ヒルクライムシーズン開幕:2016伊吹山ヒルクライム参戦記

昨日4/10は「2016伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が開催されました。
ヒルクライムの開幕シーズンのビッグレースと言えば「西の伊吹山、東のハルヒル」が有名でこれらレースからヒルクライムシーズンを開幕とされる方は多いかと思います。
かく言う私も伊吹山が今シーズンのヒルクライムレース初戦となります。

ロードバイクを始めてから2年目となる今年は積極的にレースに出場しようと色々とエントリーしてトレーニングを重ねてきたものの、オフシーズンはまさかの絶不調。
暖かくなってきてようやく調子が上がってきたものの未だ絶好調とは言い難い状態ですがそんな中開催された今シーズンの初戦。目標タイム60分を掲げての参戦でしたが果たして結果は如何に…

■会場入りからレース開始まで
伊吹山大会は当日エントリーが可能なので当日輪行で会場入りして参加する予定でしたがそれだと時間的に余裕がなく当日バタバタしてしまうな…と思っていたのですが幸いにもO.H.C.(大阪ヒルクライム同好会)のmaCさんが車を出してくださることになりましたのでそのご厚意に甘えさせていただき、同じO.H.C.のきゃべつKさんと3人で当日早朝に車で会場入りすることになりました。
過去、同大会では運営がイマイチで駐車場でトラブルがあったと聞き、余裕を持って朝3時すぎに大阪を出発。当日の5時半くらいには会場に到着して受付近くの駐車場を無事確保。それから受付開始まで車内で仮眠をとって大会開始に備えます。

朝7時くらいまで仮眠をとって受付に移動して無事受付終了。
しかしレース開始までまだ2時間以上もあります。とりあえず軽くアップを済ませておこうときゃべつKさんと私は交代で近くの坂道を走りに行きました。
ちなみに今回もローラー台でのアップは無し。と言うか車を持っていない私はローラー台は持ち込めないのですw
アップは坂道をギアを落としてハイケイデンスで駆け上がる何時ものやり方。脚に負担を残さないためあまり重いギアは踏まずケイデンス120rpmくらいまで上げながら坂道を駆け上がり心拍数を高めつつ脚を慣らします。
長い坂道を2回ほど駆け上がって体を温めつつ心拍数を上げて軽めのアップを終了。
アップとしては軽めだと思いますがそれでもこうやって一度走っておかないと「スタート直後にいきなり心拍がアップして身体がそれに馴染まず苦しむ…」という最悪の状態になることがありますので軽めでも良いからアップをしておくことをお勧めします。
特にヒルクライムレースは多くの場合早朝スタートですので寝起きの身体に一度活を入れておくのは重要だと思います。

アップを終えて早めに余裕を持って集合場所に向かうと既にO.H.C.のメンバーが集まっています。皆さんと談笑しながらレースに向けての意気込みなどを語り合いつつスタートを待ちます。
そして9時半ごろにやっとスタート地点に向けて移動開始。しかしスタート地点についてからスタートまでまた30分ほど待ち時間があります。
この大会、参加人数がかなり多い事もあってか、受付~集合~そしてスタート…とにかく時間がかかって待ち時間が多いですね。幸い私はO.H.C.の知り合いがいるので退屈せずに時間を潰せましたが一人で参加された方は時間を持て余して辛かったと思います。
このスタート前の待ち時間の間に私は最後の軽量化に向かいます。スタート地点には嬉しいことに数多くの仮設トイレが設置されており、あまり待つこと無く利用でき最終軽量化に成功。実はこの日までやや便秘気味だったのですがスタート前にスッキリできたのは大きなプラスでした(笑)

■いよいよレース開始
10時20分いよいよレース開始です。
今回の私の作戦は持久力重視のトレーニングを重ねてきたこともあるので
「とにかく一定のペースを保って最後までしっかりペダルを回し続けること」
「途中どんなに辛くても手を抜いた走りをしない!」

というものです。そしてTTなどではいつもスタート直後に飛ばし過ぎて失敗するのでスタート直後は速度を出し過ぎないよう自制しながら走ることとしました。
実は車で送っていただいたO.H.C.のmaCさんとは同一クラスでしたのでスタート地点には一緒に並んで同時にスタートしたのですがmaCさんは序盤から快調に飛ばして直ぐにその背中は見えなくなってしまいました。
それを見送る私には勿論焦りはありますが手元のサイコンを見ると飛ばしているつもりはないのに300Wを超えています。
ここで更にペースを上げて無理に追いかけたら私の実力では完全にオーバーペースとなります。
「ここは我慢我慢…」と言い聞かせて自分のペースを保ちつつ走り続けます。
自分なりに考えたペースとしては260Wくらいが目標。300Wを超えるようでは明らかにオーバーペース。250Wを下回ったらアンダーペース。と考えて前半を走り続けます。

さてmaCさんには早々に千切られたので、この先は出来ることなら脚の合う私よりもちょっとだけ速いくらいの方を追い掛けながら走るのが理想です。
そう考えて走りながら脚の合う方を探すのですがこれが中々見付かりません。
私は45~50歳のクラスだったのですがトイレに並んだため並ぶのが遅れスタート位置は後ろの方でした。
そしてこのクラスの中では上位争いにはとても絡めないまでも、それでも一応速い方ではあるので後ろからのスタートだと追い抜いていく事が大半で追い抜かれることはあまりありません。
ちょっと速そうかな?というグループを見付けて暫く付いて走ってみるも気が付くと250Wを下回るペースで走っており「このペースでは不味い!!」とまたグループを抜けて単独走を続けます。結局この日は最後まで脚の合う方が見付からず一人で淡々と走るレースとなってしまいました。
それでもパワーメーターを参考に
「とにかく気持ちを切らさずペースを保って走り続ける」
事を考えて黙々と走り続けます。

しかしこのコース事前情報では「激坂のなく走りやすいコース」と聞いていたのですが地味にキツいです。
確かに10%を超える斜度の区間は殆どありません。その代わり8%くらいのキツ目の斜度がかなりの頻度で出てくるのです。今回はじめてのコースなのでガーミンのサイコンに斜度表示をさせていたのですが、私の苦手な5%超えの斜度区間がかなりの割合を占めていて、私の脚力を徐々に削っていきます。

そして「250Wを下回らないペースで走りたい」という甘い目論見はコースの半分を超える頃には脆くも崩れ去ってしまいます。
脚力は削られ息は上がり始め、力強いペダリングは徐々に出来なくなっていきます。
パワーメーターの表示は250Wを下回る割合のほうが増え始め明らかに疲労していることが見て取れます。
「目標としていたペースの維持は難しい。このペースで果たして目標タイムを達成できるだろうか?」
と不安になりますが、だからと言ってペースを上げるだけの余力は残っていません。
「苦しくなってきたけど、ここからが大事だ。ここで気持ちを切らさず苦しいなりに極力ペースを落とさず走り続けるしか無い!」
目標を達成できるかどうか怪しくなってきたもののとにかく諦めずにペダルを回し続けること。
後半戦を苦しみつつ走り続けていると40分頃に大きな駐車場が見えてきます。
「ここが恐らく前回の短縮コースのゴール地点。ここで40分となると60分切りは間に合うかどうか本当にギリギリの線か!残り距離は約1/3。頑張らねば!!!」
確かここを越えるとその先にはアップダウン区間が待っていたはず。得意のアップダウン区間でタイムを稼いでおかねば!
と暫く我慢の走りを続けていると見えてきました。ダウン区間!!!
飛ばせ飛ばせ!登りの苦手な自分はこの区間で稼ぐしか無い!!
一気に加速して50km/h弱までスピードアップ!!その勢いに乗って続く登りをアウターのまま一気に駆け上がり周りの選手をごぼう抜きです。
「やはり自分にはアップダウン区間が合ってる!ここで一気に挽回するぞ!」
と思ったのですが…
あれ?もう終わり?
大台ケ原のように終盤にアップダウンが何度も繰り返されるレイアウトを予想していたのですが大きなアップダウンは残念ながらその一箇所だけでした…(泣)
そこから先はまた斜度があがり我慢の走りを強いられます。
そして苦しみながら走り続けると残り2kmの表示が見えてきます。残り時間は10分を切った!
これは間に合うのか?この頃になるとつづら折りの先にゴールと思われる地点が目視できるようになります。
あとたったの2km。しかし脚は残っておらず呼吸も苦しい。そして終盤になって斜度があまり緩まず5~8%くらいの斜度が長く続くようになってきているように感じます。
そしてこの地点あたりから足を付いてロードバイクを押して歩いている人を多く見かけるようになります。終盤にこの斜度で皆苦しいようです。
勿論私も苦しいです。残り時間が少ししかないのに苦手のやや高めの斜度が延々と続くのですから。
とにかく機械のように脚を回し続けるんだ!ここで一度緩めたらもう絶対に取り返せない!
そう言い聞かせて回す回す回す…
視界の先にゴールが近づきてきてそろそろゴールじゃないのか?あと500mくらいか?と思った時、目に入ってきたのは「残り1km」の表示。
「まだあと1km!斜度は緩まないし残り時間は少ないしこれは間に合わない…」
嫌だ!こんなに苦しい思いをしたのに目標未達成は嫌だ!
間に合いたい間に合いたい間に合いたいんだ!!!

残り500mくらい?のところで、思わずシートを立ち上がり残った力を振り絞り渾身のダンシングを開始!
間に合え!間に合え!
残り一分を切った!
ダンシングする力も尽きた!シートに崩れ落ちるもペダリングだけは緩めず必死で回し続ける!
そしてゴールラインが見えたところで最後にもう一度何とか立ち上がってラストダンシング!!!
残り時間も残り距離もあと少し!ここで余力を残してどうする!!すべて出し切れ!!!
最後はすべてを出し切るダンシングでゴールラインを通過!!
ゴール付近は狭くなっているので立ち止まってはいけないと分かっているももう動けない…
フラついてビンディングも外せず崩れ落ちかけるところを係員に支えられ何とか安全なところまで運んでもらいます。
最後に確認したサイコンは辛うじて1時間を切っていたはずですが正確な時間は把握できていません。スタートボタンを押したタイミング次第ではタイムオーバーもあるかも?
と不安になりながら正式リザルトを待つことになります。

ゴール先ではO.H.C.の面々が集って待っていました。そこに合流して皆さんのタイムを聞くと皆さん1時間切りは勿論入賞に絡めそうな好タイムの方も何人かおられます。
流石にO.H.C.の皆は速いです。1時間切りを逃したメンバーは皆無だったと思います。
私もO.H.C.の端くれとして何とか面目を保った形ですが相変わらずO.H.C.では最下位クラス…まだまだ上の層は厚いですね。
また、ゴール地点ではヒルクライムカーニバルなどのイベントに参加させていただいた「月曜道上」のメンバーの方々ともお会いして少しお話させてもらいましたがそちらも皆さん1時間切りを達成しておられました。
「1時間切りやった~!!!」
と思っていましたが知り合い関係の多くが当たり前のように1時間切りを達成しておられて本当に自分はマダマダだなと思い知らされました。

その後、伊吹山はゴール地点でのドリンクやフードのサービスがまったくない珍しいレースなので(愚痴)皆さん集まったところで即下山開始。私も折角なので道中記念撮影をしたりと風景を楽しみながらゆっくりと下山しました。
2016伊吹山その1
2016伊吹山その2
下山後リザルトの発表を待ちますがとにかく運営の手際が悪くて中々リザルトが発表されないというアクシデントがありつつも愚痴を重ねても仕方ないのでスルーして、発表された正式リザルトは

タイム:59分30秒
年代別順位:55位/436人(上位13%)


となりました。あと30秒しか残っていない本当にギリギリのタイムではありますが何とか目標を達成出来ました。
苦しんだレースだっただけに本当に嬉しく思います。

この後、それぞれ目標を達成したmaCさん、きゃべつKさんと共に帰路につき無事帰宅となりました。
maCさん、車を出していただき本当に有難うございました。
良いコンディションでレースに臨めたのはmaCさんのお陰です。

■レースを振り返って
2016伊吹山その3
今回1時間切りという目標を立てそれを目指してトレーニングを重ねてきたのですが結果として目標を無事達成でき、まずは満足と言ってよいかと思います。
今シーズンのスタートとして、そして今年最大の目標である富士ヒルのシルバーリングに向けて順調な滑り出しとなりました。

ですが、走行データを分析してみると前半の平均パワー値が約260W、後半の平均パワー値が約233W、トータルの平均としては242Wとなっており、全体を通してのパワー値は最低ラインと考えていた250Wを下回り、特に後半にはタレてしまいパワーが大きく落ちてしまっていることが分かります。
今回のテーマだった
「持久力を重視したトレーニングを行い、レースでは一定のペースを保ちながら最後まで走り切る」
という方針から考えると、理想とは程遠い走りになってしまっています。
自分としてはスタミナは結構付いてきたつもりだったのですがデータから見ると本当にまだまだ体力不足であることが伺えます。
最大の目標である富士ヒルは今回よりも更に長いレースですから、そこで最後までしっかり走りきれるようまだまだ体力をアップさせていきたいですね。

そして1時間を通じてのパワー値が242Wと言うのは如何にも情けない数値です。ローラー台でFTP258Wという数値を出したことがあるのだからもっと頑張ることが出来たはずです。
まあローラー台でのFTP値はしょせんは理論値ですからそのままの値をすんなり出せるわけでは無いのでしょうが今後は今回の反省もふまえFTP値の底上げを考えたトレーニングを行っていきたいと考えています。


とまあ、レース後になって振り返ってみれば「あそこでもっと頑張っていれば!」とか「全体のペース配分をもう少し上手くできていれば」とか色々反省すべき点ややり直したい点があったりしますが、それでもトータルとしては今の自分の出せる力をある程度出しきれたと言える良いレースだったのではないかと思います。ですからまずは目標を達成出来たことを素直に喜びたいと思います。

とは言え現状の実力のままでは富士ヒルシルバーリング獲得はまだまだ厳しいですからこの結果に慢心すること無く更にトレーニングを重ねて更に力をつけて6月の富士ヒルを目指していきたいと思っています。

そんな伊吹山ドライブウェイヒルクライムレースの走行データは以下の通りです。


伊吹山お疲れ様~と思っていただけたらクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ ヒルクライムへ
にほんブログ村

「かしわらヒルクライムスプリント」参加してきました

色々あって更新が遅れましたが土曜日は宣言どおり「かしわらヒルクライムスプリント」に出場してきました。

柏原市は私の済む淀川区からだと遠いよ~30km超もあるんだよな…(´・ω・`)
えっちらおっちらたどり着いて、大阪教育大敷地内の坂を登って受付まで向かうと…
「ナニコレ、かなりキツい坂やん。明らかに8%超えてるんじゃないの?」

不安を覚えつつ受付を終えると会場には既にO.H.C.メンバーが集まっていました。
冬場になるとヒルクライム走行会の開催が減り、なかなか顔を合わせる機会も少なくなりますので久々に再会するメンバーとこの機会に親交を深めます。

ハーフマイルという短い距離とは言え久々のヒルクライムの大会に皆さん気合入っている様子。
各々試走を済ませたら、健闘を誓い合っていよいよレーススタートです。

レースは年齢の高い順。私はおっさんなので比較的速いスタートです(笑)
15秒間隔で続々とスタートしていく様子を見ると自然と気合が高まっていくのが分かります。
よっしゃ~頑張って走るぞ~

そしていよいよ私のスタートの順番がやって来ました。
カウントダウンをすませていざスタート!
回せ回せペダルを回せ~!!!
かしわらヒルクライム1回め

こんな感じでいきなり600W超の全力ペダリング!ケイデンスもMAX120rpmと全力全開のスーパーヒルクライム炸裂だぜ!!

…激坂小学校であっという間にタレた時でさえ400W程度だったことを思えば気負い過ぎの超オーバーペース。
分かっていたけどやはりあっという間にタレた~
グラフで見ての通りパワーはあっという間に落ちてますな…(;´Д`)
少しはペース配分を考えろ!って言いたくなりますね。
かくして1回目のタイムは2分28秒でした。目標タイムを2分半と設定していたので一応クリアではあるんですが周りの速いこと速いこと…終盤の若者部門になると続々と2分切りタイムを出す選手が出て決勝へのボーダーは2分切りが最低ラインという物凄さ…
2分前後のタイムの距離で30秒もの差がつくというのは洒落にならないほど大きな実力差があるわけで、とてもじゃないですが私が絡めるようなレベルの大会ではありませんでした…
O.H.C.では実業団で活躍されている桐野さんが2位という流石の結果を残したのを除くと他は全員予選落ちという厳しい現実。
私は普通に遅いので問題外ですがO.H.C.の上位メンバーは皆富士ヒルシルバークラスばかりなんですけどねぇ…それなのに2分1秒という素晴らしいタイムを出したnovさんですら14位ですから…何というレベルなのか…
無料参加の初開催の大会なのでこじんまりとした峠の腕自慢レベルで競い合う大会かと思っていたんですが入賞圏は実業団レベルでした(苦笑)考えが甘かったですね。

さて、一本目を走った段階でまるで通用しないという事は分かってはいましたがそれでもせっかくなので全力を出しきろう!と言うことで
二本目も手を抜くこと無く頑張りますよ!!
とは言え最初に全力を出し切ってしまうと持たないことは分かっていますのでペース配分を考えて…
いざ二本目スタート!!
うりゃうりゃうりゃぁ~!!!!!
かしわらヒルクライム2回め

…アホだ!アホがいる!!!!
前回を超える619Wの全力スタートダッシュ!!!ペース配分はどうした!?
勿論途中でタレる訳ですが中盤を少し抑え気味にしたのが良かったのか(←それがペース配分のつもりらしい)ちょっとだけタイムアップして2分24秒。
完全に中団に沈む取るに足らないタイムではありますが2本目でタイムアップしたし目標の2分半は切れたのでまあ良しとしましょう(笑)
情けないタイムではありますがこれが今の実力ですから。
かしわらHMHS_81
この後、O.H.C.のメンバーと決勝レースを観戦。桐野さんが予選順位と同じく見事に2位に入賞された(おめでとうございます!)のを見届けた後、折角の機会なのでと言うことでO.H.C.有志に最近何度か一緒に走らせてもらっている100太郎さんを交えて、ぶどう坂までヒルクライムに出かけます。

ハーフマイルとは言え2本全力走した後でのヒルクライムはキツかったですが何故か皆さん元気なのでそのまま足を伸ばしてフラワーロード~裏十三峠とさらにヒルクライムw
クタクタになったところでこの日は解散となりました。
お付き合い下さったO.H.C.の皆さん、ありがとうございました。久々に皆さんと走れて楽しかったです。


とまあ土曜日は結果こそ振るいませんでしたが久々にO.H.C.の皆さんと走った大変充実した一日となりました。


で、日曜日なんですが明らかに脚に疲れが残っていたのでローラー台で軽く回復走でもやるか…
と軽く回し始めたのですが…回しているうちに昨日の不甲斐ないレース結果と最近のヒルクライムのタイムの伸びの悪さなど、もやもやした思いが頭をもたげてきまして徐々に力が入ってしまい…
気が付くと本気モードに突入して最終的にL3強度(Avg.210W)で2時間回してしまいましたw

終わったらケツ筋がズキズキ痛んで全然回復走になってねぇ!!!

流石にダメージが大きすぎたので、この後延々寝てました。せっかくの週末に何やってんでしょうね、私はw


しかし今回も楽しかったとはいえ結果は振るいませんでしたし本当に速くなるというのは難しいものですね。4月の伊吹山ヒルクライムに向けて調子を上げていきたいところなんですが今のところ暗中模索と言った感じでなかなか光明が見いだせません。
練習方法考え直した方が良いのかなぁ~と少々悩みつつ今週もまた頑張っていきますよ!

にほんブログ村 自転車ブログ ヒルクライムへ
にほんブログ村

ちくさ高原に散る…ちくさ高原ヒルクライム大会レポート

昨日は、ちくさ高原で行われた「ちくさ高原ヒルクライム大会」に出場してきました。
この大会は8月末に行われた乗鞍ヒルクライム大会が雨で短縮コースになった帰り道、同行したぶりっかーさんが「不完全燃焼だったので別の大会にも出場したい」とのことで近場で行われる大会から見つけてこられたもので、同じく不完全燃焼に終わった私も、ぶりっかーさんにお願いして一緒に参加することになりました。

この大会は
・大阪から2時間半で行けてアクセスがとても良い
・当日受付なので参加しやすい
・参加費が安い

ととても参加しやすい事が特徴の大会です。

そして参加可能なクラスは以下の3つがあります。
・全長12kmのコースを走るBクラス
・そのコースの半分の距離を走るCクラス
・BクラスのコースとCクラスのコースを2回に分けて走るAクラス


ヤル気のあるガチな方の多くはたっぷり走れるAクラスを走る事になるわけですが、私は
「ガチ勢がいないBクラスならもしかして結構良い所走れたりするのでは?」
というセコすぎる計算の元Bクラスで参加を申し込みました。

さてこのコースはこんな感じです。

と言ってもこれだけでは分からないと思いますがスタート地点から全体の約半分は緩斜面区間が続き、その後斜度がぐっと上がり終盤には斜度10%超えのロングストレートが待ち受けています。
緩斜面区間と急斜面区間とで綺麗に別れるのでそれを頭に入れたペース配分が必要になりそうなコースですね。

さて、過去のリザルトを見てみますとBクラスで入賞に絡むには35分前後で走る必要がありそうです。ふむ35分…
先日紹介した「【アップダウン対応】ロードバイクラップ表」
サイトで計算してみましょう。
ちくさラップ表35分
この様に35分間を平均300Wで走り抜ければ可能と思われます…
それが出来たら勝尾寺13分楽勝で切れるわ!!

この時点で例えBクラスでも入賞争いは無理そうな事は分かりましたので目標タイムを改めて設定します。
+5分で40分ではどうでしょうか?
ちくさラップ表40分
平均パワー254W…半分以下の距離でわずか14分間の勝尾寺で後半区間を260W程で走る私には少々厳しいパワー値ですがレース効果でのプラスを考慮すれば十分に狙えそうなタイムです。

と言うことで目標タイムは40分切りとします。
大台ケ原ではレース効果で目標を大きく上回るタイムを出せたので今回もあわよくば…と内心決意を秘めてレースに挑みます。

■大会の朝
既に書いたとおりこの大会は当日の朝受付で大阪から2時間半ほどで行くことができます。
そのため朝5時にぶりっかーさんに車で迎えに来ていただき出発です。
今までの大会は泊まり込みだったのでこの気楽さはありがたいですね。
道中は特にトラブルもなく無事受付時間の7時半丁度に大会会場に到着。車から降りると…
もの凄く寒い…
この日は全国的に木枯らし一号が吹き荒れたようで、ここちくさ高原も例外ではありませんでした。気温が低くて風も強い。
そもそもこの地は冬場はスキー場になりますので高度もあり冷える立地なのです。
10月末ともなればかなり冷え込むのは当然ですね。
そこで今回の服装は上はアームウォーマー+半袖ジャージ、下は長ズボンのアンダーウェア+ビブショーツと肌の露出しない格好で臨むことにしました。
それでも寒いのでウインドブレーカーを着込んで寒さを凌ぎます。
同行したぶりっかーさんはウインドブレーカーを持っていないということで寒さに苦戦しておられました。
受付を済ませた後、ウォームアップとしてコースの終盤を軽く走ってみます。(受付場所がコースの終盤にあるのです)
この終盤あたりは高斜度注意の標識が立っている10%超の坂が続く長いストレート区間があります。
10km以上走ってきてこの坂に挑むことになるのでこれはレース中は苦戦必至ですね。
ですが今は心拍数を上げるため、負荷をかけやすい坂としてアップに使わせてもらいましょう。
坂を数度往復して心拍数を上げ足を慣らしてとりあえずアップは完了。
あとはレースに挑むのみです。

■いよいよレース本番
スタート30分前になると受付でまとめてスタート位置まで移動するとのアナウンスがありましたので、集合して皆でスタート地点までダウンヒル開始です。
しかし、これ移動距離10kmもある下りですので身体が冷えて仕方がありません。
私はウインドブレーカーを着ているからまだマシですがレースウェアで下っている方は本当に寒かったんじゃないかと思います。
これは予め下っておいて下で身体を暖めておいた方が良かったでしょうね。

まあそれはさておき、下り終わったらいよいよレース開始となります。
このレースは計測チップによるタイム測定なので場所取りはそれほどシビアではありませんが先頭集団で走るつもりの人は前の方に集まってくださいとのアナウンスがあり脚に自信のある人は続々と前方に詰めかけます。
私は先頭集団で走れる自信があるわけでは無いですがとりあえず行けるところまで付いて行きたいと思っているので無理に割り込まない程度の前方に陣取ってスタートすることしました。
ちくさ高原スタート
各自配置についたらいよいよレーススタートです!開催者の合図で前方に陣取った方々が一斉に飛び出します。
私は序盤はとにかく先頭集団のトレインに乗っていこうと言うことで飛び出した先頭集団のやや後ろの方に付けて様子を見てみることにします。
何時もは序盤は飛ばし過ぎないよう抑えるのですが最近緩斜面での走りにそれなりに手応えを感じていただけに序盤の緩斜面区間は頑張りどころと判断。
「可能なら約半分の距離の緩斜面区間のラストまでトップ集団に付いていく」を目標に走り続けます。
脚力に自信のあるAクラスの上位に付いていくのは恐らく難しいだろうと思いつつ集団の中で風を受けないようにしながら走り続けます。

時々集団の先頭がどうなっているのか確認しながら走るのですが上位陣は皆、私の所属するトップ集団に収まりそこから飛び出して仕掛ける人はいないようです。

「おお、先頭集団に付いて走れている!トレーニングの成果出てる?やるじゃん俺!」
といい気になって風除けの効果を最大限に得られるようポジションに気を付け最適なギアを選びながら頑張って付いて行きます。
ある程度走り続けていると時々ごく一部の人が集団から脱落しますが集団はほぼ団子状態で走り続けます。

そしてかなり進んだかな?と思った頃、突然斜度が上がり緩斜面区間が終わったのであろうことが分かります。
「ここからが勝負だな!」と気合入れて踏み込むのですが…

先頭集団は斜度が跳ね上がったにもかかわらずすごい勢いで飛ばしていきます。
それに対して私は…まったく付いて行けません。

そのまま本当にあっという間に集団は坂を駆け登っていき私は完全に置いて行かれてしまいます。
先頭集団は、斜度が上がってからが勝負と判断してここまで十二分に余力を残していたのでしょうね。それに対して私にはそんな余裕はありません。同じペースで走っていても実際にはこの段階で大きな差がついてしまっていたのです。

暫く走った後、ストレート区間で確認すると
・遥か離れて先頭集団
・やや遅れて脱落し始めた第二集団
・さらに遅れて悲しい一人旅の私


こんな感じになっていました。緩斜面区間を先頭集団で走り抜けた中では私が一番遅い?
この結果、前にも後ろにも人がいない一人旅となってしまいます。

こうなったら自分でペース配分しながら走るしか無い…とサイコンを確認すると…
スタートボタン押し忘れてた!

私のサイコンは電源さえ入っていれば速度・ケイデンス・パワー値は表示されるんですが(だから押し忘れに気付かなかった)当然ながら経過時間、走行距離はスタートボタンを押さなければ測定を開始しません。

つまり…何分走ったのかも、何km走って残り距離が何kmなのかもまったくわからない状態で、これではペース配分どころじゃない…

仕方ないので「とにかく頑張って走る」に方針を切り替え(笑)走り続けることにしますがここで少しパニック状態に…そして何時もレースでは目標とする方を見つけて頑張ってその人に付いていくことで自分なりのペースを作ってきたのですが今回前にも後ろにも人がいないので誰かのペースに合わせて走ることが出来ません。

先頭集団に大きく離されたショックと競り合うライバル不在という状況から今までのヒルクライムレースに比べてどうしてもテンションが上がらず、一人で淡々と走り続ける今ひとつ燃えない展開が延々と続きます。

そしてこの日は風が強かった…何でも「木枯らし1号」が吹いたそうで、速度の出ないヒルクライムではありますが厳しい強風で斜度の緩む得意の区間でも今ひとつ速度が伸ばせません。

それでも何時ものヒルクライムの走りを思い出しながらとにかく自分の走りをしようと言い聞かせながら我慢の走りを続けます。

途中で一人上がってきた選手に抜かれますがペースが速くちょっとの間だけ追い縋ったものの付いて行くのは困難で残念ながら千切られてしまいます。

そして残り距離もわからないまま黙々と走っているとようやく見知った受付の駐車場が見えてきます。

「よしこれで残りあと1kmと少しのはず!」と気合を入れなおすも…
そういえばここからは高斜度注意の標識の出ている10%超のロングストレートだった!
疲れてきたところにこれはキツい!
ヒーヒー言いながら最後の力を振り絞りロングストレートを超え、力尽きたところで特に誰とも競り合うことなくゴール!

…とりあえず精神的にも肉体的にもかなり消耗しました。
ゴール後とりあえずぶりっかーさんと記念撮影です。
ちくさ高原記念撮影

■大会を終えて。結果と分析
さて、大会の結果ですがBクラス14位。タイムは40分30秒くらいだったはずです。
目標としていた40分切りに30秒ほど及ばす…
う~ん…順位的にもタイム的にも何とも残念な結果に終わってしまいました。

計測が途中からになってしまいましたが今回の走行データはこんな感じです。


この走りを分析するとこの後半区間の平均パワー値は約246Wくらいになります。
疲れの出てくる後半と考えるとまあ実力どおりと言うことになるのでしょうか。
しかし、まるで駄目だったという事は無いのですが「凄く頑張った!」とはとても言えない数値ですね。
もっと必死になって全力で走れていれば目標タイムもクリア出来たし自分でももう少し納得できる走りになったんじゃないか…と今になって思いますが、走っている最中に頑張れていないのですから「たられば」を今になって言っても意味は無いですね。
せめて今後は後からこんな思いをしないためにも結果はともかく全力を出し切ったと言える走りをしたいものです。

今回の大会の総括ですが
前半頑張って先頭集団に張り付いて緩斜面区間を最後まで先頭集団で走ることができたのは戦略どおりで良かったんじゃないかと思います。

しかし、斜度が上がると実力者たちの走りに全くついていけず完全に置いて行かれてしまったのはかなり残念でショックな事でした。

最近良く走っている「上福井~天狗岩」コースを速い方と走った時にも感じている事ですが緩斜面区間ではそれなりに走れていても斜度が上がると全く付いて行けなくなります。一定以上の斜度になると速度がガクッと落ちるのは私の大きな弱点ですので今後の実走練習ではそこを意識して改善していかなければならないと感じています。

また、今回レース中にペースを合わせられそうな方を見つけられず単独走になった訳ですが、だからと言って自分でペースを作れず更にレースへの意欲さえ落としてしまったのは大いに反省したいところです。
何時もレース中に脚の合う人を見つけて走れるわけでは無いのですから、そんな時でも自分でしっかりペースを作って積極的なレース展開をできるようにしたいですね。


そんな訳で、今回は残念ながら不本意な点の多いあまり楽しめなかった大会となってしまいました。
もちろん大会のコースや運営に問題は全く無く、全ては私の実力不足とレースへの取り組み方の問題なのですが…
ですが、今回のレース参戦で得た反省点や悔しい思いを今後の練習に活かしていき、今回の参戦が無駄に終わらないように出来ればと思っています。

とりあえず疲れは残っていたけど今朝も悔しい思いをぶつけて全力でローラー台練習頑張りました!
とにかくレースで戦うにはまだまだ実力が足りない。その為にはトレーニングあるのみです。
来年もしこの大会に再び参戦することがあるなら、その時は今回のような悔しい思いをしないで済むようこれからのトレーニングを頑張っていこうと思います。

今年のヒルクライムレースはこれですべて終了となりました。良かった大会も不本意だった大会もありましたがそれらすべてを糧として来年の大会シーズンに向けてまた頑張っていこうと思います。
これからのオフシーズンの頑張りこそが来シーズンの飛躍wに繋がると信じて!

にほんブログ村 自転車ブログ ヒルクライムへ
にほんブログ村

ヒルクライム大台ケ原参戦レポート:西日本屈指の激坂レースに挑戦だ!

昨日は以前から宣言していた通り「ヒルクライム大台ケ原」に参戦してきました。
総距離28km、標高差1240m、途中には5kmを越える斜度10%超の西日本屈指の激坂区間の待ち受ける過酷なヒルクライムレース。
果たして結果は如何に!?

■大会前日まで
この大会に先立ち2週間前に参戦した「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」は土砂降りの中、短縮コースで行われたため今ひとつ不完全燃焼に終わり、大台ケ原こそは全力を出し尽くして走りたい!と思いテンションが徐々にあがっていきました。

そのためかブログでも大台ケ原について語る機会が増え「我ながら入れ込んでるなぁ…」と思ってしまう状態に(笑)
そしてそのテンションのまま
「調子は絶好調です!トレーニングの成果を発揮すべく頑張ります!」
「目標タイムは1時間35分切り!レース効果であわよくば30分切りも狙いたい!」

と発言もどんどん調子に乗ってしまい、プレッシャーも半端ない事に!
「大会結果期待しています」
「ローラー台でのトレーニング効果を実証するべく頑張ってください」

といった励ましのお言葉も有難いことにいくつも頂いて…これで試走時より遅かったりしたら超恥ずかしい事になるやん!!
とは言えトレーニングの調子が良かったのは事実。テンションが高かったためか今週のトレーニングはかなりの好調。そして調子が良すぎたのでトレーニングは木曜日までで最後は軽めにやる予定が木曜日のトレーニングも思わず全力で。そして更に金曜日も軽めとは言え一時間以上も走ってしまう有様。入れ込み過ぎだよなぁ…と思いつつも止まらない(笑)

■大会前日
土曜日は試走時と同じくsunzoku1号さんの車に乗せていただくことになりました。何時も本当に有り難うございます。
仕事が終わってから会場に向かうため出発は17時過ぎに。前日も軽く身体を動かしておいた方が良いと判断してこの日は30分ほどローラー台で軽く汗を流してから出発しました。
前日の晩飯は大会当日に身体が重くならないようにと気を使って定食屋で軽く塩サバ定食を頼んだのですが、同行したsunzoku1号さんとMTBクラスで出場のYAMADAさんは超ガッツリ食べていらっしゃる!大会慣れしたお二人がこれだけ食べられるって事は自分も大会に向けた栄養補給としてもっと食べておくべきだったかなぁ~とちょっと反省。
夕食後、会場近くの宿泊先に向かうも私の誘導ミスで道を間違えて到着は23時頃になってしまいました。sunzoku1号さん、YAMADAさんご迷惑をかけて本当に申し訳ないです。
宿に着いて就寝前に天気予報を確認すると翌日は早朝に雨が降って午後からは晴れるという予報。7時スタートですから早朝に雨が降るのはまずいなぁ…雨のレースになるのかな?と思いながらも翌朝は速いのでこの日は早々に床に就いて翌日に備えます。

■大会当日スタートまで
大会当日は朝4時に起床。スタートは7時から4分刻みで順次スタートなのですが荷物の受付が6時までで更にアップ時間なども考慮して皆さん早めに起床しました。
早朝は雨の予報でしたが運良く予報は外れ路面は全く濡れておらず空も晴れて絶好のレース日和に。雨雲レーダーでも周囲に雨雲は見当たらずどうやらレース中に雨に祟られることは無さそうです。乗鞍が雨だっただけに今回晴天の下で走れるのは本当に嬉しいことです。
スタートに向けてまずは持参したエネルギーバーで朝食を済ませて、トイレで軽量化を図るも便秘気味で失敗。お腹が膨れている感覚はあるのにどうにももどかしく大会に向けてちょっと嫌な予感が漂います。
仕方が無いのでそのまま受付会場の小学校に移動。そこでタイヤに空気を入れて準備は万端!と思いきや響き渡る「パーン!」という破裂音。
何とYAMADAさんのMTBのチューブがパンクです。幸い予備のチューブがあるので急遽チューブの交換。「これがレース中じゃなくて幸いでしたね」と話しているとまたしても響き渡る破裂音!予備のタイヤもパンクした!?
よくよく調べてみるとYAMADAさんのタイヤに亀裂が入っておりそこからチューブがはみ出て破裂してしまった模様。そしてもう予備のチューブは無いとのこと。YAMADAさんはMTBなのでロードバイクで参加の私達のチューブは使用できません。
そこで私が先日のパンク以来常に持ち歩くようになっていたパッチキットを提供。更に他の方からタイヤブートを借りられて本格的な修理を開始。何とか荷物受付の時間に間に合わせて修理を完了しますが「万が一またパンクしたら途中で空気を継ぎ足しながらでも走る!」と悲壮な決意で大会に挑まれるようです。

パンク修理完了後、皆でスタート地点へ向かい荷物を預けた後はスタートが別々のグループに別れたこともあって各自の判断で別々に行動することになります。
私はスタート前にアップを行うことにしました。乗鞍ではアップを行わなかったため序盤に身体が思うように動かず苦戦した反省からしっかりと脚を回し心拍数を上げておくことにします。スタート地点近くの坂をハイケイデンスで駆け登りながら体を暖めていきます。
ある程度アップが出来たところで一度大会受付の小学校に戻ると殆どの人が既にスタート地点に向かったため大混雑だったトイレは既にガラガラに…「これはチャンス!」とトイレに篭り再度軽量化に挑戦。身体を動かし刺激を与えたのが良かったのか今度はスッキリすることに成功!
身体は暖まった!軽量化にも成功した!これでベストコンディションで大会に臨めるはず!と気持よくスタート地点に向かいスタートを待つことになります。

■いざスタート!そして序盤の緩斜面コースは如何に!?
スタート地点に戻ると既に殆どの人がスタートの準備を済ませています。
私も急いで所属するロードバイク第一グループのスタート地点に移動します。すると同一グループのsunzoku1号さんとゴトーさんを発見。お二人の真後ろに付け談笑しながらスタートを待ちます。
14回大台ケ原スタート
そして朝7時4分、いざ運命のスタートの号砲が鳴り響きます!周りの皆は一斉に飛び出していきます。
私も勢い良くスタート!と言いたいところですがトップ集団のペースに付いていくことはかなり難しいですし序盤から無理をしては長いレースを走り抜くことは難しいでしょう。
ここは冷静に中団の前くらいの位置に付けて少しの間周りの様子を見ながら走ることにします。
すると後ろから勢い良く走り抜けていく黄色ジャージの方を見掛けます。
「よし、この方のペースに付いていくことを目標に走ってみよう!」
と思ったのですが序盤だけあってコースには人が溢れ思うように速度が上げられません。
目標の黄色ジャージの方は人の隙間を上手くくぐり抜けどんどん先行しますが私は人をパスすることに手間どり徐々に差をつけられてしまいます。
焦っていると後ろからまた灰色ジャージの方か速いペースで私を交わしていきます。
「こうなったらこの方を目標に切り替えて走ってみよう!」
と今度こそ遅れないように気を付けながら後ろに付けて走っていきます。
暫くその方の背中を追いかけながら走っていきますが、体感では前回の試走時より確実に速いペースです。しかし、脚を使い切る程のハイペースでも無く頭に思い描いていた展開にかなり近いと思われるペースです。この調子で走り続ければ序盤の緩斜面コースは万全かな?と思いつつ暫く並走が続きます。
しかし緩斜面コースも半分以上を走ると徐々に斜度が上がっていきます。私が目標とさせていただいた方はこの段階で残念ながらペースダウン。ここからはどうやら私の方が速そうです。一気にペースを上げて別れを告げると先行する他の方を追いかけることにします。
しばらく前方を快走していたグリーンジャージの方を追いかけるもこの方も途中でパスすることに成功。目標を失い一人で走っていると遠方に一番最初にターゲットにしようと思っていた黄色ジャージの方を再度発見!何とか追いつきたい…と思いつつ走っていると何時の間にか緩斜面コースは終わりを告げ「激坂区間ここから」の標識が見えてきます。

■最大の難関、激坂区間を耐え抜け!
遠方に黄色ジャージの方を追いかけつつレースは遂に激坂区間に突入!このレースはこの区間が勝負の分かれ目です。
ここにたどり着くまでのタイムは試走時より2分程速いペースですが脚を使い切る事も無く良い調子で激坂に挑めそうです。
目指すは先に見える黄色ジャージの方。「何とか追いつきたい!」と頑張ってペダルを廻し続けます。
この大会のために用意した12-30Tの軽いギアが前回の試走時通り威力を発揮し激坂区間でもそこそこのケイデンスを維持したまま走り続けることが出来、ここで周りを走る人たちを少しずつ躱しながら徐々に目標の背中との距離を詰めていきます。
とは言え、黄色ジャージの方も私以上のハイケイデンスでこの激坂区間を快走!しかも斜度が上がると積極的にダンシングを駆使し速度を上げ、せっかく詰めた距離はまたグイグイ離されてしまいます。ダンシングをしていない間に少しずつ距離を詰め、暫くするとまたダンシングで距離を開けられ…そんな互角に近い追いかけっこを続けながら周りを走る人を少しずつ抜いていくのですが暫くすると後続グループの方が続々迫り凄いペースで私達を抜いていきます。しかし、これは仕方が無い。この段階で追いついて来る後続の実力者と競い合えるはずも無いのですから。
しばらく走っていると、後続グループから凄い勢いで迫ってきた、つるみんさんから励ましの言葉をいただきます。声を掛けていただきありがとうございました。疲れていて「有り難うございます。頑張ります!」と言うだけで精一杯で失礼しました。もちろんつるみんさんはあっという間に激坂を駆け上りすぐに姿は見えなくなってしまいました。

この後、しばらくは黄色ジャージの方を追いかけつつ、同グループの人を次々と抜いていき、更に後から来る後続グループの方にどんどん抜かれていく目まぐるしい展開が続きます。

そして激坂区間も中盤過ぎ、ダンシングを多用しすぎたのか黄色ジャージの方のペースが徐々に落ちていきます。遠かった背中は目前に迫り、もうダンシングで突き放す力は残っていないようです。
ダンシングは要所要所で使えば、使用する筋肉を変えて疲労を分散させることが出来るのですが、この長過ぎる激坂コースではダンシングを多用し続けるのは難しかったのでしょう。
結局、斜度が変わってもパワーメーターを睨みつつ一定のパワーで我慢の走りを続ける私に長かった闘いの軍配があがり、序盤から追い続けたその背中を遂に追い越すことに成功します。
この後は脚の合う方を見付けられず疲れて落ちてくる人を一人一人抜きつつ走っていると後ろから、後続グループだったO.H.C.のkameさん迫ってきます。kameさんからは抜かれる際に「呼吸乱れてますよ!気を付けて!」とアドバイスの声を掛けてもらいます。
確かにこの時は張り切りすぎて呼吸が荒くなっていました。一度気持ちを落ち着け呼吸を整えますが、この時は良い調子で走れていたので今までのペースを落とさないよう気を付けながら、また走り続けます。
結局、激坂区間ではこの後、脚の合う方が見付けられずほぼ一人旅となりますが同一グループの方の背中を見掛けたら積極的に追いかけて抜きに掛かったり、追い上げてくる後続グループの方の背中を少しのあいだ追いかけたりと工夫をしながら集中力を切らさないよう心掛け、何とか最後までペースを落とすこと無く走り切ることが出来ました。
その結果、この区間は試走時より4分程短縮出来ました。よし調子いいぞ!

■ご褒美区間、アップダウンの大台ケ原ドライブウェイを駆け抜けろ!
激坂区間を抜けると待ってましたのご褒美区間、終盤の大台ケ原ドライブウェイ区間のスタートです!
この区間はここまでと打って変わって斜度の高い区間はあまり無く、その代わりにアップダウンが何度か繰り返されるスピードの乗る区間です。
実は私はこういうコースが大好きです!(でも速いとは言っていないw)
特にここまで激坂で我慢に我慢を重ねる展開が続いていただけに思いっきり飛ばせるこの区間はレース中とは言え「楽しい!」の一言。
試走時はこの区間はほぼ単独での走りとなってしまいましたが今回は大人数でのレースですから一緒に走る方は大勢います。
スピードの乗る区間だけにここでトレインを組んで走ることが出来ればペースは大きく変わってきます。
そこで速度が出せる区間は積極的に後続グループから追い上げてきた実力者の方の後ろに付かせてもらって走るのですが、斜度が上がると付いていけなくなって簡単に千切られます(苦笑)
それを繰り返し、何度も列車を乗り換えつつアップダウン区間を気持よく快走。
肉体的にはかなり消耗しているはずなのですが、あまりに走りが気持ち良いので意外と疲れを感じないまま区間も終盤に差し掛かった頃、ふと時間を確認すると1時間20分を少し過ぎた位でした。残り距離を考えると…頑張ればギリギリ1時間30分を切れるんじゃないか!?との考えが頭を過ぎります。
そんな私の前をゼッケン400番台=第4グループの方たちが構成するトレインが駆け抜けていきます。第4グループで第1グループの私に追いつくのですからかなりの実力のある方たちだと思うのですが、
「このトレインに乗っていければ夢の1時間30分が見えてくるのでは?」
と思い、無茶を承知でトレインの後ろに付きます。かなり速いペースではありましたが平坦~斜度の緩いところまでは何とか付いて行きます。
そして斜度の上がる区間…これまではここで付いて行けなくなっていたのですが
「何としても1時間30分切りを!」の一念で何とか喰らいついていきます。
そして残り一キロ。このコース最後の難関。ここからゴールまではまた高い斜度が続きます。
「ここをタレずに最後まで走り続けられれば!」と今まで温存してきたダンシングを予定より早く解禁。ここからロングスパートを開始!
苦しい登りをダンシングを織り交ぜ、何とか一定の速度をキープしながら必死の思いで駆け上っていきます。
応援してくださる地元の方々が「あと少し!ラススパート!」と声を掛けてくださるのを受けて全身の力を振り絞り最後のスパート!

そして遂に見えてきたゴール!時計を確認する余裕も無く一秒でも速くゴールを駆け抜けようと車体を振り回すようなダンシングで遂にゴールをくぐり抜けます。
手元のサイコンではタイムは1時間28分台だった様です。

やりました!当初の目標であった1時間35分切りは勿論、努力目標であった30分切りまでをも達成です!

ゴール先で健闘を讃えてくださる地元の方々の前で何度もガッツポーズを決めながら歓喜のゴールを堪能しました。

■ゴール後、下山、そしてO.H.C.の皆さんの結果は?
ゴール後はO.H.C.の皆さんの待つエリアに向かい休憩をとります。
YAMADAさんが居たので修理したパンクは大丈夫だったか聞いてみると大丈夫どころかMTB部門で優勝されたとのこと!アクシデント続きで集中力を維持するのも大変だったと思うのですがそれを乗り越えての大記録!凄すぎます。
他のO.H.C.のメンバーの方々とも話をしますが皆さん概ね好調だった模様。
私もかなり好調だったのですがほとんどのメンバーは当然の様に私よりもずっと速いタイム。
まだまだO.H.C.の分厚い壁の前では私は下位グループだなと思い知らされ、これで満足すること無く来年以降に向けてまだまだ頑張っていこうと決意しました。
全てのメンバーが完走したところで皆で集まり記念撮影です!
14回大台ケ原OHC記念撮影
ついでに私も一人で記念撮影。前輪黄色、後輪青色の変態カラーが映えるぜw
14回大台ケ原ゴールで撮影
ゴール地点で地元の方が用意してくださったうどんを食べて一服した後、幾つかの集団に分かれて下山開始。しかし高度の高いヒルクライムレースのお約束として下山時にはパンクが続出します。(気圧が下がるのでタイヤが膨らんでパンクしやすくなるようです)
そして下りの半ばでYAMADAさんのタイヤが通算3度目のパンク!何とか空気を継ぎ足して走りを再開させるもあっという間に空気が抜けて走行を断念。ちょうど運良く回収車が通りかかったので栄えある優勝者のYAMADAさんは回収車に回収されての下山となりました…お気の毒に…しかしこれがレース中のアクシデントでなくて本当に良かったです。

その後、遅れを取り戻すべくO.H.C.軍団で下りを快走していると今度はトプローさんのタイヤがパンク!なんてこったい!幸いにもトプローさんは空気を継ぎ足したらゴールまでは走れたのですがヒルクライムの下りはほんとうにパンク注意ですね!今後は少し空気を抜いて空気圧を下げてから下ることを心掛けたほうが良さそうです。
下山後にモニュメント前で一枚記念撮影。ラスガスさん!我々の△ジャージで無事レースを走ってきましたよ!
14回大台ケ原下山後

さて、下山後は暫く休憩した後表彰式となります。
O.H.C.からは既に述べた通りMTB部門でYAMADAさんが優勝!バード君が風邪気味というトラブルにも関わらずロードバイク部門で堂々の2位。すーさんが年代別で6位、あさやんさんがカップル部門で3位という結果でした。
入賞された皆さんおめでとうございました。写真は優勝されたYAMADAさんです。
14回大台ケ原YAMADAさん表彰式

■レース後は温泉タイム
表彰式が終わると皆さんお疲れ様でしたという事で解散となりますが、車に同乗していたsunzoku1号さん、YAMADAさん、私、そしてO.H.C.のmaCさん、さらにロード部門の優勝者の花田さんというメンバーでレース途中で見かけた温泉「小処温泉」でレースの疲れを癒やすことにします。
レース途中で見かけた看板の道を曲がり細い山道を進むと、まさに秘湯と言うべき温泉施設が見えてきます。
14回大台ケ原小処温泉
見かけは小さいながらも中はなかなかの充実度。室内の温泉と露天風呂とにつかりながらレースのこと、トレーニングのことなどを談笑。のんびりとレースの疲れを癒やしました。
レースで疲れきった後に温泉で気持よく身体を癒やす。これは本当にたまりませんね!
大台ケ原で走った後の温泉は超お薦めです。

この後は、行きと同じくsunzoku1号さんの車でYAMADAさんと3人で帰宅しました。私は疲れてウトウトしてしまい申し訳なかったです。
sunzoku1号さん今回も車に乗せていただき本当にありがとうございました。

■レースを終えて
14回大台ケ原完走証
さて今回のレースについてですが、まずは目標であったタイム1時間35分切りを達成し、更にその上の努力目標であった30分切りまで達成。
今の自分の実力からすれば大満足といえる結果で90点は付けても良いかと思います。
まあ欲を言えば
「序盤からもっと積極的に上位陣のトレインに乗って走っていたら序盤の緩斜面でもっと短縮できたのでは?」
とか
「激坂区間は少し余力を残してしまった気がするのでもう一頑張りも可能だったのでは?」
等と考えないでも無いですが、もしそれをやっていたらその時点で脚を使い果たしてその後で頑張りが効かなかったかもしれませんし、今回はこの結果が実力的に精一杯だった可能性が高いですね。
そんな訳で今回の結果についてはほぼ満足していますが、O.H.C.の中ではまだまだ実力的には劣りますのでこの結果に慢心すること無く、来年はもっと速く走れるよう今後もトレーニングに励みたいですね。
そして、来年もこの大会に参加し来年は1時間25分切りを目指してみたいと思っています。(一年も先の事だからデカいこと言っとこう)

という訳でヒルクライム大台ケ原の大会レポートでした。
超楽しい大会でしたよ!
参加された皆さん、また来年に向けて頑張っていきましょう!!
参加されなかった皆さん、キツいけど超楽しいレースでしたよ!良かったら皆さん来年は参加して一緒に楽しみましょう!

今回の走行データは以下の通りです。


大会お疲れ様でしたと思っていただけたらクリックよろしくお願いします。
にほんブログ村 自転車ブログ ヒルクライムへ
にほんブログ村

ヒルクライム大台ケ原まであと一週間

今週末はいよいよヒルクライム大台ヶ原です。
コース全長は約28km。そして5km以上も斜度10%を超える区間が続く超ロング激坂区間あり!と西日本屈指の過酷なヒルクライムレースとして有名なこの大会。
私にとって厳しい挑戦になるのは必至ですが、O.H.C.の皆さんと一緒に参戦できるレースは限られていますので(高取は参加できませんでしたので)無謀を承知で勢いで申し込みました。
あれから早くも2ヶ月が過ぎ、私も自分なりにトレーニングを積み、大台ケ原での試走も行い、ある程度走れる自信は付いてきました。
勿論、自信がついたと言っても上位を目指せるレベルとはかけ離れていますので目標は自分自身。
試走ではギリギリ1時間40分を切ったので、目指すは1時間35分以内です!
このコースの平均くんが1時間36分20秒(2015/9/7現在)ですので達成できれば平均くん超えですね。実力的に言って妥当な目標タイムかと思います。
まあ本当に正直に言えば
「あわよくばレース効果で1時間30分切りとか出来たりしないかなぁ~」
とか思っちゃったりもしますが常識的に考えれば試走からそれ程経っていないのにいきなり10分もの短縮は無茶というものでしょう。
レース効果でのプラスがどれ位あるのか不明ですし、私の場合むしろ張り切りすぎて前半に飛ばしてしまい後半タレまくりの方がありそうなので、無茶な走りをしないよう自制しないといけないかもしれませんね(笑)

さてレースまで一週間を切り、今後のトレーニングについてですが、先週土曜日に天狗岩コースで最後の実走トレーニングを行う予定でしたが既に書いた通り前後輪ともパンクで無念の撤退。
勝尾寺を一回走っただけで引き返すこととなってしまいました。
そして日曜日は予定が入っていたので遠征は出来ず、やむ無く帰宅後にローラー台で高強度でのLTインターバルトレーニング。
そして今朝はローラー台でクリスクロストレーニングと、今朝まではローラー台で高強度のトレーニングを行いました。

明日以降は疲れを残さないために高強度トレーニングは避けて調整のためにSST強度でのローラー台を一時間ほど行い、大会直前の金、土曜日は身体をほぐす程度の軽いライドに止めようと思っています。

本当はあと一回くらいは実走しておきたいんですが雨続きでちょっと難しそうですね。

今週のローラー台トレーニングですが
日曜日のLTインターバルはこんな感じでした。

ローラー台20150906
相変わらず目標値Avg.250Wキープは達成できていませんが、今までだと終盤になるにつれてどんどんタレてパワーが落ちていったのが何とか最後まで230W台を下回ること無く踏みとどまれるようになったのが進歩と言えば進歩でしょうw

今朝のクリスクロスはこんな感じ。

ローラー台20150908
クリスクロスでは高強度時に350Wを下回ること無く最後までやり切るのが目標でしたが今回はほぼ達成!何か1セット目の5回目だけガクンと下がってますがシフト操作ミスで軽いギアで回してました(笑)

トレーニング達成値に大きな変化があったわけでは無いですが、ほんの少しずつですが成長を続けていると言ったところです。
大会直前でドカンと成長…とはいきませんが、これまでの好調をキープしたまま大会に臨めそうな感じです。

後は大会当日良い天気になってくれることを祈るばかりですね。
乗鞍は生憎の土砂降りでしたから今度こそ青空の下、気持よくレースをしたいところです。
天気予報では何故か2つも同時に台風が押し寄せてきていますが(笑)幸いにも大会前には通過してしまうはずですので大会当日はスッキリ快晴となると信じます。
そして結果はどうあれ「最後まで全力を出し尽くせた」と言えるようなレースをしたいですね。

にほんブログ村 自転車ブログ ヒルクライムへ
にほんブログ村