灼熱の六甲山で地獄ライドに挑め!:後編

前回のあらすじ:
試練の六甲山&再度往復ライドに挑戦したやまちゃんは炎天下の下、何とか最初のタイムトライアルを終えて六甲山頂に到達する。
だが道はまだ半ば。先は長いぞしっかりしろ!

そんな訳で、六甲山頂の一軒茶屋に到達したのですが、何だかんだで結局ガチTTをやってしまったのでこの段階で疲労困憊。
ここは自動販売機が置いてあるのが本当に嬉しい!スポーツドリンクを飲み干し、持参した100均の塩羊羹を食べて一服します。

以前来た時もそうでしたがここは兵庫ヒルクライマーの聖地のような場所で多くのローディが集まります。
この日もクロスバイクで初めて六甲に挑戦された方や下ろしたてのロードバイクでここまで登って来られた方がおられ休憩がてらしばらく雑談します。
兵庫近辺のローディにとってヒルクライムを始めたなら六甲に挑むのは当たり前のことのようですね。
こんな厳しいコースを日常的に走っているのですからこの辺りに速い方が多いのも納得です。

さて、一服して体力も少し回復したので次の目的地である再度山コースのスタート地点まで移動します。
既に六甲山頂にいるのだから後はひたすら下っていけば目的地…と思ったのですが道中意外なほどアップダウンが多いです。
ギアをアウターにして加速!と思ったらすぐに登りになってしまったりとなかなか走りにくい…
それでも六甲山は下り主体で行けたのですが再度山に入ると登りも多く思った以上に体力を消耗してしまいました。
それでも11時頃には何とか再度山コーススタート地点に到着!
再度山スタート150720
しかしこのスタート地点、いきなりコンクリート+滑り止めの円形状の窪みという激坂特有の路面となっており疲れた私のヤル気を挫いてくれます(笑)
幸いな事にすぐ近くにコンビニがあったので一時撤退して栄養補給&休憩とします。

コンビニでトイレ休憩し、スポーツドリンク一本&ミニあんぱん5個セットを購入。
普段はタイムトライアル前には軽量化の為あまり食べないよう心掛けているのですが、いまの疲労具合から考えて栄養&水分補給を怠ったら危険と判断しあんぱん5個完食。勿論スポーツドリンクも全部飲み干し万全を期して次なるタイムトライアルに備えます。
コンビニ前の木陰で小休止した後、再度山スタート地点に移動し、いざ「再度山~六甲山頂コース」タイムトライアルスタートです!

このコースは全長23.5km、平均斜度3.5%、最大斜度15.0%という関西屈指のロングヒルクライムコースです。
平均斜度3.5%と聞くと大したこと無さそうですが最大斜度15.0%から分かるように緩斜面メインのコースというわけではありません。アップダウンが激しいので結果として平均斜度が下がっているだけで道中には結構厳しい登りもあります。
私の実力から考えて間違いなく一時間以上走り続ける事になりますからペース配分を考えないととても走り切れないでしょうし、かと言ってタイムを意識せずに走ったのではトレーニングになりません。
このコースは関西ヒルクライムTTでも僅か6人しか挑戦していないコースなので何時も目標としている平均くんは存在しません。(ある程度登録人数が増えないと出現しないのです)
ですからこのコースの参考にさせていただいたトプローさんが1時間14分で走られているので実力的に5分落ちくらいを目指してみれば良いのかな?という事で目標タイムは1時間20分として走ってみることにします。

このコースはスタートから暫くは写真にあった激坂から始まる登り区間が続きます。既に結構な距離を走っているので休憩を入れたとは言え、いきなりキツい!
ここは無理せず最初からインナーローを使い極力脚に負担をかけないクルクルハイケイデンス走で我慢の登りを続けます。
そのまま数キロ走り続けると徐々に再度山の特徴であるアップダウンが入るようになってきます。疲れがたまった脚には繰り返されるダウン区間が嬉しい!!
とは言え今回はタイムトライアルですからダウン区間の度に脚を休め速度を出さずにいてはとても目標のタイムには到達できないでしょう。そこでダウン区間は積極的にギアチェンジを繰り返し脚を使いきらないよう制御しつつ速度も出来るだけ出す様に心掛けて走り抜けます。
アップダウンの激しい再度山区間を抜けると六甲山コースとの合流です。
六甲山の復路側ルートは逆瀬川駅側から登る往路側ルートに比べると斜度は低く登りやすいコースなのですが再度山を超えた段階で流石に疲れてきた上、ダウン時にある程度温存したとは言え脚も長時間のライドで既に限界が近く思うように速度が出せません。
そして時間帯は最悪の正午ちかく。暑い、とにかく暑い。木陰に入る区間はまだ良いのですが直射日光が当たる区間は日差しが身体に突き刺さるようです。
暑い暑いと思いながら登っていると太ったオジさんローディが道路の右側を登っていくのが見えます。「危ないなぁ」と思ってよく見ると右側は木陰になってるんですね。
ああ、あの人も日差しが辛いんだろうな…とは思いますが
「道路の右側を登るなんて危険すぎるからダメ、絶対ダメ!!」
それはさておき、暑さに耐えながら登って行くと時折上から強い風が吹き付けます。これが六甲おろしというものでしょうか?
普段なら走るのに邪魔な向かい風は心底嫌なものなのですが、この日ばかりは火照った身体を冷ましてくれる救いの風となりました。風が止むと
「お願いだからもっと強く吹き降ろしてくれ!」と願うほどです(笑)
六甲山に入ってからは斜度こそ厳しくないものの、とにかく距離が長くつづら折りを何度も何度も繰り返し登り続けるので、忍耐力が試されます。
そしてコースをよく覚えていないため「そろそろ終盤だったんじゃないか!?」と何度も思うのですが
「ああ、まだ有料道路との分岐点だった…」
「ああ、まだ唯一の信号交差点だった…」
「ああ、まだオルゴールミュージアムだった…」
「ああ、まだロープウェイ駅だった…」

走っても走ってもゴールが遠い!でもロープウェイ駅からゴールは近かったはず!
ここからラストスパートや!最後の力を振り絞れ!!
………実はかなりの距離がまだありました(3km弱)。往路は下りだったから一瞬で着いた様に思えたんですけどね…
「まだか!まだか!まだか!」と思いながらのロングスパートを続けやっとゴールの一軒茶屋が見えてきた時には思わず涙が出そうでした(笑)
そして歓喜のゴール!!
一軒茶屋看板150720
このコースのタイムは以下の通りでした。
再度山~六甲山頂ヒルクライム:1時間13分21秒(初挑戦。平均くん無し)
このコースは平均くんがないのでこのタイムが良いのかどうかは今ひとつ分かりませんが目標としていたタイムはきっちりクリアしました!
それに結果はともかく精一杯走りましたので悔いはありません。ただただ長い時間走りきった充実感でいっぱいになりました。
後でStravaで確認したところ、123人中11位。ちょうどトプローさんのすぐ後ろの順位でした。
再度山Strava

今日のヒルクライムはここまでという事で、この後は山頂からの絶景を楽しんだりした後、のんびり帰宅しました。
六甲山頂150720

今回のまとめですが
・六甲山・逆瀬川コースはやっぱり超キツいコースでしたが念願の平均くん撃破。やった!
・再度山~六甲山頂は斜度はそれ程では無かったけどとにかく長かった!何度心折れそうになったか…でもそれだけに走りきった充実感も最高でした!
・この季節、真昼の長時間ヒルクライムは避けよう(笑)


走っている最中は「何で俺は炎天下の下、こんな事してるんだろ?」と思うほど辛い道程だったのですが、今振り返ってみると「楽しかった」としか思えないのは不思議ですね。でも

もう二度とやらないけどね!!




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コメント

もう二度とやらんけどね!と僕も思いましたが、これやっぱり大台ヶ原対策にめっちゃ良さそうですよ。
二度とやらんどころか、毎回これやってもいいくらい。
お互いがんばりましょう\(^o^)/

Re: タイトルなし

トプローさん、いやぁ涼しくなったらまたやってもいいかなぁ~とは思うんですが炎天下の下、あの距離をTTペースで走るのはマジキツいっす。
…ハッ!ちゃんと早朝出発すればイケるのか!?

お疲れさまでした
暑い日だったのでline見てビックリしました
達成感はハンパ無いでしょうなぁ
私も挑戦してみたいけど、お医者さんが4Km以上とか最大勾配10%以上のTTはアカンって言うてました
残念ですなぁ

No title

こんにちは。早朝ならまだましとはいっても東西往復はキツイでしょうね。この暑さの中で挑もうという気持ちになったことだけで凄いです。僕は涼しくなってから挑戦したいと思います(笑)

Re: タイトルなし

ザク豆腐さん、いやぁ暑い一日でしたw走っている最中は辛い思いもしましたがそれだけに完走した時の達成感はたまりませんでしたが。
ザク豆腐さんは4km以上と10%以上の勾配は駄目でしたか。残念です…そう言えば風の噂で一日で信貴山4コースのTTを行うガッツ溢れる方がいると聞きましたよ。その姿勢、見習いたいものですね。

Re: No title

パパちゃんさん、六甲山東西往復は走り甲斐満点なので超お勧めですw
涼しくなったら是非挑戦してみてくださいね。
涼しくなってからならO.H.C.で企画して一緒に挑戦するのも楽しそうですねw

ハードなライドお疲れ様でした!
キツさと達成感は正比例しますから半端ないやったった感でしょうねー
(^o^)/
エアコンの効いた部屋でブログ拝見してる分には「やってみたいなー!」と思いました(笑)

Re: タイトルなし

タクヤさん、仰るとおりキツければキツいほどやり遂げた時の達成感が大きいのでヒルクライムはやめられないんですよね(笑)
やってる最中は洒落にならない苦しみなのですが…
もう少し涼しくなる秋頃なら楽しめると思いますのでその時期に挑戦してみては如何でしょうか?私でも出来るくらいですのでタクヤさんなら楽勝っす!

No title

こんにちは!!お疲れ様でした!!
あの暑い中で東西往復とは…どうかしてるぜ!!!
いや、暑くなくても東西往復は頭がおかし…ゴホッゴホッ(笑)
再度山を越えれば五辻からは完全に緩斜面の修業モードなので、自分との戦いで精神的にキツいですよね。。。また気が向いたらお越しください。

Re: No title

れすとまんさん、確かに真夏の挑戦はちょっと(かなり)大変でした。
しかし関西ヒルクライムTTサイトのあのコース唯一の一時間切り&トップに燦然と輝くのは他ならぬ、れすとまんさんでは無いですか!
私よりも15分も速いとはまさに異次元の速さで尊敬せずにはいられませんよ。
再度山の先は長距離緩斜面でトレーニングには最適なので涼しくなったらまた挑戦に伺いたいと思います。

No title

確かにこの長距離コースは練習にはもってこいですねー。
でもほんとやまちゃんさんどんどん速くなりはりますねー。

大台ケ原が楽しみですねー。ぼくも頑張って練習しなきゃな。

Re: No title

木鶏もんきちさん、このルートで往復すると激坂区間のある往路は大台ケ原、長距離緩斜面の復路は乗鞍と、それぞれの練習になるかもしれない一粒で二度美味しいお得なコースなのです!
でも体力も気力もごっそり持っていかれるので気軽には挑めないのが難点です(笑)
大会までにあと一回くらい行っておきたい気もするけど…
お互い大台ケ原までに少しでも力を付けられるよう頑張りましょう!

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