岬町3時間エンデューロレポート:登りと向かい風に大苦戦

この週末の10/23(日)は、大阪岬町で開催された「大阪岬町サイクリングフェスティバル」の3Hエンデューロに参戦してきました。
今回の大会の様子をまとめてみたいと思います。

■当日朝会場入りまで
今回のレースは朝9時スタート。その前に8時から試走があるので余裕を見て8時少し前には会場入りしたい所です。
車で会場入りするのでカーナビを参照すると車で約1時間半で到着するとのこと。
なら6時に出発すれば充分だな・・・と5時起きして朝食を済ませて6時に自宅を出発。
余裕を持って到着・・・のはずが途中で何故か土曜の朝から渋滞が!遅々として進まない車の流れに焦るもどうすることも出来ず会場入りした時には8時をとうに過ぎていて、バイクを組み立てて受付を済ませた時には試走時間残り5分・・・
会場の逆走は禁止だしコース一周したら場所取りに参加できなくなるので泣く泣く試走を諦める事に・・・
コース外の坂で軽くウォームアップを行うも時間が足りない!
ただでさえ序盤は苦手なのに立ち上がり大丈夫かなぁ?と不安になりつつレースを迎えます。

■いよいよレーススタート
5分弱と少しだけウォームアップをしたところで集合が始まったので序盤は何とか先頭集団に混じりたいと思い今回は早めに場所取り。
その甲斐あって割と良いポジションがとれましたが「これで東近江クリテの時みたいに早々に脱落したら全く無意味だよなぁ」とちょっと弱気にw
そうこうしているうちに、いよいよレーススタートの時間です。
最初の一周はパレードラン?で追い越し禁止でゆっくり走ります。コースが良く分からない中、気がつくと一周回っていていよいよアクチュアルスタート!
上を狙っているのであろう選手が一斉に飛び出します。私もとにかく付いていける範囲で付いていきたいと思いまずは全力で追走です。
ウォームアップが足りなかったのか最初の一周からいきなり苦しい展開ですが「いきなり脱落して全くレースに参加した気になれなかった東近江クリテの二の舞だけは嫌だ」と何とか先頭集団に喰らいつきます。
2周、3周と回るうちに心拍も落ち着いてきて何とか集団で走れそうな手応えをつかみ
「このペースで走り続けるなら当面は先頭集団で走れるかも?」
と感じていました。
しかしそれが油断に繋がりました。
30分ほど経過した時、今回最も苦戦したコース終盤の上りストレート区間。ここで集団が突如スピードアップしたのです。
エンデューロレースの場合、勝負どころで時々振り落としのために集団が速度を上げることがあるのですが、分かっていたはずなのにここで立ち上がりで全力で駆け上ることを怠り集団から脱落!本当はいつペースを上げられても良いようにコーナーの立ち上がりは常にしっかりパワーを掛けておいて集団のペースを見極めないといけないんですが序盤の疲れが出始める時間だったこともありついつい気を抜いてしまいました。

この日は物凄く風が強かったのですが、更にこの区間は完全に向かい風になっていてここだけは何が何でも前に喰らいつかないといけない区間だったのです。
「しまった!遅れた!」
と思った時にはもう手遅れ。集団の恩恵を受けてどうにか付いていけるレベルの私が向かい風区間で単独ブリッジを架けられるはずがありません。
下りで必死に追いかけましたがここも引き続き向かい風。踏んでも踏んでも全く追い付きません。ストレートの終わりで集団に追いつくことを諦めこの後は2周ほど単独走となります。

■レース中盤:第二集団走行と先頭集団再挑戦
こうなると集団で走っているときよりパワーを掛けているのに速度は大幅に低下。
このままでは無駄に消耗するだけなので脚の合いそうな人を探します。
2周ほど走った所で同じく集団から脱落したMERIDA乗りの方と合流。実力的に近そうで良い感じに脚が合ったのでローテーションしながら走ることにします。
途中で何人か合流するも気がつくと脱落していて暫く二人旅が続きます。
しばらく二人で走っていると後ろから追い上げてくる集団があります。
おお!第二集団到着か!!
私達よりペースが速そうだったのでMERIDA乗りの方に「この集団に乗りましょう!」と声をかけて集団に合流。この集団で5周ほど走り続けます。
そうしているといよいよ先頭集団が追い付いてきて私達を周回遅れにします。

そこで第二集団内で脚を休められ少し回復してきた私と先ほどのMERIDAの方は先頭集団への再合流にチャレンジ!

集団後方に張り付いてそのまま2周ほど集団に付いて走り続けます。
最大難所の向かい風の登りストレートは最初に集団で走ったときより明らかにペースが落ちており
「どうやら最初ほどのペースではないし、これなら先頭集団で走り続けられるんじゃね?」
と思ってしまいました。
何も学習していねぇ!!!
はい、3周目にその区間で一気にペースが上がり全く同じパターンで脱落しました(泣)

■レース後半~終盤:キャノンデールの方と二人旅&先頭集団再々挑戦
その後はまた少し単独走となりましたが少しすると単独で私を追い抜いていくキャノンデール乗りの方がいます。
「これは速そうな方!何とか付いていきたい!」
と必死の追走で何とか追い付いてドラフティングゾーンに入らせていただきます。
暫く追走して実力的には私より明らかに上なのは分かりましたが、それだけに一緒に走らせていただければメリットも大きいと思い、厚かましくも後ろに張り付き続けさせていただいます。
それでも何とか少しでも貢献せねばと全体の1/3位は頑張って牽かせていただきましたが、一番キツい登りストレート区間を中心に半分以上の区間を牽いてもらうことになり、有り難いやら申し訳ないやら・・・
そのまま二人で回しながら(私の方がかなり楽させてもらってますが)周回を続けていると今日2度目の先頭集団が追い付いてきます。
私達二人は先頭集団に乗ることにしたのでここで同盟は解消。
「今度こそは!脱落したくない!」
と決意を固めて先頭トレインに飛び乗ります。
とにかく問題は向かい風の上りストレート区間。ここ以外は何とかついて行けますので、この区間でドラフティングゾーンから絶対に外れないように全力で回すことを心掛けます。いつペースアップしてインターバルが掛かるか分かりませんのでとにかく立ち上がりからペースが落ち着くまでは毎周全力で立ち上がり!
そう心掛けながら走ることで今度は何とかついて行けるようになり6周ほど周回します。
「何とか集団に付いていくコツは掴んだ。これで最後まで行ければ・・・」
と思っていたのですが、ある周回で途中から集団に乗ってきたチーム参加の選手が2つほど前に付きます。そして問題の登りストレートに差し掛かるのですがその方の立ち上がりが明らかに遅い!しかも悪いことにその周回は集団がペースアップ。
ヤバイこれは中切れする!
何とか中切れ集団を抜けてブリッジを架けようとするも強風の中ペースアップした集団に追いつくには私のスプリント力は足りませんでした・・・
かくして本日3度目の脱落・・・無念。
中切れさえ無ければ・・・と言いたいところですが既に何度も集団から脱落している私に文句を言う資格などある筈もなかった(笑)

この時同じく集団の中切れに巻き込まれたのか、またしても先ほどのキャノンデール乗りの方と再合流。
結局残りの数周を最後まで二人で回し続けながら最終周に突入します。
残りあと一周だから全力を尽くすぞ!と最後の力を振り絞って走り続けます。
しかしここで気がつくとキャノンデールの方が後ろにいない?最後の最後で力尽きたのかな?と思いながら全力で走りきって
遂に感動のゴール!!と思ったら計算ミスであと10秒弱残ってた!!
あれは脱落したんじゃなくて残りあと10秒を調節していたのか!!そうとも知らずに全力で走った私は
「もう一周遊べるドン!」
既にヘロヘロではありましたが半ばヤケクソ気味にオマケの残り一周も全力で走って今度こそゴール!!いやぁ最後の最後まで出し尽くしましたよ(笑)
岬町エンデューロ
結果ですが126名エントリー中21位に終わりました。
残念ながら今回も先頭集団にはついて行けず。まあたった一周すら先頭集団で走れなかった東近江クリテよりはずっとレースをしていたとは思いますが先頭集団に2周も周回遅れにされてしまったのですから上位との差はまだまだとてつもなく大きいです。
今回はすべて登りの向かい風区間で千切られましたがそういった勝負どころでスプリント力の無さが出てしまうのだと思います。
やはりインターバルトレーニングを続けてスプリント力を上げていくのが今後の課題ですね。
やはり「プロジェクト280」達成を目指してこれからも頑張っていこう!

という訳で「大阪岬町サイクリングフェスティバル」3Hエンデューロレースのレポートでした。
上位には歯が立ちませんでしたが今回は自分なりに力を出せて先頭集団にも絡めたのでそれなりに満足しています。
次はいよいよ本命の鈴鹿8Hエンデューロです。国内屈指の規模のエンデューロレースですので活躍するのは難しいとは思いますが今年のレースの集大成として納得のできる走りが出来るよう残り期間トレーニングに励みたいと思っています。

そんな今回の岬町エンデューロの走行データは以下のとおりです。

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東近江クリテ2時間エンデューロレポート:これが力の差というものか・・・

10/1(土)は東近江クリテの2時間エンデューロに参加してきました。

参加者リストの中に実業団で活躍されている選手の名前を数名見かけてちょっと不安になっていたものの、これまでエンデューロでは結構良い成績を上げていたので「目指せ6位入賞」を掲げて挑んだ大会でしたが結果は如何に・・・

■レース開始まで
レース当日は雨予報だったものの、雨は午前中には上がりレースが開始される昼前には曇り空ではあったものの雨はあがり路面も一部をのぞいて乾いてレースには支障のないコンディションとなりました。
気温もそれほど高くなくやや湿度が高くてジメッとした感じはあるものの、わりと走りやすそうなコンディションです。
私は今回も車で会場入り。マイカーは購入以来毎週のように大活躍です。買った甲斐があったというものです。

会場入りしたらまずは長時間(と言っても2時間ですが)の走行に備えて栄養補給を行い少し休んだ後、試走時間になったのでアップがてら試走開始です。
東近江クリテコース
今回のコースはこんな感じ。1周1.3kmと短くコースは完全に平坦。
ポイントは(3)~(4)の急コーナーとそこからの立ち上がりになるだろうな・・・
と走り方を考えながら15分ほど走って身体を暖めておきます。
調子は悪く無さそうだし後は2時間全力を尽くすのみです。

■いよいよレーススタート

試走も無事終えてあとはいよいよレース開始を待つのみです。
実はスタート地点を間違えていてスタッフに指摘され慌ててスタート地点に着いた時には既に何人か並んでいました。
岡山8時間の時には後方に並んでしまい先頭集団に入れなかった苦い経験があるので焦りましたが、今回は100人弱の小規模な大会なのでそこまで熾烈なスタート位置争いにはならず何とかそこそこ前の方の位置をキープ。
「とにかく序盤は頑張って先頭集団に付いていくぞ!」と思いながらいよいよレーススタートです!

最初はローリングスタートでコースを半周ほどしたところでアクチュアルスタート。周りが一斉に加速開始です。私も遅れまじと加速して集団のやや後方に位置取ります。

そしてそのままコースを半周ほど周った所で
「おかしい・・・集団が速すぎる。ドラフティングゾーンに入っているのに付いていくだけでやっと・・・と言うか既にガチ踏みしないと付いていけない!」
なんか調子悪いのだろうかとパワーメーターをみると300W以上は出ています。
どう考えてもこのペースで走り続けることは私には無理です。こんなペースを続けていたらあっという間に脚が終わってしまい心拍も無茶苦茶になって序盤でレースにならなくなってしまいます。
これは先頭集団は諦めるしか無い・・・
今まで出場したエンデューロレースでは少なくとも序盤しばらくは先頭集団に付いて走っていたのですが今回は僅か一周で先頭集団から脱落。情けないと言うか不甲斐ないと言うか・・・
しかしレースは始まったばかり。これでレースを諦めるわけにはいきません。
しばらく一人で走っていると集団から溢れた人が少しずつ集まりはじめて第二集団が形成されます。
この先ずっと単独走を続けるわけにはいかないので第二集団内に収まり機会を伺うことします。
この第二集団ですが結成後暫くは少人数ながら割りと脚が合うようで適度にローテーションしながら順調に周回を重ねていきます。
私も時々先頭を引きますがその後は後方で休めるので決して楽なペースでは無いもののこの調子で集団をキープしつつ走り続けられれば・・・と考えていました。

しかし、この第二集団が徐々に先頭集団からの脱落者を吸収して人数が増えていきます。
その結果どうなるかと言うと実力の勝る人を次々と飲み込んいった集団は徐々にペースが上がっていきやがて集団に付いていくのが苦しくなってきたのです!

特にコーナーの立ち上がりではガンガンインターバルが掛かるようになってきて分かっていてもそこで乳酸が溜まってしまい、その先のストレートでジワジワ離され何とか追い付こうと無理をして更に消耗・・・という悪いパターンに嵌ってしまい、やがて第二集団からも脱落するという悔しすぎる展開に・・・

先頭集団に付いて走るどころか第二集団にさえ付いて行けない展開にこの大会のレベルの高さと自分の実力不足を痛感するのですが、この大会は下位に沈むことは間違いないとしても先につながる何かを掴むためにも気持ちだけは切らさず何とか必死で走り続けます。

その後は短いコースなので何度も集団に周回遅れにされながらも何とか脚の合いそうな人を見つけてその方と回しながら走り続け、何度か周回遅れにされる時に先頭集団に乗ってみようと試みるのですが、残念ながら実力差は歴然で一周たりとも付いていけない有様・・・

終盤は先頭、第二集団からの脱落組で小集団を作って回しながら何とか2時間走りきってゴール!

結果は20位/86人と入賞とは程遠い順位に沈みました。


■今回の反省と今後について
今回特に調子が悪かったわけでもないですし、何かアクシデントがあったとか作戦に失敗したとかそんなことも有りませんでした。
とにかく今回のレースのレベルだと、私の実力では全く通用しなかった。
その一言に尽きます。

開始早々先頭集団から振り落とされ中盤には第二集団からも脱落という結果には
「エンデューロレースなら結構いい所で走れる」
と思っていた私には悔しい結果でした。
私が今まで参加してきた大会とはレベルが違っていて、まだまだ上には実力者がいくらでもいるという現実を思い知らされる結果となりました。

今回のレベルの大会で走るにはとにかくスプリント力が足りません。300Wくらいで走るとあっという間に脚が終わってしまう今の私では今回の先頭集団に付いて走るのはどう考えても無理があります。
エンデューロレースですから勿論持久力も必要ですが、だらだらと長時間走るだけでは何時まで経ってもこの差は埋められないでしょう。
となるとやはり日頃のトレーニングの強度を上げてより高い出力を持続できるようにしていくしかありませんが・・・言うのは簡単ですけど実行に移すとなると難しいですね。
やっぱり強度の高いトレーニングはキツいですから簡単には実行出来ませんし中々続かないものです。
ただ今より上を目指したいならトレーニングを見直すしか無いわけで・・・
さてどうしたものか。

いろいろ考えて近いうちに今後のトレーニング方針をまとめてみたいと思います。

最後に今回のレースの走行データは以下のとおりです。


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「岡山ミッドナイトエンデューロ」頑張ってきます

明日はいよいよ「岡山ミッドナイトエンデューロ」です。
出場クラスは10時間ソロです。

元々はこの大会を今年のエンデューロレースの本命大会と位置付けており、本当は最高のコンディションで出場したかったのですが、今月上旬の「はりちゅうサマーエンデューロード」で痛恨の落車事故をやってしまい、それ以降絶不調状態に陥っていました。
以前のようにパワーがかからず、スタミナも落ちて本気で走るとすぐバテるという苦しいコンディションが続きましたが何とか先週末くらいから復調の兆しが見えてきました。
先週末の山岳周回コース3時間走も悪くない調子で走れましたし身体のアチコチが痛む辛い状態も脱しました。
今は一時期にくらべかなり調子は戻ってきていると思いますのであまり弱気にならず積極的な走りをして今の力を出し尽くす事ができればと思っています。

ただ10時間もぶっ続けで走るのは勿論初めての経験ですので、ペース配分、エネルギー補給、そしてトイレ(笑)など走ってみないと分からない事が沢山あります。
まずは序盤は先頭集団で行けるところまで走ってみようと思っていますが、春の岡山エンデューロでは前半戦で集団についていけずに脱落してしまいましたし、今回も何処まで付いていけるかあまり自信はありません(笑)
そもそも今回は4時間組と同時スタートらしいのですが、倍以上の時間を走る10時間組の私が4時間組と同じペースで走って良いんでしょうかね?それだと最後までとても持たない気がしますし…う~んどう走れば良いのか本当に難しいですね。
まあ自分の限界も分かっていないのに正しいペース配分なんて分かるはずもありませんので、ついて行けるところまでは頑張って先頭集団で走って脱落後は体力の余裕を考えつつ臨機応変ですかね。(←単なる行き当たりばったりとも言うw)

とにかく今回はどんなにペースが落ちようとも最後まで走り切ることを最大の目標としてその経験を次回以降のレースに活かしていければと思っています。
今年は秋の鈴鹿にも出ることになりましたので、その時に今回の経験を活かせるよう何としても最後まで走り切りますよ!

ハンガーノックや熱中症を起こさないよう十分に注意しつつ明日は10時間頑張って走ってきますね!

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岡山エンデューロ参戦レポート:ネバネバ走法でネバーギブアップ!

昨日行われた「第6回晴れの国おかやま7時間エンデューロ」に参戦してきました!
出場部門は4時間エンデューロソロの部です。
私にとって初めての4時間もの長時間のエンデューロレース。果たして最後まで走り切れたでしょうか!?以下レポートです。

■前日まで
既に何度か書いていますがここ数週間は長時間走り抜ける脂質代謝優位の体質に切り替えていくことを目指して炭水化物を控えめにし、トレーニング前にも炭水化物を摂らない様にする等やっていました。
とは言えもちろん4時間走る本番にそんな事をやっているわけにはいきませんから、前日からカーボローディングと称して今まで我慢した炭水化物をガッツリ取ります。
4時間走る程度でそこまでやる必要があるのかは分かりませんし殆ど自己満足だけという気もしますがまあ気持ちは大事ですよね。炭水化物は美味しいですしw
食べたのは朝から、薄皮あんぱん、マーマレードジャムたっぷり食パン、蒸しパン、カステラ…
一応、低脂質高炭水化物メインの物だけを選んで食べていますが割りと食べ過ぎです(笑)
そして夕方頃、輪行で宿泊先に向かいます。久々の輪行で自転車を収納するのに手間取り数少ない便を一つ逃すなどトラブルはありましたが何とか無事、和気駅まで到着。予約してあった駅の近くのビジネスホテルに宿泊します。
サーキット近くは泊まるところが殆ど無い上に宿泊費が高価くて金銭的に厳しいので自転車で1時間程度で行ける駅から近くて安い宿泊場所ということで選んだのですが結果的にこの判断は大失敗でした。(理由は後述)
宿泊先ではやることもないので持ち込んだカステラと宿のおばさんがくれたバナナを食べたりしながらゴロゴロして過ごしました。

■当日の朝とサーキット到着まで
前日の天気予報で分かっていたことでしたがこの日は早朝から土砂降りで雨音で目が覚めます。
外を見ると結構激しい降りで今日のレースは大丈夫だろうかと心配になります。
雨雲レーダーやウェザーニュースで確認すると昼前には雨は上がる予報。何とかレース中には止みそうですが、少なくともサーキットまでの移動時は土砂降りが続くのは間違い無さそうです。
「この調子だとうまくいくとレース開始時は晴れている可能性もあるな…そうなると移動時に身体を冷やしてコンディションを落とすのは避けたい…」
「そうだ!タクシーで会場入りしよう!」
朝5時半頃に和気駅に向かいタクシーを探しますがタクシーなど影も形もありません。
長い都会暮らしですっかり感覚がおかしくなってましたが普通朝6時前に駅で待機しているタクシーなんて居ないんですね…
仕方ない…とスマホで検索してタクシー会社に電話しますが殆ど営業時間外でつながりません。唯一通じた会社は
「今日はなんか朝から予約が沢山入っていて回す余裕ないよ。岡山サーキットで何かイベントあるの?」
考えることは皆一緒なのかタクシーの手配の目処が立ちません。
7時の試走までには会場入りしたいんだけど…とダメ元で暫く待ってみますが駅にやってくるタクシーはありません。
「仕方ない。こうなったら雨の中走って行って会場入りするしか無い!」
と輪行袋から車体を取り出しかけたところに、駅のタクシー受付施設に出社してくる社員の姿が!助かった!
早速そのタクシー会社の方と話をつけてタクシーで岡山国際サーキットまで送ってもらうことになりました。
道中は激しい雨でこんな中を濡れずにサーキット入りできたのは良かったのですがタクシー代は5千円ちょっと。これは痛い出費です。こんな事なら多少高価くてもサーキット場の施設にでも泊まっておくべきでした。

■会場入り後スタートまで
会場入り後も雨は振り続けます。雨雲レーダーを見るともう暫くすると止みそうなのですがレーススタートに降り止むかどうかは微妙なところ。
受付を済ませロードバイクを組み立て準備は整い、7時の試走開始時間となります。
「…」「……」「…………」
今走ると確実に身体が冷えてしまいますし、スタート時に良いポジションからスタートするためには早めに並んでおきたいけど濡れた身体で長時間待機したら増々身体が冷えてスタート時に不利になりそうな気がします。
「よし、スタート時には雨が上がることに期待してレース前の試走は無しだ!」
雨の降る中、レインジャケットを着込んで暖を取りつつトイレに行ったりしながらレース開始を待つこととします。

■いよいよレーススタート
レース開始30分ほど前に最後のトイレを済ませ、足攣り防止のためポカリスエット500mlペットボトルを流し込んでいよいよ場所取りのため集合場所に向かいます。
気になる天気は…
「やった!雨が上がってる!」
雨の中のレースを覚悟していましたがギリギリで雨は止みました。正直雨のレースは不安でしたからこれは助かりました。
これである程度安心して走れそうです。
岡山エンデューロスタート前
集合場所に向かうと既に場所取りのために結構な人数が並んでいますがそれでもそこそこ前の方の場所を確保。エンデューロの場合クリテほどにはスタート位置は重要ではありませんのでこれで十分でしょう。
雨は上がった、場所取りも問題なし、トイレも無事済ませた。後は本番を頑張るのみ!!これから始まる長いレースに緊張を高めながらスタートの時を待ちます。

■レース開始!波乱とスローペースの序盤
7時間組がスタートしてから5分後、いよいよ私たち4時間組のスタートとなります。と言ってもレース開始から暫くは追い越し禁止のローリングスタート方式なので焦ることはありません。今の位置をしっかりキープすることだけ考えてゆっくりと走ります。
半周ほど走ったところでアクチュアルスタートでいよいよレース開始!
まずは先頭集団に遅れること無く付いて走ることを目指します。
スタートから先頭にはマトリックスの選手がたち、その後を多くの選手が追走します。序盤の周回ではかなりの人数が脱落すること無く先頭集団をキープ。
勿論私もその中の一人です。
既に雨は上がっているのですがそれでも先程まで振り続けた雨のため路面は完全なウェット状態。皆その状態でリスクを恐れたのか集団の速度は抑え気味の様に感じます。
雨のため試走を行わなかった私にとってはラッキーな展開。この間に身体を暖めアップ代わりに徐々に調子を上げていきます。
しかし、それ程飛ばしていなかったため大人数になった集団ではトラブル続出。
集団内で接触が起こってしまったのか後ろの方で「落車~!」の声が聞こえてきます。それに何人かが巻き込まれて集団落車となってしまったようです。
序盤は路面がまだまだ濡れており前を走るバイクが跳ね上げる水しぶきが顔面を直撃しアイウェアを濡らすため視界が悪くなってしまいます。
それでも少しでも有利にレースを展開するためには出来るだけ前走者との距離を詰めてドラフティング効果を得たいですから、危険度は跳ね上がります。
ウェットコンディションのレースの難しさですね。
その後、コーナリング中の選手がグリップを失いスリップして落車するのを2回ほど見掛けました。ロードバイクの細いタイヤはウェットコンディションでは思っている以上にグリップ力が落ちるので気をつけないとコーナリング中にズルっといきます。私はダウンヒルで一度痛い目を見ているので慎重に行きましたがレース中だとイケイケ状態ですからオーバースピードになりがちですね。これもまたウェットでのレースの怖さですね。
そんな感じで落車が結構多かったものの序盤の集団は慎重に走ったためか抑え気味のペースで私は問題なく集団内で走り続けることが出来ました。

■路面は乾きいざ勝負の中盤戦
序盤はウェットコンディション故のゆっくりした展開でしたがこの日は雨が上がった後は綺麗に晴れ上がり強い日差しの中でのレースとなります。
集団が路面の水を跳ね飛ばし天気も回復したため路面温度も上がり路面は徐々に乾いていきドライコンディションのレースへと変わっていきます。
こうなると集団内の実力者にとってそれまでのスローペースがもどかしくなったのか1時間経過したあたりから軽くアタックを掛ける選手が出始めます。
最初は様子見がてらの軽いアタックで直ぐに潰され集団に吸収されるという感じだったのですがそれに釣られて徐々に集団全体の速度が上がっていきます。
この頃、開始から1時間ほど無理なく集団内で走れており「この調子なら最後まで先頭集団で行けてしまったりするんじゃね?」と調子に乗っていた私ですが、徐々に上がる集団のペースに段々付いて行くのがやっとという有様になっていきます。
ホームストレート後の登り区間で離されそうになって必死のハイケイデンスペダリングで何とか喰らいつき、バックストレート後の登りの向かい風区間で掛かる強烈なインターバルで脚力を削られ…
6分台で走っていた集団のペースが5分30秒ペースまで上がったところで本当に付いて行くだけで必死になり集団の前の方を走っていたのに徐々に集団の後方に追いやられます。
そして1時間20分ほど経過したところで上がった集団のペースに付いていけない人が増え始め私の前の方で大きな中切れが発生!
「ヤバい!これで遅れたら二度と追い付く機会はやってこない!」
と必死でブリッジをかけようとするものの周りは既に集団から振るい落とされた人ばかりで共に追いかける同走者は現れません。
冷静に考えればドラフティングを受けていても付いて行くのがやっとだったのに簡単に追いつけるわけありませんし万が一追い付けてもまた直ぐに脱落するだけなんですが何故か頑張ってしまい無駄に消耗してしまいました…
結局半周ほど頑張ってみたものの近付くどころかますます遠ざかるだけという厳しい現実に心折られ追走を断念。
しかしこの段階ではまだまだ先頭集団には大勢の選手が残っていました。
後で確認したところ集団から脱落時の順位はソロの部で22位。入賞は6位までで、先頭集団のドラフティングに乗って快走する選手との差はこの先大きく開いていくばかりでしょうから
「どう考えても入賞は絶望的な順位です」
走っている私には詳細な順位までは分かりませんが入賞とか話しにならない程の多くの人数に振り切られてしまったことだけはよく分かりました。

■中盤~終盤の苦しい戦い
先頭集団から振り切られた後はしばらく単独走を続けながらトレインを組めそうな脚の合う方を探します。暫く走っていると
「私の後ろに集団が居ますから一緒に組んで走りませんか?」
と声をかけてくださる方が現れます。これは有り難い!!
とその方の後ろについて一休み。少し走るとローテーションのサインが出ます。
「しまった…集団の最後尾につくべきだった…」と後悔しつつ前に出てその方の姿を確認しながら暫く走り続けます。が、しかし暫く走っていると
「後ろ誰も付いて来れませんねぇ…」
あれ?後ろの一人だけ確認して走っていたら他の人を全部振り切ってしまった?みたいです。これは本当に申し訳ないことです。全体のペースまで把握していませんでした。
結局その方は集団に戻られたようで私は残念ながらその集団とは脚が合いそうに無いので別れを告げてまた暫く単独走となります。
この日は激しい雨の後の気圧の影響か風がとても強く、一人では向かい風区間で強烈な風を受けとても走り辛いコンディションでした。一人で走っていては効率が悪すぎる…
と思っていたところで今度はSCOTTの新型FOILに乗っている方を見掛け良いペースで走られているようでしたので後ろに付いてみます。
「これはかなり速そうな方!一緒に走られれば心強い!」
と思い前に出て
「ここからは私が引きます!」と声をかけてみます。その方も快く話に乗ってくれて暫くの間二人で回しながらコースを快走します。一人より二人のほうが休める区間が出来るので断然楽ですしお互い励まし合いながら走る形になるので精神的にもグッと楽になります。そして二人で走っていると白いジャージの方がトレインに加わり3人トレインが成立!偶然にも3人ともfizikのサドルでしたので私は勝手に「fizikトリオ」と命名しました(笑)「fizikトリオ」結成後は走りは増々楽になります。
「この調子でずっと組んで走り続けられた良いな!」
と思っていたのですがそこに我々を周回遅れにする先頭集団のトレインが到着してしまいます。
速いトレインがあればそれに飛び乗ってしまいたくなるのがエンデューロレーサーの悲しい性。
我々は快走していたトレインを解散してそれぞれ先頭集団トレインへの再乗車を試みます。
ああ、その判断こそは間違いだった
やはり先頭集団の実力は一度我々を振りきっただけあって圧倒的で私は何とか一周だけは張り付いて走ったもののホームストレート後の登り区間で無念の再脱落。FOILの方も白ジャージの方も結局再度脱落となったようですが、長い岡山サーキットではお互い何処を走っているのか知る術は無く、再度合流することかなわず折角脚の合う「fizikトリオ」が再結成されることは二度とありませんでした。
あのまま組んで走り続けたほうが絶対にトータルでの周回数は増えたはずだったのに…(涙)
レースにタラレバは禁物ですがあのまま「fizikトリオ」で走り続けていたらどうなっていたか…考えずにはいられませんね。
先頭集団からの再脱落後は脚の合う方を見付けれれず苦しい単独走が続きます。向かい風区間は例えペースが遅い人でも後ろに付いて休むべきか、少しでも周回を稼ぐため単独で突っ走るべきか…難しい判断が求められますが、基本的には人の背中を目指して走り、追いついたら躱して次の背中を目指すという中間的発想の乗り継ぎ作戦で走り続けることになります。
レース中、ブログ村の上位のブロガーさんが所属することで有名な「臨時漕会」さんのトレインを見掛けて「一緒にローテ組ませてもらって走れたら!」と思って少しだけ後ろに付かせて貰ったのですが残念ながら脚が合わず断念。
ペースを合わせて走れる人というのは本当に貴重だったんだなぁとつくづく悔やまれます。
そんな感じで終盤まで強風に苦しみつつ単独走を続けつつも
「最後まで絶対に諦めない」
とブログで宣言していたこともあってひたすら我慢の走りを続けます。

■ちょっとだけ補給の話
ここで少し話を変えてレース中の補給についてです。4時間もレースペースで走り続けるとなると体内に蓄えたエネルギーだけでは不足でハンバーノックを起こしてしまいますので途中での補給は重要です。
かと言って必要以上に持ち込んでも重りになるだけですから適切な補給を持ち込んでタイミングよく摂取することがエンデューロ攻略の鍵と言えるでしょう。
私の作戦は
・1時間後にエネルギージェルを補給
・2時間後に「マルトデキストリン60g+アミノ酸10g+クエン酸3g+塩2g+攣り防止電解質パウダー」を溶かしこんだ500mlのボトルドリンクを補給
・3時間後に2時間時と同じドリンクを再び500ml補給

というものでした。O.H.C.のエンデューロの達人近江屋さんに
「マルトデキストリン入れてあるボトルが2本あれば十分すぎるほど」と聞いていましたが念のため一時間後のエネルギージェルをプラスして万全を期すつもりでした。
しかし一時間後にエネルギージェルを取り出しキャップを口で噛んでひねって開けようとするのですがキャップがツルツル滑ってどうしても開けられない!私は両手放し運転ができないので(笑)何度か失敗後にジェルの摂取を断念…結局
・1時間半後に250ml程ボトルドリンクを補給
・2時間後に250ml程ボトルドリンクを補給
・3時間後に500ml程ボトルドリンクを補給

というパターンで補給を行いました。結論としてはこれでエネルギー不足を感じることは全く無く補給は大成功でした。流石、近江屋さんのアドバイスは的確でした。
エネルギージェル摂取に失敗した時はどうなることかと思いましたが何とかなって良かったですw

■ついでに少しだけ私のコース攻略
岡山コースマップ
同じコースを何度も周回していると自分の得意な区間、苦手な区間というのがはっきりと分かってきます。
私の得意区間はレッドマンコーナー後です。
下りストレートで全力で加速しバイパーコーナー&リボルバーコーナーをその勢いを極力維持したままハイスピードでクリア。その勢いを駆ってこのコース一番の斜度(多分)の短い登りを一気にクリア!
このパターンで疲れの出てくる終盤にここで多くの選手を抜きました。
逆に苦手なのはホームストレート後の緩やかな登りが続く区間。この日はかなりの強風でホームストレートは逆風区間。長い逆風ストレートでかなり消耗した後に登りが始めるのでここの登りにはかなり苦しみました。
そして一番の苦手はバックストレート後のアトウッドカーブを抜けた先の長く続く登り区間です。バックストレートは追い風区間のため50km/h以上にまで速度が乗るのですがそのためかアウトウッドカーブはスピードコントロールが難しくここを曲がりきれずにコースアウトする選手が続出!コーナー先のクッションに刺さっている選手を何人か見掛けました。
何故このコーナーで皆が無理をしてまで速度を出すのかというと、その先は完全に向かい風になる上に長い登り区間になるので少しでもスピードを乗せてそこに突入したいからなのです。
このコーナーで失速してしまうと特にトレインに乗っているときは脱落必至ですのでコーナー脱出速度のキープは必須。無理のない速度でコーナーを回り、立ち上がり時に必死のハイケイデンス走で何とか速度を維持して駆け抜ける…いや本当にここでは苦労しました。

■レース終盤そしてゴール!!
脱線しましたがレースに話を戻します。
終盤は結局脚の合う方が見付からず単独走が多くなり、時々7時間部門の方と協力してみたりもするも結局ペースが上手く合わずすぐに途中解散となってしまいます。
それでも苦手区間を上手く耐え忍び、得意区間で一気に追い抜くという走りで、皆が疲れてくる終盤に少しでも順位を挽回しようと必死の走りを続けます。
レース中は自分がどの位置にいるのか全くわからないので自分が何位くらいを走っていて入賞の可能性があるのか等を知ることは出来ません。
それでも少しでも良い順位を得たいと思い粘りの走りを続けます。
幸いにも補給が上手く行ったためエネルギー不足を感じることはありませんでしたがそれでも疲労は着々と蓄積しペースは徐々に落ちていき、更に脚は勿論、腰、お尻、肩など色々なところが痛み始めます。特に腰の痛みは深刻で時々シートポジションを変えたりしながら少しでも腰に負担の掛からない走り方を模索しながら走り続けることになります。
そして長かったレースもいよいよ大詰めラスト5分となります。
この辺りになるとかなりヘトヘトなのですがここで大きな動きがあります。
何とこのタイミングで先頭集団が2度めの周回遅れにしようと私に迫ってきたのです。
その時アナウンスの声が
「先頭集団がメインストレートに差し掛かります。残り時間からこれが最後の周回になるでしょう」
と告げます。
「よし、ここで最後のひと踏ん張りだ!この先頭集団に張り付いてゴールまで走るぞ!」
最後に全てを出し尽くすにはこれ以上の展開はありません。
2度も周回遅れにされたのに今更先頭集団に張り付いたところで意味など無いだろうけど(←そんな事はなかった)ここで燃え尽きてやる!!
残された最後の力を振り絞ってラスト一周先頭集団のトレインに張り付いて全力疾走です。
苦手のホームストレート後の登りで苦しみつつもケイデンスを上げて必死の追走。得意区間のレッドマンコーナー後は勿論しっかり張り付いてそのままバックストレートも遅れず追走。後はアトウッドカーブ後の辛い登りを走り切るのみ!
ここで皆最後の頑張りを見せ集団がややバラけるも何とか力を振り絞って最後は渾身のダンシングでゴールラインを通過!!

やりました!初挑戦の4時間エンデューロ無事完走です。

当初目標としていた「最後まで先頭集団で走り抜く」ことは出来ませんでしたが今の自分の力を出し切った走りができたとは思います。
最後まで全力で走ったためフラフラになりながらピットに向かいます。会場には4時間部門のレース展開を解説しつつ上位者の発表が行われています。
何となく聞き流していたら個人部門で
「6位には下位から驚異的な追い上げを見せた山崎選手が入りました」(うろ覚え)
と告げています。えっ?まさか自分のこと?それとも同姓の選手がいるとか?
とレース結果速報サイト「ラップクリップ」を確認してみます。
そこには第6位の私の名前が確かに載っています。

「第6回晴れの国おかやま7時間エンデューロ」
4時間ソロ部門出走者187人中6位入賞


これが私の最終的なリザルトとなりました。
流石に今回ばかりは入賞はあり得ないと思っていたのですが最後まで必死で走り続け少しずつジワジワと順位を挽回しラスト一周の走りで遂に入賞圏内ギリギリの6位に滑り込みました。
レース展開は先程の「ラップクリップ」で確認できますので良かったら確認してみてください。

■レースを終えて岡山エンデューロ記念撮影
写真はレース後に撮影してもらったものですがあまりにも過酷なレースに黒く艷やかだった私の髪はすっかり白髪化してしまいました(←嘘です。光の反射で白く見えるだけです)しかし表情はニヤついて嬉しさを隠しきれていませんねw
前回の堺浜エンデューロに引き続き粘りの走りで何とかギリギリではありますが入賞することが出来本当に嬉しく思います。
序盤はウエット路面で水しぶきを受けながらの走り、中盤以降は強風下のレースながら集団内で走れない時間が長く続く本当に苦しいレース展開でしたが最後の最後まで諦めずに走り続けて本当に良かったです。

しかしレース結果を見ると5位まではトップと同一周回を走っておられ2周遅れとなった6位の私とは大きな差があります。
優勝争いに参加していたのは5位までで私は大きく遅れた後方グループのトップと言う事になりますね。メイン集団の方々との実力は大きく離れていて入賞したとは言えまだまだトップクラスとの差は大きいことが分かります。
何時かはそういった方々とも競い合えるようになりたいものですがその道程は長く厳しいものとなりそうです。
それでも最後まで諦めずに走り続けたからこその入賞ですから、取り敢えず今回だけは頑張った自分を褒めてあげたいと思います(笑)
岡山エンデューロ表彰状
まだレースの疲れが抜けず全身だるい状態が続いていますが今日一日しっかり休んでまた次のレースを目指してトレーニングを頑張っていこうと思います。
特にエンデューロレースはどうやら私には一番向いているジャンルだと思いますので、今後も積極的に取り組んでいきたいと思っています。

そんな「第6回晴れの国おかやま7時間エンデューロ」の走行データは以下の通りです。


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堺浜クリテは天気と同じく曇のち晴れ!:堺浜クリテ奮戦記

昨日は予告通り堺浜クリテに参戦してきました。
手術明け初のレース&ひとつ階級を上げての参戦となった今回の堺浜クリテ。
さて結果は如何に…

・クリテ ビギナーI:今の私の実力は…
…え~
あんまり書くこと無いんです。
物凄く簡単にまとめると、
「何も通用せず中団に沈んだまま最後まで何もなかった…」
です。

スタートに出遅れて1周目35位そこから更に沈んで一旦40位以下にまで転落後、最後だけ何とか少し挽回して最終的な順位は26位/62人です。

戦略云々の前にこのクラスで戦うにはとにかく何もかもが足りない。
集団から抜けだして前方に付ける脚力。
そしてその好位置を維持し続ける戦略。
そして最後に団子状態から抜け出せるスプリント力。


今の実力では展開の工夫云々を言う資格すらなく何度やっても入賞に絡むことは不可能でしょう。
前回のビギナーIIの2位でまたしても慢心してしまい途中中団にいても終盤に追い上げられるのでは?と甘い考えでいましたが、このクラスになると皆終盤になっても簡単には落ちてきませんし私にも集団から抜け出せるだけの力はありませんでした。

今回は勝ち上がり戦になりますのでこのクラス上位半分は第2戦となる「3Action CUP ROUND1」に進出できます。私も何とか上位半分に入れましたので引き続き第2戦を戦うことになります。

・クリテ 3Action CUP ROUND1:積極的に仕掛けてみたよ!
ビギナーI終了時に同じO.H.C.に所属し8位だったくにかつおさんと話をしました。
「クリテは積極的に仕掛けないと入賞は難しい。それに何もせず中団に埋もれたまま終わったらせっかく参加しても面白く無いでしょ?」
と言った内容のことを話されていました。
確かにビギナーIでは勿論手を抜いたわけでは無いのですが戦いかたとしては消極的で何一つ仕掛けること無く終わってしまい実力不足を痛感するとともに、何も出来なかったフラストレーションばかりが募るレースでした。
そこで3Action CUP ROUND1ではたとえ力尽きようと積極的に前に出て戦ってみることにします。
並ぶ段階から前方をキープしてスタート時には最前列を確保。アクチュアルスタート時の混乱で少し順位を落とすも一周目は7位。そのまま前方をキープして3周目には2位にまで浮上。4週目にやや順位を落とすも最終周となる5周目で挽回して最終ストレート前では多分10位前後くらいにつけていたと思います。
「この順位をキープできれば第3戦に進出できる!」と思ったのですが残念ながら脚力ギリギリの頑張りでこの段階で脚を使いきっており最終スプリントを仕掛けられる余力がまるで残っていませんでした。
冷静に戦っていたのであろう周りの選手は最終スプリントで一気に加速!
脚が終わってスプリント合戦に参加できない私は次々と抜かれていきます。
最終順位は15位/58人
勝ち上がりの資格は12位までなので残念ながら私はここで敗退です。
積極的に仕掛けたのが功を奏してビギナーIよりはましなレースが出来ましたがスプリント力を残さず使いきってしまう実力不足を痛感する事にもなりました。
このレースのように前方の良い位置をキープして走りつつ最後にスプリント勝負が出来る脚力を身に付けるのが今後の課題というか目標ですね。

・Ridley仲間がいましたよ
話は少し変わりますが今回ビギナーIIから参加されたYさん(一応名前は伏せさせていただきます)という方がおられ、珍しく同じRidleyのNOAH乗りと言うことで一緒に行動させていただきました。
堺浜クリテではRidleyは殆ど見かけません。多いのは、MERIDA,PINARELLO,Cannondale,KUOTA,Bianchiといったところでしょうか。何故か高級ブランドのPINARELLO率高しw
そんな中、RidleyのNOAHは他にはまったく見掛けなかったのでお互い気になっていたようです。
このYさんレース経験が少ないためビギナーIIからの参加でしたが強い強い!
ビギナーII→3Action CUP ROUND1→ROUND3→3Action CUP勝ち上がり&ELITE敗者復活戦
と次々と勝ち上がって合計4レースを戦い抜かれました。
更にこの後の90分エンデューロも走られたのですから超人的ですね。
同じNOAH乗りながら実力は雲泥の差でしたが大いに刺激を受けました。


・午後からは90分エンデューロ!
この日は天気は午後から雨予報だったのですが昼頃に曇ってほんの少しパラついただけで雨は過ぎエンデューロが始まる頃には日差しも戻り少し暖かいくらいの穏やかな天候となりました。
風は海沿いの堺浜らしくやや強めの風が吹いているものの前回ほど強い風ではなく比較的走りやすそうです。この好条件、吉とでるか凶とでるのか…
私はクリテでは思うような結果を出せませんでしたので
「エンデューロでは何とか挽回したい!」との思いで気合が入っていました。
目指すは2戦連続の入賞です。
その為場所取りも積極的に行い最前列を確保。まあエンデューロの場合、場所取りはそれ程重要では無いのですがw
そしていよいよレーススタート。何時もの様に先頭はチームMATRIXの選手が占め上位を目指す選手がそれに続いて先頭集団のMTRIXトレインが形成されます。
勝利への切符「MTRIXトレイン」これが今回のレースの明暗を分けます。
最初の10分くらいは大勢の選手がMTRIXトレインに乗って快走を続けますが今回は風が弱めだったためか明らかに前回よりペースが速いです。
前回は15分くらいは付いて行けたのですが今回はそれより速い10分過ぎくらいで立ち上がりで差をつけられて遅れだし僅か10周ほどで早くもトップ集団に付いて行くことが出来なくなってしまいました。
先頭集団に乗れるかどうかで周回ペースは劇的に変わります。私は8周目までは1分20秒台前半でラップを刻んでいたのに先頭からちぎられた後は1分30秒台にタイムが落ちてしまいます。短い堺浜コースで一周10秒も差をつけられてはたまったものではありません。
先頭集団との差はあっという間にぐんぐんと広がり、間もなく周回遅れにされてしまいます。
私も必死で走るのですが単独走ではどうにもならず、いつしか先頭集団からは3周ほど差をつけられてしまいます。
(ちなみにRidley NOAH仲間のYさんも4レース走った後にもかかわらず先頭集団をガッチリキープしてました。超人か!)
この段階で先頭集団には恐らく10人ほど残っていましたから
「10人ほどに3周近い周回差をつけられた」
という絶望的な状況になってしまいました。入賞は6位まで…エンデューロとしては短い90分のこのレースで3周も差を付けられたとあっては最早入賞は絶望的です。
「やはり前回のレースで入賞できたのはメンバー的に恵まれたマグレに過ぎなかったか…」
と悲しい気分になりましたが、だからと言ってレースを諦めるわけにはいきません。
それでも10位くらいにならもしかしたら入れるかも?と諦めず走り続けます。

さて先頭集団から脱落した私はせめて第2集団には留まりたいと思い第2集団を探します。
それらしき集団はすぐに見つかりますがこれがどうにも脚が合いません。第2集団のペースだと少し遅すぎると感じるのです。それでも少しの間第2集団で走っているとまたしてもMATRIXトレインが私達を周回遅れにしていきます。
しかしよく見るとトレインに残っている選手が随分減っています。この段階で2~3人ほどだったでしょうか。
(超快速特急MATRIXトレインはこの後も次々と乗客を振り落とし結局最後にはたった一人しか残らないことになるわけですがそれは別の話(笑))
これを見て諦めかけていた希望の光が再び灯るのを感じます。
「もう入賞圏内の選手の何人かは自分を周回遅れにする先頭集団には居ない。ここから巻き返すことが出来れば私の入賞の目もあるかも!」
とは言え既に3周ほど周回遅れにされた後。先行する実力派相手に普通に走っていてはその差を取り戻せるはずがありません。
そこでここで一か八かMATRIXトレイン再乗車を試みます!
前回のレースでもトップ集団に再度乗ろうと試みたことは何度かありますが只の一度も一周たりとも付いて行くことはできませんでした。しかし入賞へのか細い道はここにしか有りません。
乗るしか無いこのビッグウェーブに!!
MATRIXトレインが私を周回遅れしようとすることろで一気に加速してその最後尾に取り付きます。これでドラフティング効果で一気に楽に…なるわきゃねぇ!!!
その超速トレインはドラフティング効果をぶち破るような速度で走り続けます。
特にコーナーの立ち上がりが凄まじい!全力踏みして辛うじて縋り付けるギリギリの走り。キツい。立ち上がりでかかる強烈なインターバルが脚力と体力をゴリゴリ削っていきます。
それでもこのトレインが最後の希望。どう考えても今の私の実力ではトレインにずっと乗り続けることは出来ません。それでも前との差を詰めるため少しでも長くトレインに縋り付くのみ!
しかし最初は2周程しか付いて行くことが出来ずに脱落…

以降は基本的には以下のパターンを繰返します。(タイミング次第で多少変わります)
・MATRIXトレイン脱落後は第2集団を探して必死で追いつき少しだけ脚を休める
・脚が回復したら集団の義務としてして暫く先頭を引く
・ある程度のところで第2集団を振りきってしばらく単独走
・MATRIXトレインが追いついたら再度乗車を試みる


要するにMATRIXトレインと第2集団の交互乗り換えです。
MATRIXトレインに乗っている間に少しずつ先行者との距離を詰め、第2集団で走っている間に脚を休ませるという戦略ですね。

そして後半になるにつれMATRIXトレインも多少の疲れがあるのか乗り続けられる時間が少しずつ伸びていきます。
それと同時に私自身コーナーの立ち上がりのパワーのかけ方にも少し慣れてきました。
とは言えそれでも4周付いて行けたのが最長だったでしょうか?

時々利用させてもらうだけでも、速すぎるMATRIXトレインの効果は絶大で先行していると思われる方を何度か周回遅れにしていきます。
その中にはRidley NOAH仲間のYさんの姿も…快走されていたYさんは中盤に足が攣ってしまったようで脚を叩きながら苦しい走行を強いられている様子。ここまでに既に4レースも戦われているのですから無理も有りません。足攣りさえ無ければ表彰台確実のペースで走られていただけに気の毒ですが私も自分のレースに必死ですから情けをかける訳にはいかず悪いと思いながらも周回遅れにさせていただきます。

終盤になって疲れを見せペースの落ちる第2集団を何度か周回遅れにしながら私も必死の走り。
果たして先行する上位入賞候補者との差はどれだけ詰まったのか?残念ながら走っている私には分かりません。
このペースで走り続ければきっと追い付くに違いない!
そう信じて限界ギリギリの走りを続けます。
余裕のない走りを終始続けていたため残り時間10分ほどになると流石に苦しく最早MATRIXトレインに飛び乗る力も残っていません。
それでもここまでの走りで挽回できているに違いないと信じて必死の単独走。速そうな人を見つけては追い付き追い越す事で一つでも順位を上げられればと足掻き続けます。
そんな走りを続けながら最後まで全力を振り絞りついにゴール!!!

結果は分からないながらも全力は出しきりました。

完走後は再びYさんと合流し結果発表を待ちます。
そして結果は…
「五位入賞です!!!」
やりました。粘りの走りが実を結び今回も入賞しました!
ちなみにレースデータを確認しますと
27周まで11位
44周目で9位に浮上
52周目で6位
最終的には60周回と終盤のMARIXトレイン効果で入賞圏外から一気に挽回しているのが分かります。
もし途中で入賞は無理そうだからと諦めて第2集団内で走っていたらこの結果はあり得ませんでした。
本当に諦めずに最後まであがき続けて良かったです。
一度脱落しかけてからあがいてあがいてギリギリでの入賞は本当に嬉しく思います。
とは言え今回もトップとの差は大きく5周回も差を付けられてしまいましたし開始10分ほどでトップ集団から早々に脱落してしまうなどまだまだ上位との実力差は大きいことも思い知らされました。
次の機会にはもう少し上位集団と一緒に走り、更に上を目指せるようまだまだ練習を重ねて行きたいところです。
roadEnduro160927

そんな訳で今回の堺浜クリテでは、まだまだビギナーIでは通用しない己の実力不足を痛感するとともに、90分エンデューロにその悔しさをぶつけて2戦連続となる入賞とこちらは満足できる結果を得ることが出来ました。
自己評価ではクリテ40点、エンデューロ90点といったところでしょうか。
クリテビギナーIでも入賞できる脚力を身につけることを目指しこれからも練習に励んでいければと思っています。
でもその前に今度こそヒルクライムモードに切替えて、次は2週間後の「伊吹山ヒルクライム」を目指します!

今回の走行データは以下の通りです。
クリテ ビギナーI

クリテ 3ACTION CUP ROUND1

90分エンデューロ


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