らせていただき、再び頑張るパワーとやる気をいただきました。お二人とも有難うございました。
その後、お二人とお別れして再び単独走に戻るのですが、残り時間1時間のところで持ち込んだ補給食が全て尽きました。節約しながらチビチビ飲んでいたハイドレーションバッグ内の水も飲み尽くし後はここまでの補給で足りている事を祈るばかりです。
ところがこのタイミングで何と2時間部門のメイン集団(先頭集団ではないです)に追い付かれます。
正直言って疲労困憊でかなり苦しい時間帯ですが、この集団に乗れれば今まで以上のペースで安定して走れるはず。
乗るしか無い!このビッグウェーブに!!
一度緩みかけたペースを引き戻して2時間部門の集団に飛び乗りますが要所要所でのペースアップがとにかくキツいです。特にホームストレートを抜けた先の上り区間が上りの苦手な私にはキツかったです。
ここは実際大した斜度では無いのですがそれだけに皆あまりペースを落とさずに走り続けるので毎回必死に踏み込んで何とか喰らいつく必要があります。実際何度も千切れそうになりましたが、終わりかけた脚力でもついて行けるようにギアを大きく落としてハイケイデンスでギリギリのところで喰らいつきます。
そうしているうちに残り時間は少しずつ減っていき残り時間30分くらいの所で頭が痛くなってきて集中力が切れかけているのを感じます。
「これはハンガーノックの初期症状?」
しかしここまで来てピットインという選択肢は取りたくありません。
「一周6分弱だから残りはあと5周ほど。それくらいなら何とか持ち堪えられるはず!」
そう信じて集団内で必死に走り続けます。
そして何とか集団から脱落すること無く最終ラップに突入。皆ペースをあげますが残った最後の力を振り絞り何とか私も集団に残り続けます。
集団内に同じ7時間ソロ部門の選手も見掛けましたが
「流石に7時間も走ってるんだから周回数違うだろうし余力も無いし無理に競り合うこともないかな」
とやや前方を走るその方をスルー(←勿論フラグ)
それでも最後のホームストレートに突入したらダンシングしながら本当にギリギリまで追い込んでフィニッシュ!
苦しい苦しい7時間でしたが無事に完走です。

■7時間ソロ結果
ゴールすると結果の発表がアナウンスされますが私の名前は聞こえてきません。
今回ノンストップで7時間走り切りかなり手応を感じていただけに入賞はイケると思っていただけに
「もしかして入賞を逃したのだろうか?」
と不安になり速報サイトのLAPCLIPで確認したところ
7時間ソロ部門第4位に私の名前が!!!やりました。
7時間4分4秒 73周回で 4位入賞です!!!

入賞の喜びを噛み締めながらよくよく確認すると3位の方との差は4秒でした。
え!7時間も走って4秒差で表彰台に届かず!?何その僅差!!
最後に一緒に走っていた同一クラスの方は実は同一周回で私は全く気付いていませんでしたがギリギリのところでかなり長い間表彰台圏内で競い合っていたようです。
まあ気付いていたからと言って既に力尽きかけていた私が勝てたとは思いませんが4秒差という僅差は正直ちょっと(かなり)悔しくはありますね。
エンデューロレースで表彰台に立つのは私の目標の一つなのですが表彰台は近いようで遠いですね(苦笑)
ちなみにトップとの差は一周回。周回遅れではありますが過去のレースでは何周も周回遅れにされるのが当たり前だっただけに僅か一周差で走れたのは大きな成果かと思っています。少しずつではありますが着実にエンデューロでは強くなれているのではないかと思いますのでこの調子でこれからも成長していければと思っています。

■岡山7時間エンデューロ総括
岡山エンデューロ170416
こうして岡山7時間エンデューロは4位入賞と言う結果で幕を閉じました。
今回本気で入賞を狙って初めて7H以上の長時間レースでノンストップ作戦を敢行し、終盤苦しみながらも何とか走りきって過去ベストリザルトで入賞出来たことは素直に嬉しく思います。
表彰台にあと一歩で届かなかった事は残念ではありますが、レース内容に悔いはありません。今持てる力を全て出し尽くせたと思います。
先週の伊吹山HCで目標を達成できず悔しい思いをしただけに、得意のエンデューロでは何とか結果を出して失った自信を取り戻したいと思っていましたので結果を出せて本当に良かったです。今回も駄目だったら自信喪失で今シーズンの先が思いやられるところでした。
さて、実は来週もレースがあります。
来週は堺浜クリテ最終戦。出場レースはクリテのスポーツII部門、そして2時間エンデューロです。
連戦の疲れはありますが次回のレースも全力を尽くして頑張ってきたいと思います。


そんな今回のレースの走行データは以下のとおりです。


7時間エンデューロお疲れ~と思っていただけたらクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ ロードバイクへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

コメント

No title

うおおおーーー!(゚∀゚)おめでとうございますっ!
きましたね!さすが長時間エンデューロの鬼やまちゃん!

7時間ノンストップ、ピットイン無し・・・すさまじすぎる・・・。
そんなん僕サイクリングでも無理っす(´;ω;`)

4秒差かあ~出し切ってるとしても7時間走って4秒差てめちゃくちゃ複雑な心境になりそうですねえ、出し切って結果を残せた満足感と悔しさとで。
しかしやまちゃんはほんまにエンデューロ強いっすね。
これはもうトレーニングをエンデューロに全振りして大台ヶ原は素直に僕に昼飯おごってください!w

Re: No title

senさん、有難うございます。7時間ノンストップレースは私にとっても初めての経験でしたので不安はありましたが、ギリギリの所で補給も足りて何とか走り切れました。
3位との差は…いや悔しくはありますが次もまた頑張れという課題を貰ったと前向きに考えます。
エンデューロでは結果を出せましたがヒルクライムは相変わらずイマイチのままですので、富士ヒルそして大台ケ原でのsenさんとのリマッチに向けてそちらの方も力を入れていき、またsenさんに昼飯を奢ってもらおうと思います(笑)

Re: ご迷惑をお掛けしましてすみませんでした

内緒さん、おひさしぶりです。
落車についてはお気になさらないで下さい。あれだけの大人数だと様々なレベルの選手が参加していて斜行とかされる方もでてきますのでどれだけ注意していても巻き込まれることもあると思います。
レースアクシデントですから全く気にしていませんので私のことは気にせず治療に専念してくださいね。
回復されましたらまたレースや走行会などでご一緒できればと思います。

コメントの投稿