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鈴鹿8時間エンデューロ秋:快走、油断、そして・・・

先日11/23は「鈴鹿8時間エンデューロ秋Sp」でした。
今年はエンデューロレースではかなり好調を維持していて岡山ミッドナイト8時間3位、岡山サイクル耐久レース5時間2位、富士チャレ200シルバーフィニッシャーと自分でも納得できる結果を幾度か達成することが出来ました。
こうなると、欲が出てくるもので今まで最高位9位でまだ入賞経験のない苦手の鈴鹿でも結果を出したい。
そのため、最近効果を実感しているZwiftの100kmライドイベントに積極的に参加したり、一度にTSS160~180くらい稼げる地獄メニューのSST(Long)を週一ペースで行うなど、ローラー台を中心にエンデューロレースにターゲットを絞ったトレーニングを積み重ねてきました。

そしてそれらトレーニングについては徐々に出力やその持続時間をアップしていけるようになり、少なくとも持久力は向上しているという手応えを感じて本番に臨みました。
そして当日、目指すは鈴鹿初入賞です。
当日は生憎の雨で会場についた時にはかなりの降りとなっていました。
予報では午後に向けて晴れていくようですがスタートはウェット路面でのスタートとなることは確実。
雨の耐久レースは過去3回ほど経験していますが辛いものです。
「何とか少しでも早く晴れて欲しい」
と思いながらスタートを待っていると、やがて雨足は弱まりスタート時には雨は止んでくれました。
とは言え、つい先程まで雨が降っていただけに路面はまだフルウェット状態。
「序盤は慎重に走らなければ…」
と思いつつスタートを迎えます。

レース1周目は路面がよくないこともあって慎重な立ち上がりとなりますが2周、3周と徐々にペースは上がり路面がウェットだからといって緩いペースでのレースにはならないようです。

私は先頭集団の後方に位置取り慎重にレースを進めます。
もう少し前の方に行く余力はありましたがウェットの中混雑している集団のど真ん中に位置取るのは危険がありそうと判断してのことです。
そのため、徐々に上がっていく集団のペースについていけない人が出始め、何度か中切れが起こります。
序盤から先頭集団から振り落とされるわけには行きませんのでその度に必死のブリッジ。
やはり集団後方は走りやすいけどその分中切れのリスクも大きいです。
何度もブリッジをかけて脚を消耗してはいけませんので集団前方に上がって走ってみたりもしますが先頭の方はそれはそれで場所の奪い合いが発生するのでなかなかいい位置をキープするのは難しく結局集団後方に下がって様子見を繰り返す展開に・・・

さて鈴鹿ですが、何度か書いてきましたが正直な所あまり得意なコースではありません。
鈴鹿コース171123
私にはこのコースに苦手が2箇所あって
まずは西ストレートからスプーンカーブに向けての登り区間。
下りからの登り返しになりますが、これが結構斜度がありつつ長いので勢いだけでは登りきれず登り終わる頃に集団から離されてしまうことが過去何度かありました。

もう一箇所は苦手な人が多いであろうホームストレート後の登りとその先のシケインの立ち上がりです。
ホームストレートは向かい風になることが多く結構消耗するのにその先で厳しい登りがありこの登りで私は何時も苦しみます。
しかしこのコース最大の難所は登り終えた直後のシケインからの立ち上がり。
登りで足を使い切っているのにシケイン立ち上がりは全力で踏み込まないと確実に集団から離されます。そうなると追いつくために無駄に脚を使って消耗しそのダメージが徐々に蓄積してやがて脱落・・・という最悪のパターンが待っています。

しかし、今回は過去のレース経験からこれら2箇所が苦手箇所とはっきり自覚して臨めるのは大きいです。
頑張りどころが分かっていれば少しは対応策も練られると言うもの。
西ストレートは登り返しで無理にトレインにつかずに勢いで登り始めて勢いが使えなくなったら過去のレースよりも軽めのギアでクルクル回して極力足にダメージを残さずにクリアすることを心掛けます。
ここはこの攻略が上手くハマり過去あれだけ苦しんだのに今回はある程度余裕を持ってクリアできました。
問題はホームストレート後の登りからのシケインですが、今回ホームストレートでは過去のレースに比べてあまり苦労すること無く集団についていくことが出来、その分その後の登りでも何とか遅れずに喰らいついて走れました。
しかしやはり厳しいのがシケインからの立ち上がり。大人数で走る鈴鹿ではどうしても狭いシケインは混み合ってしまいスピードが思い切り落ちてしまいます。
しかし先頭集団はその落ちきった速度からシケインを抜ける際に強烈なスプリント力で一気に加速します。
苦手の登りで脚を使ってしまう私にはこれがキツい!何度か遅れかけるもその先で緩む瞬間があると分かっているので必死で回して辛うじて集団からの脱落を防ぐ・・・
という展開が何度かありました。

とは言え、中切れの危機やシケインからの立ち上がりで苦戦する展開はありつつも、しっかり先頭集団に張り付いて走り続け1時間が経過します。
過去の鈴鹿ではもう千切れて第二集団に落ちてしまっている段階ですが、今年は先頭集団に居場所をキープしつつも余力はありますからまだまだ先頭集団内で走り続ける事ができそうです。
そして1時間走り続けることである程度集団にセレクションがかかり、無理についてきていた人は脱落していき中切れが起こることも無くなってきました。
集団のペースも落ち着いてきて、これなら暫くはこの位置をキープして安定して走れそうだと判断して最初の補給をすることにしました。

だが、しかし!!!

この気の緩みが悲劇に繋がります。
補給食を食べるため集団から少し左に外れエネルギージェルを摂ります。
空になった袋をポケットに収納するのに少し手間取りストレート区間の終わりに差し掛かってしまい、集団に復帰できないままコーナーに突入。
集団への復帰のタイミングを伺いながらコーナーをクリアしようとします。
この時私の集中力はすべて右側に位置する先頭集団に向けられていました。
この時、左側から接触がありました。全く気付いていなかったので誰かは分かりませんしどちらに原因があったのかも分かりませんがお互い不注意だったのでは無いかと思います。
ぶつかった瞬間
「ヤバい、接触した!でも軽く当たっただけだから十分修正できる!」
と思ったことを覚えていますが、そう思った瞬間既に私のバイクはグリップを失い転倒していました。
そうです。この時はまだコースはセミウェット状態。不安定なコーナリング中に接触すれば簡単に修正など出来るはずがありませんでした。
転倒した私は濡れた路面上を滑り続けコースを横断します。
「転倒してしまった!!身体のダメージは!?バイクはまだ走れるか?巻き込まれた人は?」
身体を見ると肘の部分のジャージが破れて派手に擦りむき出血しています。
太腿も破れてこちらも出血。あと手の甲を打ってグローブも破損。
とは言えあちこち痛むものの骨折はない模様。何とかバイクに乗ることはできそうです。
転倒したのは私一人のようでそれだけが不幸中の幸い。
バイクは転倒の際にSTIレバーが激しく歪みフレームの一部が削れていて走れるかどうか微妙な所。STIレバーを強引に修正しオフィシャルに手伝ってもらって何とか再スタートを切ってみます。
しかし、登りでギアチェンジをしようとするもリアディレイラーがビクともしません。
一度バイクから降りて何とかギアを直せないか試みますがディレイラーが歪んでしまっているようでどうやってもギアチェンジは無理。
「何とか走り続けられないか!」と思ったのですが流石に変速無しで走ったところで最早レースにはなりません。
身体のあちこちが痛みますしここで無念のリタイアを決意。
こうして私の秋鈴鹿はスタートから1時間すこし走ったところで終わりを告げました。

その後についてはあまり語れることはありませんが、治療室にいって応急処置をしてもらい、壊れたバイクを抱えて知人に挨拶だけしてトボトボと会場を後にしました。

今回の反省点は
滑りやすいウェット路面にも関わらず、気の緩みから危険なコーナリング中に注意力を欠いたことです。
今思えばどうかしていたとしか思えません。なぜコーナリング中は十分に余裕を持って走り、コーナーを抜けてから集団に復帰するという当然の判断ができなかったのか。
そうすれば左側を走っている人がいることにも気付けたはずなのに。
そしてウェットでのコントロールが全く出来なかったのも反省点です。
軽く当たっただけだったのに全く立て直せずにスッテンコロリンでした。そもそもウェットでの走行経験が圧倒的に不足していてそういった際のテクニックを持っていませんでした。
そして、これらは最近ローラー台トレーニングばかりに集中してしまい実走勘が鈍っていたことも影響していると思います。
ローラー台トレーニングは体力や単純な脚力アップにはとても有用だと思いますが、やはりそれだけでは駄目でバイクコントロール技術、集団での走行感覚などはどうしても実走でないと身に付きません。ローラー台で結果が出ている事に慢心しそればかりに集中してしまっていたことは大いに反省しなければなりません。
やはりロードバイクトレーニングの基本は実走。改めてそれを思い知らされる結果となりました。

レースから一日経過して少し落ちついてきましたが、それでもあの落車事故のことを思うと悔しさが込み上げてきます。
勿論全ては自業自得。「落車トラブルさえなければ・・・」と言うのは「ルマン24時間でメカトラブルさえなければ優勝していた!」と言うのと同じくらい無意味なことで、そういったトラブルを回避しつつ時間内を走りきることが耐久レースであり落車リタイアしている時点で失格なのです。そしてレースにタラレバは決してありません。

それは分かっているのですが、それでも
「あの落車さえなければ・・・」
「あのままレースが続いていたら何処まで先頭集団について走れていただろうか?」
「もしかしたら入賞もあり得たんじゃないか!(自分に甘すぎる評価ですが)」

等など、あれこれ頭を巡ります。
最後まで全力で走りきって力及ばずなら悔しくても納得できる結果だったのでしょうが、この終わり方では不完全燃焼でどうしても未練が残ってしまいますね。
ああ、あのメンバーの中で自分が何処まで通用するか試してみたかった・・・

何とも愚痴ばかりになってしまってここまで読んでくださっている方には申し訳ありませんがブログでぶちまけたことで気持ちを切り替え、怪我が治ったらまた来年を目指して頑張っていければと思っています。
今回の途中までの走りと落車DNFという結果から、良かった点と修正していくべき点など見えてきましたのでそれらを踏まえまた取り組み方を工夫しつつ少しずつ前進できればと思っています。
とりあえずこの悔しさは来年晴らす!

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コメント

No title

いつもZwiftではお世話になっております。鈴鹿おつかれさまでした。
Zwiftで頑張っている姿をよく拝見していましたので、残念でしたね。
わたしも以前はヒルクライムに参加していた時期もありましたが、体型的に向いていないので、いまはシクロクロス専門です。
もう4年ほどレースに参加していますが、最初はコケまくりだったのが、最近はコケる回数も減ってきて(それでもよく転びます)、バチバチ身体をぶつけられるのにも慣れてきました。
シクロクロスをすればするほど、いかに自分がバイクコントロールをできていないかを痛感します。うまい選手は見てるだけでも勉強になります・・・。
関西シクロクロスも盛り上がっていますし、Zwiftでも関西シクロの某C1選手もよく走っていますし、やまちゃん選手もシクロクロスに参加してみませんか?結構向いていると思いますよ。楽しいうえにテクニック向上は間違いなしです。
またZwiftで一緒に走れるのを楽しみにしています!お互い頑張っていきましょう!

Re: No title

4-1 Takahashiさん、コメントありがとうございます。Zwiftライドイベントなどではお世話になっております。
私もヒルクライムは体型的にどうやらあまり向いていないようで最近はエンデューロレースに適性を見出してそちらメインになりつつありますね。
シクロクロスですが面白そうなのでシーズン入り前に真面目に検討してみたりもしたんですが先立つ物や今冬フル参戦を予定している堺浜クリテとの兼ね合いもありまして断念しました。
クリテでもバチバチやる事になると思いますので競り負けない走りを身に着けたいですね。
それではまたZwiftのライドイベントやレースでお会い出来ることを楽しみにしています。

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